とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2024岡の里名水マラソンツアー:2日目岡の里名水マラソン

2024-03-06 22:22:58 | マラソン
マラソン当日の朝となった。スタート時間は10時という事で、朝は比較的のんびりだ。スタート会場は宿から歩いて15分くらいなので、朝食もしっかりとって8時半過ぎに会場となる竹田市総合運動公園に向かう。

着替えなどを荷物置き場に置き、グランドの方に出ると、開会式が始まっていた。参加者は、全種目入れても1000人程度と、のんびりした風景だ。


スタート前に、表彰台の上に乗って写真を撮り、表彰者の気分だけ味わう。


フルマラソンスタート時間直前となり、スタート地点前にランナーが集まる。


因みにフルマラソンのコースは、下記の通りだ(大会公式HPより)。


10時ちょうどにスタートとなり、まずはトラックを1周する。


スタート地点からすぐに急坂の下りとなるが、すぐに緩やかな上りになって山の方に向かっていく。10キロほど走ると、石積みの歴史のありそうな橋が見えてきた。正式名称は「明正井路(めいせいいろ)第一拱石橋」といい、1919年(大正8年)に竣工され、連数(6連)、橋の長さ共に日本一を誇る石橋水路橋だ。現在も水路には水を湛えているそうで、美しい6つのアーチが山裾の川から車道までを跨いでかかる堂々とした姿が印象的だ。


明正井路第一拱石橋を過ぎると最初の分岐となり、神原渓谷(こうばるけいこく)沿いの道に入る。


神原渓谷は、祖母山を源流とする神原川の渓谷で、約9kmにわたって渕あり瀬あり滝ありの変化に富んだ景観が続く。


15キロ地点で最初の折り返しとなる。


今まで徐々に登ってきたので、折り返し後は、下り坂となり、気持ちよく走っていける。


すぐにエイドがあり、タイムを稼ぐ前に水分と食料を補給していく。


21キロ地点で、もう一つの折り返しコースの分岐となり、26キロ地点までの上り坂を進む。2番目の折り返し地点が見えたときはホッとする。これで、残りはほとんどが下り坂だ。


あとは、写真を撮る余裕もなく、ひたすらゴールを目指し走る。ゴール直前の残り1キロ過ぎから激坂の上りとなるが、なんとかクリアして、竹田市総合運動公園のゴールにたどり着いた。走る前は、時間内にゴールできるか不安だったが、走ってみれば最近のタイムと比べると意外と早くゴールできたので自分でもビックリ。


会場を出て宿に向かうが、帰り道にある竹田市歴史文化館・由学館の奥にある国指定史跡「旧竹田荘」に寄っていく。竹田荘(ちくでんそう)は、江戸時代の文人画家、田能村竹田の住まいであった武家屋敷だ。


竹田荘右手の階段を登っていく。


階段を上った先にあるのが画聖堂で、田能村竹田の作品が展示されている。


一番奥には、田能村竹田の像が祀られている。


竹田市歴史文化館では、竹田市の歴史などがいろいろ紹介されていたが、一番興味をそそられたのが、前日立ち寄った岡城跡のジオラマだった。


そして、もう一つ立ち寄ったのが、愛染堂だ。城下町竹田で現存する最も古い建物で、寛永12年(1635)に二代藩主中川久盛により建立された。本尊の愛染明王は恋愛成就の願掛けで有名だというが、竹田市のポスターではこの石段がいい雰囲気で撮られていた。


「2024岡の里名水マラソンツアー:3日目別府観光」に続く。