Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

初体験 リッジモント・ハイ(158)

2016-01-22 00:10:00 | コラム
先日の降雪の日も、チャリで取材に出かけていた。

無謀かもしれんが、積もったら当たり前のようにチャリを押して歩きますって。
どうせ電車も本数減らすわけだし、「より」危険が少ないのはチャリなのかもしれない、、、と。

そう出来るのは、雪国育ちだから?

なんていうことをいってくるひとも居るが、だから群馬は群馬でも館林というところは、群馬の「先っぽ」であり、この地図上でいえば「熱帯」地域なのである。



であるからして、雪は東京程度にしか降らない。
つまり雪に慣れていない。
それでも降雪の日にチャリで出かけるというのは、単にバカだからなのだろう。


雪の映画といえば、やはりコーエン兄弟の『ファーゴ』(96)。

トップ画像の駐車場俯瞰も素晴らしいこの作品は、白い背景に赤い血が流れる犯罪映画で、それまで通受けしていたコーエン兄弟が一般層にまで評価を受けた快作だった。

大金をめぐる犯罪劇『シンプルプラン』(98)や、



脚本家ポール・シュレイダーが自らメガホンを持った『白い刻印』(97)も悪くなかった。

雪を背景にすると穏やか、あるいはロマンチックな物語を想像しがちかもしれないが、鬼才はちがう。
映画史に名を刻む雪の映画たちは、大抵が「闇」「病み」を抱えているのであった。

もちろん、雪が降ってくる謎を想像力溢れる物語に仕立てた『シザーハンズ』(90)のような名作もあるけれど。。。

ひとつだけはっきりといえることは、そういう傑作群を前にすると、『私をスキーに連れてって』(87)なんか、お呼びじゃないってこと。


そんなわけで、冬のスポーツの話。

前述したとおり、熱帯地域で育ったのでスキー、スケート、スノボーは不得手である。
滑れたら格好いいな!! とは思うけれど、思うだけでやろうという気が起きない。
だから、ふつうに滑れるというだけでそのひとのことを尊敬してしまうのだった。

観るのは好きだよ。
モーグルの上村愛子ちゃんはずっと応援していたし、ジャンプの高梨沙羅ちゃんは、次の五輪こそメダルを取ってほしいと切に願っている。
ただ冬季五輪に関しては、競技が急に増え過ぎて「そのちがい」が分からなかったりするのだけれども。
(あと、雪のなかでの競技ではないが、フィギュアスケートもずっと観ている。個人的には、村主章枝が好きだった)


現在までの、冬のスポーツの体験回数をまとめてみる。

スキー 3回
スケート 10回
スノボー 0回

ね、この程度なんですよ。

10回やっているスケートにしても、じゃあ上手に出来るのかといわれれば、そんなこともないし。


今回の初体験シリーズは、「初めてのスキー」でいってみたいと思う。
(以前語ったような気もするが、現在の文章センスで「もういちど」展開してみよう)

自分の記憶が正しければ、あれは、中学1年の冬であった―。


つづく。





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明日のコラムは・・・

『初体験 リッジモント・ハイ(159)』
コメント (2)
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