萌えてばかりもいられない!

そんなに色々なことにやたらと深い造詣などいだけないから適当に綴っていこうかしらん

わが投資術

2024-03-22 13:30:00 | 推薦します!
今まで幾つかの株の指南書を読んできたが、これに匹敵するものがあるだろうか?

清原達郎氏著 わが投資術である。

ただ、只し、理解を一歩一歩していく必要はあるので、電卓とスマホで言葉の真意を直ぐに調べる環境はどうしても必要である。
どうも微妙に証券用語とも違う、独特の言葉遣いをしているようにも思えるので、辞書必携です。

金融用語が先ず分かり難いというのは分かって貰えるだろうか。

“マイナス金利の解除”って言葉だけで、もうひっちゃかめっちゃかな意味不明な感じは感じて貰えるはず。金預けると利子払うって一体なんだよ。それを解除?したら?ん?正常なだけじゃなくて?という具合である。

PERにしたってPBRにしたって、上がったらいいのか?下がったら駄目なのか?が直感で分からなければいけない。
いけないことはないが、分かるレベルでないと何をしたらいいのかが分からないだろう。
ヘッジファンドで個人資産800億円を稼ぎ出した達人が、平成のライブドア事件からリーマンショック、アベノミクスやら、令和のコロナパンデミックの中で、どんな見切りを立ててどう挑んでいったのか。最後は成功しているが危機は何度もあるのである。(但しそこいら中の見立ては流石な印象です)
株は結果騰がるとかいう変な理屈ではなく、どう考えるべきかの一側面を見せつけてきます。
もちろん、

教訓は胸に仕舞い、日頃から何を見つめて銘柄を選ぶのかを考えに考えた。
発売日の仕事帰りに購入して、3週間じっくりと読んだが、家族に薦めてみようかと思う。
ハードルは高いが、株とはを学ぶのに丁度良いかもしれないと勝手に思っている。

一番参考になったのは、どうして株価が何倍にもなっていくのか?という構図です。

もう一つは会社の安定性の指標ですね。
もしかしたら、自己資本比率の高さが裏返しであるかもしれませんが、大企業では当てはまりません。今まで使ったこともない考えでした。
(※新薬メーカーとかは自己資本比率が高くても安全性が高いかは未知。是非読んで実際の数値に当て嵌めてみてください。ネットキャッシュという概念です)
色々その指標で調べてみて気付いたのですが、成長が飽和すると、爆発的な伸びはない代わりに、負債を多くしても資産が有効に働き出すので、利益が潤沢に稼げるのです。
ここが会社の価値がBSでは瞬時には判断出来ないところです。
考えなければ勝ちはありません。
損切りなんかしませんが期限がない方法論を考えてみたいと思います。
一応お断りに書いておきますが、この本の様なスレスレな投資を奨めてはいません。こればかりは情報量と処理速度、勝負勘がどうしても必要なのです。
そこ以外にも読んで理解して実践した方がいい参考箇所は沢山あります。

水原一平さんがギャンブルだか違法賭博だかで大騒動が起きてる中で、株投資を勧めるのはどうかとは思いますが、時期ワルッなんて思わず(笑)、参考にしてみて下さい。

本日、有給にて確定申告やら色々な雑事に奔走。この後は理髪店で締め括ります。

それでは皆さま、良い週末を!

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