先週末は、過去のスキーブームの折には正月三が日の人出ランキングで「明治神宮」「東京ディズニーランド」と並ぶほどの上位の常連であったという苗場スキー場に初めて行ってきた。ピーク時は年間380万の来場者数を誇ったが、現在は1/3程度に減少はしているものの、単一のスキー場の来場者数は日本第1位だという。いわゆるユーミンの苗場コンサート会場としても知られているスキー場である。
浜松からでは、かなり遠いイメージがあり、今まで行きたくてもとても無理ではないかと思い込んでいたが、最近関越道を使う機会が増え、苗場方面への土地勘というものが生じてきていた。一度は行ってみたい憧れのスキー場だったので今シーズンの初滑り場所として考えていた。当然、宿泊は苗場プリンスホテルである。ネットで検索したら、アーリーチェックインでリフト二日券付き一泊二食プランが見つかった。早速、スキー友達4人を誘って5人で行くことになった。
浜松を午後8時過ぎに出て、東名、中央高速、圏央道、関越道を経由して月夜野ICから国道を走る全部で420キロほどの距離を約6時間で走った。幸いなことに渋滞や降雪もなく順調な行程であった。苗場プリンスホテルに着いたのは、土曜日の午前2時過ぎだった。ホテルの駐車場に入ると、こうこうと照らされたイルミネーションと巨大なホテル群に圧倒された。道路には、雪を溶かす水が流されており駐車場への誘導も親切である。入口前でうろうろしていると、早速ホテルマンが駆けつけ、誘導してくれた。さすがに有名ホテルはサービスが違う。
深夜のチェックインを済ませ、早速部屋に入ることが出来た。ゲレンデ側と駐車場側の部屋にそれぞれ別れ、まずは一眠りする。さすがに、眠気が一気に押し寄せ午前7時くらいまで爆睡した。朝目覚めて、カーテンを開けると、真っ青に晴れ上がった空に真っ白なゲレンデの風景が飛び込んできた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/d2/792fa02754f76fa59a3d02d2343c6373.jpg)
この日の天気は、午前中晴との予報であり、急いで朝食を済ませゲレンデに向かうことにした。スキーロッカー近くでは、このスキー場のマスコットキャラの「パンダルマン」が子供たちの人気を博していた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/a1/eb203b43f4e606e7442a07337dc6979e.jpg)
さて、支度を済ませ真っ先にスキー場の最高地点を目指すことにした。苗場スキー場は、筍山(1789m)の斜面に作られている。まずは、第一ゴンドラで山頂駅に向かった。
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山頂駅からのゲレンデは、まだ滑っている人が多くなく、圧雪された斜面は滑りやすそうである。一旦滑って、本当の山頂に向かうリフト乗り場まで行くことにした。
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これが、筍山山頂からの雪景色である。素晴らしい景色に、スキーヤーたちも写真撮影に余念がない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/8f/a291a70a9c18e806fb2a342db596352c.jpg)
こちらは、日本百名山の一つである苗場山だ。平らな山頂が特徴的である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/90/7aa5a1920a83c6dcc64aca42cabbca4a.jpg)
反対側に目を転ずれば、魔の山として知られる谷川岳のトマの耳とオキの耳が見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/90/ca1655ea8efceb6263cec31c11531e03.jpg)
また、下のほうには、ホテル群が見える。いとも簡単にこんな高い場所に来てしまったという感が強くなる。
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ひとしきり、山頂で展望を楽しみ一気に4キロのダウンヒルを滑りホテルを目指す。
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ホテル前の一角には、「パンダルマン広場」があり、子供専用のゲレンデとなっている場所があった。小さい子供も、こんな場所で遊ばせたら、スキーが大好きになりそうだ。
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いくつかのコースを滑った後、ホテル内のレストランで昼食を済ます。幸いなことに、まだ天気はもっていた。降雪もないので、せっかくここまで来たからには、世界最長だという「ドラゴンドラ」に乗って隣にある「かぐらスキー場」まで足を伸ばすことにした。「ドラゴンドラ」の別名は苗場 - 田代ゴンドラといい、全長は5481mもあり乗車時間は20分近くも乗ることになる。因みに「ドラゴンドラ」の名称は松任谷由実によって名付けられたそうだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/58/301b1acb392ca22762a2ed8273231dfd.jpg)
全長5481mのこのゴンドラの長さは半端じゃない。いくつも山を登ったり降りたりと、景色の変化がめまぐるしい。しかも、急降下する場面が何度もあり、ジェットコースターにのっているような感覚を味わえる。支柱に当りそうな角度で動いていく時は、おもわず叫び声をあげてしまうほどだ。
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長いゴンドラを降りると、日本でも屈指の広さを誇る「かぐらスキー場」に到着した。ちょっと足を伸ばしただけなので、全エリアを滑るほどの時間はない。田代エリアだけを数回滑る。このあたりは、なだらかで広い斜面が多い。初級者向けのゲレンデが多いようで景色を楽しみながら滑るには気持ちよいゲレンデである。ここからも苗場山と神楽ヶ峰がよく見える。
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また、反対側には、真っ白い雪を被った谷川連峰の姿も美しい。
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リフトに乗ると、下の雪面には兎のような小動物の足跡が点々と残っていた。
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かぐらスキー場であまりのんびりしているわけにも行かないので、再び「ドラゴンドラ」で苗場スキー場まで戻る。ゴンドラの窓からは木にかじりついた野生のサルたちを何度も見かけた。このあたりの山々には多くのサルが生息しているようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/67/d5df2152031382413ba89291fb8dc6ea.jpg)
苗場スキー場に戻った後は、数回リフトを乗り継いでホテルに戻った。いろいろ回っただけにさすがに疲れた。苗場温泉で疲れを癒してから、たくさんあるレストランの中からスキヤキとくしフライの店に入り夕食とした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/fc/8a33e96afcbb94a47706c25dc1363441.jpg)
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夕食後も、アルコールを持ち込んで部屋で二次会である。疲れているはずなのに、初めてのスキー場ということでみんな興奮していたのか意外と元気だった。ナイター終了後には、ゲレンデ内で花火の打ち上げがあり、雪の降る中での花火見物となった。そして、この日の夜はサッカーの日本対オーストラリア戦があった。私は眠ってしまったが、友人の一人は最後まで見ていたようだ。
夕方からの雪は、翌日もずっと降り続き日曜日は生憎の天気だった。この日は、2時間程度滑っただけで撤収である。若い頃のようにガツガツ滑るつもりもない。帰りの高速道路の渋滞も心配なので、昼前にはホテルを出て帰路についた。渋滞の時間帯から外れていたようで順調に帰ることができた。今シーズンの初滑り、まずは無事に終わった。
浜松からでは、かなり遠いイメージがあり、今まで行きたくてもとても無理ではないかと思い込んでいたが、最近関越道を使う機会が増え、苗場方面への土地勘というものが生じてきていた。一度は行ってみたい憧れのスキー場だったので今シーズンの初滑り場所として考えていた。当然、宿泊は苗場プリンスホテルである。ネットで検索したら、アーリーチェックインでリフト二日券付き一泊二食プランが見つかった。早速、スキー友達4人を誘って5人で行くことになった。
浜松を午後8時過ぎに出て、東名、中央高速、圏央道、関越道を経由して月夜野ICから国道を走る全部で420キロほどの距離を約6時間で走った。幸いなことに渋滞や降雪もなく順調な行程であった。苗場プリンスホテルに着いたのは、土曜日の午前2時過ぎだった。ホテルの駐車場に入ると、こうこうと照らされたイルミネーションと巨大なホテル群に圧倒された。道路には、雪を溶かす水が流されており駐車場への誘導も親切である。入口前でうろうろしていると、早速ホテルマンが駆けつけ、誘導してくれた。さすがに有名ホテルはサービスが違う。
深夜のチェックインを済ませ、早速部屋に入ることが出来た。ゲレンデ側と駐車場側の部屋にそれぞれ別れ、まずは一眠りする。さすがに、眠気が一気に押し寄せ午前7時くらいまで爆睡した。朝目覚めて、カーテンを開けると、真っ青に晴れ上がった空に真っ白なゲレンデの風景が飛び込んできた。
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この日の天気は、午前中晴との予報であり、急いで朝食を済ませゲレンデに向かうことにした。スキーロッカー近くでは、このスキー場のマスコットキャラの「パンダルマン」が子供たちの人気を博していた。
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さて、支度を済ませ真っ先にスキー場の最高地点を目指すことにした。苗場スキー場は、筍山(1789m)の斜面に作られている。まずは、第一ゴンドラで山頂駅に向かった。
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山頂駅からのゲレンデは、まだ滑っている人が多くなく、圧雪された斜面は滑りやすそうである。一旦滑って、本当の山頂に向かうリフト乗り場まで行くことにした。
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これが、筍山山頂からの雪景色である。素晴らしい景色に、スキーヤーたちも写真撮影に余念がない。
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こちらは、日本百名山の一つである苗場山だ。平らな山頂が特徴的である。
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反対側に目を転ずれば、魔の山として知られる谷川岳のトマの耳とオキの耳が見える。
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また、下のほうには、ホテル群が見える。いとも簡単にこんな高い場所に来てしまったという感が強くなる。
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ひとしきり、山頂で展望を楽しみ一気に4キロのダウンヒルを滑りホテルを目指す。
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ホテル前の一角には、「パンダルマン広場」があり、子供専用のゲレンデとなっている場所があった。小さい子供も、こんな場所で遊ばせたら、スキーが大好きになりそうだ。
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いくつかのコースを滑った後、ホテル内のレストランで昼食を済ます。幸いなことに、まだ天気はもっていた。降雪もないので、せっかくここまで来たからには、世界最長だという「ドラゴンドラ」に乗って隣にある「かぐらスキー場」まで足を伸ばすことにした。「ドラゴンドラ」の別名は苗場 - 田代ゴンドラといい、全長は5481mもあり乗車時間は20分近くも乗ることになる。因みに「ドラゴンドラ」の名称は松任谷由実によって名付けられたそうだ。
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全長5481mのこのゴンドラの長さは半端じゃない。いくつも山を登ったり降りたりと、景色の変化がめまぐるしい。しかも、急降下する場面が何度もあり、ジェットコースターにのっているような感覚を味わえる。支柱に当りそうな角度で動いていく時は、おもわず叫び声をあげてしまうほどだ。
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長いゴンドラを降りると、日本でも屈指の広さを誇る「かぐらスキー場」に到着した。ちょっと足を伸ばしただけなので、全エリアを滑るほどの時間はない。田代エリアだけを数回滑る。このあたりは、なだらかで広い斜面が多い。初級者向けのゲレンデが多いようで景色を楽しみながら滑るには気持ちよいゲレンデである。ここからも苗場山と神楽ヶ峰がよく見える。
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また、反対側には、真っ白い雪を被った谷川連峰の姿も美しい。
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リフトに乗ると、下の雪面には兎のような小動物の足跡が点々と残っていた。
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かぐらスキー場であまりのんびりしているわけにも行かないので、再び「ドラゴンドラ」で苗場スキー場まで戻る。ゴンドラの窓からは木にかじりついた野生のサルたちを何度も見かけた。このあたりの山々には多くのサルが生息しているようだ。
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苗場スキー場に戻った後は、数回リフトを乗り継いでホテルに戻った。いろいろ回っただけにさすがに疲れた。苗場温泉で疲れを癒してから、たくさんあるレストランの中からスキヤキとくしフライの店に入り夕食とした。
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夕食後も、アルコールを持ち込んで部屋で二次会である。疲れているはずなのに、初めてのスキー場ということでみんな興奮していたのか意外と元気だった。ナイター終了後には、ゲレンデ内で花火の打ち上げがあり、雪の降る中での花火見物となった。そして、この日の夜はサッカーの日本対オーストラリア戦があった。私は眠ってしまったが、友人の一人は最後まで見ていたようだ。
夕方からの雪は、翌日もずっと降り続き日曜日は生憎の天気だった。この日は、2時間程度滑っただけで撤収である。若い頃のようにガツガツ滑るつもりもない。帰りの高速道路の渋滞も心配なので、昼前にはホテルを出て帰路についた。渋滞の時間帯から外れていたようで順調に帰ることができた。今シーズンの初滑り、まずは無事に終わった。