萌えてばかりもいられない!

そんなに色々なことにやたらと深い造詣などいだけないから適当に綴っていこうかしらん

平和

2024-08-18 06:01:00 | 日々の疑問


生きてることが当たり前じゃない。

早田ひな選手の帰国後の会見から、特攻隊の歴史が脚光を浴びている。
昨晩のNHKスペシャルも特攻隊員の話。

新聞メディアも、隊員を讃え、各行政区域毎に割当もされ、否という希望も書けない状況で次々と戦地に駆り出され、負け戦の交渉有利の為に、丸で麻薬のようにして敢行された蛮行作戦だったと解説がされた。

英雄扱いの為には、教員が激励し、行政が碑を建て、勇ましい歌詞の歌を作り、住民が弔問をアイドルに群がるように行う。
国が狂ってしまったら、歯止めが効かなくなり、相手も戦闘員でない民間人の生活を狙った空襲や原爆、上陸殺戮作戦までにエスカレートしていく。

敗戦は嫌戦の意識に強く訴え、国家が持つ戦争交渉権の行使の抑止に強く繋がっていく。
なのに、現実の世界は、戦争が止まない。

身近ではないが、近辺では常にきな臭い。地球規模では常にそこかしこである。

武器は使わなければ、貯まっていく。資本主義のゴーイング・コンサーンは、武器製造会社に永続性を帯びさせ、人類が過激に打撃しあう容量を増やし合っていく。

第三次世界大戦が非現実であっても、テロという形との関わりが多様化を極めて、国家間で疑心暗鬼を生み出し、飛び火してしまえば、どこかに不可逆的な末路への行進が止まらない感じも漂う。

国家は守られる前提で維持が叶う。
海洋という、大きな堀とも思える周縁を守れる規模の軍隊はどうあるべきなんだろう。
反撃能力をお互いに隠し持っている状態まで来ないと、平和維持が私には難しく思える。
国防にばかりお金をかけるべきではないのかもしれないが、当たり前を手繰り寄せる努力の形に明確なものがないと、戦争を止めない国家が出現した時に余りにも無策に思えてしまう。

平和が当たり前なものかを考えさせられる、お盆の8月15日を越えた今日此の頃です。
早田ひな選手、どうもありがとう

コメント (4)    この記事についてブログを書く
« 知らんうちに買えてた銘柄など | トップ | 8月の投資資産の推移 »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (mac68615)
2024-08-20 05:54:58
@southandnorthface さん、おぉ、コメントどうもありがとうございますm(_ _)m
しかも熱の籠った熱いコメント、ありがとうございますm(_ _)m

オリンピックとこの前の大戦、なるほど。
私には連覇の難しさが、改めて伝わりました。
前回金を取ったんだから、今回もという期待を持つのも分かり易いんで報道や前評判もかなり目にしました。
ただ、一回世界一になった人の練習相手っていないし、目標の設定も難しい。維持で良いのかも計り知れない。
そんな環境や心労の多いチャンピオンに、もう少しリスペクト溢れる投稿があってもいいのになぁ~。との感想でした。
色々な意見が飛び交う柔道。本当に皆様の、代表になったことへのプレッシャーをいつの日か前もって払ってあげたいです。

大丈夫かしら?私、非国民みたいになってませんか?(笑)
返信する
Unknown (southandnorthface)
2024-08-19 07:04:17
自分もNHKスペシャルの番組をみました。
同調圧力を求める国民性は今も引き継がれているなと感じたのと、専門家が指摘していましたが国の指導者の問題だけでなく、国民そのものがこの作られた舞台装置の中で高揚感に酔っていた部分もあったかと思われます。そもそも戦争に踏み切った背景には、国民の強い後押しがありました。
そうした中で期待を背負わされ、その期待に応えないといけないという義務感が生じて葛藤を抱えながら特攻隊に志願してしまう。それは今年のオリンピックをみても同じでした。金メダルを期待された選手が銅メダルに終わったときに観客席に向かって涙を流しながら謝罪する姿は、日本人はなにも変わってないように思われました。
返信する
Unknown (mac68615)
2024-08-19 01:53:37
@zooeyさん、
コメントをどうもありがとうございますm(_ _)m
美しい負け方ですとか、悲壮感漂う敗戦ですとか、敗戦国は極端に後ろ向きだった歴史を持っていて、国威発揚が当たり前の国家に戸惑ったりします。
今はただ、何が正解なのかをたくさん考えた方が、いつか本物の平和を手にすることに近づけると願うばかりです。

息子と話し合う機会、作ってみます!
返信する
Unknown (zooey)
2024-08-18 22:08:34
早田選手が、特攻資料館に行きたいといってくれたおかげで
若い人にもその名が広がったことでしょうね。
素晴らしいと思います。
私はそうした本や映画に数々接してきましたが
息子たちにその話をすると嫌がられるのです。
避けては通れない、自国の歴史なのにね。
返信する

コメントを投稿