とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

WebアルバムはSkyDriveが一番使いやすい

2013-10-31 23:50:40 | インターネット
デジカメで写真を大量にとるようになってから、仲間への写真の配布はいちいち焼き増しして配布するのもいいが、数が多いと大変だし面倒くさい。そんな時、インターネットの中に画像を保管し、アルバムを作成して仲間に公開することのできる無料のWebアルバムは便利だ。

いろいろ使ってみたが、数あるWebアルバムの中でも、使い勝手がいいのは下記の二つしかない。
・Picasa Webアルバム(Google提供)
・Windows Live SkyDrive(マイクロソフト提供)

Picasa Webアルバムの特徴は、無料の写真編集ソフトウェア「Picasa」を使うと、パソコン画像を加工できることだ。そして、デジタル写真を管理、編集し、オンラインアルバムを作成して友だちと共有することができる。保存容量は、最大 1 GB までである。以前は、友達と共有するためにPicasaを使っていたが、何故か見ることができないという人がいたりして共有することはやめてしまった。今は、もっぱら暗い画像を明るくしたり、トリミングなどの画像処理用に重宝して使っている。

Windows Live SkyDriveもPicasaと同様な特徴があるが、写真や動画、ドキュメントなどを最大25GBまで無料で保存できるという点がずば抜けている。写真のサイズも自動的にリサイズされずにオリジナルサイズで保存できるというのもいい。相手を選んで共有ができるのもPicasaと同じだが、共有のメールが送られればどのユーザーでも問題なく見られるようなので、Picasaのように人によって見られないということはないようだ。ただ、見せたい人のアドレスが分からないと、共有することができない。リンク先の表示だけではサインインを要求され面倒くさい操作が必要になってくる。残念なのはパスワード設定ができないということだ。それでも、他のWebアルバムと比べると、アップロードの手間が一番かからない。処理速度が速く、大量のデータを一括してアップロードできるという点が特にいい。今後もSkyDriveをメインのWebアルバムとして使い続けたいと思っている。

2013那須岳登山

2013-10-30 23:37:02 | 山登り
那須高原に行ったのは、もちろん那須岳登山が目的だ。台風一過の土曜日の午後は、雨が止んで晴れ間も見えてきていたが、登山口においても強風が吹き荒れ、登山できる状況ではなかった。日曜日には、風が収まることを期待して登山口近くの大丸温泉の旅館に泊まる。

日曜日の朝、目覚めるとちょうど日の出の時間だった。明け方雨が降っていたらしく、道路は濡れていたが、晴れ間が見えることから少し期待が持てたので、急いで支度をして出発する。




峠の茶屋駐車場につくと、かなり車が止まっていた。この日も、風が強くて気温も低く最悪の気象状況だった。それでも多くの登山者が登りはじめている様子を見て、我々も防寒対策をしっかりして登りはじめることにした。


風が強いとはいえ、前日の強風よりはましである。なんとか歩いていくことはできる。


とりあえず、登山口で記念撮影だ。


山の神の祠前で、無事登山できるように祈る。


紅葉のグラデーションを見ながら、徐々に高度を上げていく。


緑の笹原の中に、オレンジ色や赤く紅葉した木々が見える。


正面を仰ぐと、紅葉の木々の向こうに朝日岳の山頂が見える。


紅葉は、10月上旬がピークだと聞いていたが、まだまだ素晴らしい紅葉が広がっている。上旬を過ぎてから暖かい日が続き、つい先日急激に冷えたので、改めて紅葉が進んだらしい。


朝日岳の上のほうには、白いものが見える。昨日の雨が雪に変わり、初雪だったようだ。道理で寒さも半端ではない。


反対側を見上げると、那須岳の主峰茶臼岳も見える。こちらも山頂付近は白くなっている。


雲の流れが早く、目まぐるしく晴れたり曇ったりと天気が変わる。


登山道の中間地点に到着する。大きな木はなくなり森林限界も間近だ。


さらに風が強くなり、このまま進めるかどうか心配になってくる。


白いガスの中、避難小屋が見えてきた。風がなければどうってことない距離なのだが、なかなか前に進めない。


後続のメンバーも、歩みが遅くなってきていた。


それでも、なんとか歩みを進め峰の茶屋跡避難小屋にたどり着く。避難小屋は、風を避けるために立ち寄った登山者で満員だった。登るまでよく知らなかったのだが、那須岳のこの避難小屋周辺の峠は、有名な風の通り道なのだそうだ。年がら年中強風が吹き荒れ、晴れていても登れないことがしばしばあるという。酷いときには、岩が風で飛んでくるというから恐ろしい峠だ。とにかく風が強いことと低温で体も急激に冷えてきてしまっていた。低体温症で死ぬとはこういう時なのかと思い知らされた。しばらく休んでいたが、体は暖まらない。そのうち山岳救助隊の人が入ってきて、強風で危険なので、強風経験のない人は下山したほうがいいという話を聞き、我々もおとなしく下山することにした。

下山を始めるも、相変わらず風は強い。なんどか吹き飛ばされそうになりながらも下っていく。それにしても、まだまだ登って来る人も多い。登山口の状況は山頂ほど酷くないので登りはじめているようだが、きっと半分くらい登ったら引き返したくなっているはずだ。


ガスの中に時折浮かび上がる紅葉の斜面は、相変わらず素晴らしい。


山麓のほうは、少し晴れ間もあるようだ。


登山口近くまで戻ると、時折日が差した斜面の紅葉に見とれてしまう。






笹原が風になびき、白く波打っている様子が面白い。こんな光景が見られるのは、風が強いからだ。






駐車場に戻ると、茶臼岳山頂は快晴になっていた。今頃になって晴れるとは、何だか悔しいくらいだ。晴れたとはいえ、風が吹き荒れているのでとても登れたものではないと諦めるしかない。


晴れると、紅葉の色合いもぐっと見事になってくる。


結局、那須高原まで行きながら、那須岳の主峰茶臼岳、朝日岳、三本槍岳等どのピークも踏むことができなかった。このところ、百名山登山は未達成が続いている。来年は、もっと山をメインにしなければと感じた。那須岳は、来年も再チャレンジするしかない。それにしても、那須の紅葉が見事だったのは言うまでもない。帰り道の那須街道は、交通量が驚くほど増えていた。

那須高原で遊ぶ:殺生石・温泉・その他編

2013-10-29 23:31:16 | 観光
まずは、トリックアート編 クイズの答。
クイズ1:AとBの色は同じか?  同じ。
クイズ2:一番高い場所はどこか?  無限ループなのでどことも言えない。
クイズ3:三角形の中心にある色は何色か?  緑
クイズ4:ワインの後ろにいる動物は?  イルカ
クイズ5:柱は何本? 上で見れば5本、下で見れば7本
クイズ6:どっちの紐が長い?  どっちも同じ長さ(写真がななめだったので、違って見えるが…)

さて、トリックアートを見てからは、那須ロープウェイ乗り場まで行ってみたが、曇り空で強風が吹きまくりロープウェイは止まっていた。ちょうど下山してきた登山者に聞いてみたら、峠では0℃だったということで強風と低温でそうそうに引き返してきたらしい。我々もそれを聞いて、この日の登山を断念して近場を観光することにした。

まず寄ったのが、「殺生石」である。有名な九尾の狐にまつわる伝説の石がある場所だ。


謂れは下記の通り。
平安時代、中国やインドで絶世の美女に化け悪行を重ね、遂に日本の天皇まで取り込んでしまった。陰陽師だった阿部泰成は美女の正体を見破ると上総介広常と三浦介義純の両名に命じて追討させた所、美女は九尾の狐に姿を変え大きな傷を負いながらこの地へ落ち延び、怨みながら巨大な石となった。数百年の間九尾の狐の怨みは消えず、巨大な石は毒気を吐き、周辺住民や家畜に害を及ぼしたが、室町時代に入り会津示現寺住職の源翁和尚が怨みを封じようやく毒気も少なくなったと語りつたえられてる。


元禄2年には松尾芭蕉も奥の細道行脚際、殺生石を見学し「石の香や 夏草赤く 露あつし」の句を残し日記には「石の毒気いまだ滅びず、蝶蜘蛛のたぐひ真砂の色の見えぬ程にかさなり死す。」と書き残している。


殺生石へ行くまで木道を進んでいくと、「教傅地獄」という場所がありお地蔵さんが無数に並んでいる。なんとなく不気味な場所だ。


教傅地獄の謂れは下記の通りだ。
1318年頃、奥州白河にあった蓮華寺に"教傅"という手の付けられない悪童が預けられたという。教傅は行いが改善されぬまま大人になり28歳になると住職となり実母と寺で住むようになった。元亨元年(1336)の時、教傅は友人達を連れ添って那須温泉に遊興しようとした朝、旅支度が出来ていない事に腹を立て母親の出した朝食を足蹴にしてしまう。教傅は那須温泉に着き殺生石を見学に来たところ、急に雷鳴が轟き、地割れから溶岩が流れ出し、友人達は逃げたが教傅は金縛りにあったように硬直し飲み込こまれてしまった。誰しも教傅の悪行に天罰が下ったと悟り、後の享保5年に地蔵を建立し親不孝のいましめとしたという。


教傅地獄の先に「殺生石」がある。柵で囲われた先には、しめ縄がかけられた黒くて大きい石があり、どうやらそれが殺生石らしい。あたりは、硫化水素ガスのにおいで気持ち悪いくらいだ。確かに、殺生石に近づいたら命はないだろう。


柵の手前には、レンジャーの人がいて柵の中に人が入らないよう監視しているようだ。


木道をぐるっと回っていくと、「盲蛇石」がある。


「盲蛇石」の謂れは下記の通り。
昔、五左ェ門という湯守が晩秋に一匹の大蛇に出会った。大蛇は盲目でうずくまっていたので、五左ェ門は"この様子ではとても冬は越せないだろう"と思い小屋を作り大蛇の住まいとした。春になって五左ェ門が小屋を覗いたが、すでに大蛇の姿がなく、かわりに一面湯の花で埋め尽くされていた。湯の花の作り方を伝授されたと感じた村人達は蛇の首に似たこの石を"盲蛇石"と名付け信仰の対象となったそうだ。


その後は、「お菓子の城」や「那須ラスクテラス」などでスイーツの試食三昧してから宿に向かった。この日は、三斗小屋温泉に泊まる予定であったが、峠を歩いて越えないと行けない場所なのでキャンセルしてしまい、観光協会で紹介してもらった大丸温泉に急遽宿泊することにした。那須ロープウェイに一番近い宿で、夕食はなかなか豪華だった。


翌日は、那須岳の紅葉を見た後、「元湯鹿の湯」に寄る。那須温泉発祥の湯として知られている鹿の湯は、昔ながらの湯治場として現役で使われている。火山ガスの出る観光ポイント、殺生石の近くにある。湯川をまたぐ形で温泉の建物がある。川の向こう側が風呂になっている。




温泉の成分は非常に強く、白濁して強い酸性である。硫黄臭も強い。温泉成分表によると、湯温52度、PHは2.2(強い酸性)である。男湯の湯船は6つあり、41度、42度、、43度、44度、46度、48度となっている。女湯は41度、42度、、43度、44度、46度の5つの湯船があるようだ。私は熱いのは苦手なので、44度まで入ってそれ以上は入らなかった。48度なんて火傷するかと思うほどの熱さだろう。


外には、湯の素採取場もある。


お昼は、GSで紹介してもらった有名な蕎麦屋に立ち寄る。「那須高原 清流の里」という場所で、那須連峰の伏流水を利用した透明度抜群の水のきれいな釣堀があり、そこに放流されたいわなやニジマスを釣り上げることができる。隣接した食堂では、こだわりの手打ちうどんやそばをいただくこともできる。有名人もよくここに蕎麦を食べに来るらしい。




さて、那須高原に来てすぐに気になったのが、那須街道沿いの全国チェーン店のセブンイレブンやガスト、ココスなどの看板が茶色っぽくて見慣れている色でなかったことだ。






その真相は、那須街道は国が指定する自然公園(日光国立公園)の区域にある為、景観条例により、いくつか規制を受けているからだという。特に広告物は「こげ茶色、文字は原色をさけ、原則として白色又は黒色」と決まりがあるそうだ。御用邸に繋がる那須街道にふさわしい看板にするように!という行政指導もあり、よく見るとどの看板も茶系統であることがわかる。那須高原に行ったら、看板を注意してみるといいだろう。

帰り道の那須街道には、天気が良くなって紅葉狩りに向かう車が次第に増えてきていた。


「2013那須岳登山」に続く。

那須高原で遊ぶ:トリックアート編

2013-10-28 22:18:31 | 観光
金曜日の夜から、那須高原に行ってきた。台風に追いかけられるように、雨の中高速を走り、那須高原に土曜日の朝無事到着した。天気予報では、午後から雨が上がるということだったので、午前中は「那須とりっくあーとぴあ」で遊んでいくことにした。

「那須とりっくあーとぴあ」は、見て・さわって・写真を撮って遊べる不思議な美術館である。見る角度を変えると変化して見える不思議な絵や、絵なのに動いて見える作品、中に入った人の大きさが違って見えるエイムズの部屋など、眼の錯覚を利用した作品がいっぱいある。動物や恐竜の作品も楽しく展示してあるので、子供と一緒に行くと楽しめそうな場所だ。もちろん大人同士でも楽しめる。

「那須とりっくあーとぴあ」には、それぞれテーマが異なる個性的な下記の3館がある。
・トリックアートの館:ファミリーで遊ぶのにぴったりの館
・トリックアート迷宮?館:体験型の作品を多数展示し、思いっきり遊べてトリックアートのクイズで頭のトレーニングもでき、テーマであるファンタジーの世界を体全体で楽しめる
・ミケランジェロ館:イタリアルネサンスの名画とトリックアートが融合した格調高い作品や、イタリアはヴァチカン市国の世界遺産、システィーナ礼拝堂を再現した壮麗なホール、またトリックアートの新作を楽しむことが出来る。

本当は、3館とも見ていきたかったが、入館料が高くなってしまい時間もかかりそうだったので、「トリックアート迷宮?館」だけ入ることにした。1館だけだったが、不思議なアートを見たり、トリック写真をたくさん撮ることができて雨の日でも楽しく過ごすことができた。

まず最初は、係のお姉さんがトリックアートの見方をレクチャーしてくれる。すでに、画面からカバが飛び出しているように見える。


こちらは、女性の足がキャンバスから飛び出している。


ヒビだらけの絵だが、本当のヒビは3本しかない。どこが本当のヒビなのかは、触ってみるしかない。


あら不思議、箱の中から頭を出すと胴体が消えてしまった。


白い顔、実は窪んでいるのだが壁から飛び出しているように見える。


レントゲン写真が撮れた。


怪物に服を掴まれる。


怪しい動物を閉じ込めろ!


巨大なボールを止めなくては!


ミイラ男にビックリ。


巨人と少人。


鏡に映ったのは、別人。


天使の羽が生えた。


人魚姫よ、王子を助けよ。


やっと、マンホールから抜け出た。


女神たちの行進。


愛のキューピットに矢を射られる。


天使が降臨してきた。


ベンチで一休み。


ロープウェイ、待ってくれー!


スノボーで決めたぜ!


クイズ1:AとBの色は同じか?


クイズ2:一番高い場所はどこか?


クイズ3:三角形の中心にある色は何色か?


クイズ4:ワインの後ろにいる動物は?


クイズ5:柱は何本?


クイズ6:どっちの紐が長い?


「那須高原で遊ぶ:殺生石・温泉・その他編」に続く(クイズの答えも一緒に)。

松本幸四郎、舞台から転落

2013-10-24 22:20:19 | ニュース
今日の新聞に、歌舞伎俳優の松本幸四郎が国立劇場の舞台から客席に転落したと書いてあってビックリした。
演目「一谷嫩軍記(いちのたにふたばぐんき)」の時、黒子2人の馬に乗って登場する場面で、
前の1人がバランスを崩したため、馬上から客席まで約3メートル、ずるずる滑るように落下したという。
「一谷嫩軍記」といえば、10月初旬に見たばかりで、黒子2人の馬に乗って登場する場面も思い出される。
幸い、本人はかすり傷ひとつなく痛みもなかったというから一安心だ。
転落後、松本幸四郎は舞台によじ登り、馬の状態を確かめ、再び馬にまたがって演技を続けたというから大したものだ。

それにしても、国立劇場では昨年8月、松本幸四郎の長男・市川染五郎が約3メートルの奈落に転落し大ケガを負った事故もあった。
歌舞伎界では、「歌舞伎座の呪い」なんていう話があるらしい。
新歌舞伎座が今年の春から開業したが、古い歌舞伎座を壊したことで、歌舞伎界には悪い出来事が続いているという噂がささやかれている。
今回の事故も、そんな「歌舞伎座の呪い」ではないかとも言われているようで穏やかではない。
長い歴史を持つ文化だけに、いろんな噂話に尾ひれがついて広がっているようだ。
それにしても、歌舞伎は、知れば知るほど面白い。


「和食」が無形文化遺産に

2013-10-23 23:40:01 | ニュース
富士山が世界遺産に登録されたばかりなのに、今度は「和食」を無形文化遺産に登録するようユネスコの補助機関が「登録」を勧告したそうだ。ユネスコには「三大遺産事業」というものがあって、遺跡や自然が対象の「世界遺産」、文書や絵画などが対象の「世界記憶遺産」、芸能や祭り、伝統工芸技術などを対象とする 「無形文化遺産」がある。日本の無形文化遺産は現在のところ歌舞伎や文楽、能楽など22件が登録されている。「和食」が登録されれば23件目となり、世界の中で「食」に関係する項目としては、フランスの料理や食文化、地中海周辺の料理、メキシコの伝統料理、トルコの麦かゆ食に続いて5件目となる。

日本政府は、『自然の尊重』という精神を表現している『社会的慣習』」として「和食」を推薦し、特徴として下記の事項を挙げている。
▽多様な食材を新鮮なまま使用
▽コメを中心に栄養バランスに優れた構成
▽自然の美しさや季節感を表現
▽正月や田植えなどの年中行事と密接に関連

つまり、食材や料理法だけではなく、家族や地域の結びつきを強める「日本食文化」の象徴が和食であるということだ。世界でも、和食ブームとかで、日本貿易振興機構(ジェトロ)の調査によると、アメリカにある和食の店は、現在1万4129軒で、10年前の倍以上になっている。ヨーロッパでは、フランスに約1,000軒、イギリスには500件以上もある。香港にも多く、鮨屋や居酒屋などが900軒もあるそうだ。

和食の素晴らしさは、海外旅行に行ってみると改めて思い知らされる。特にアメリカやヨーロッパの食事ときたら、量がやたらと多くて種類は少ない。味も大雑把で、油ぽかったり、辛すぎたり甘すぎたりする。また、美味しく見えるような飾り付けはほとんどない。三日も四日も同じような食事をしていると、あっさりしたご飯とみそ汁が食べたくなり、日本食レストランを探し回ったこともある。

和食の良い面は、「主食」と「副食」という考え方だ。主食であるご飯を中心に魚・海藻などの水産物、大豆・野菜などをおかずに加えることで、栄養バランスがとりやすくなっている。また、ご飯とおかずを交互に食べることで、脂肪のとりすぎをおさえることができる。そして、「みそ・しょうゆ・納豆・漬物」というような発酵食品を多く使うことも和食の特徴だ。発酵食品は、腸内細菌のバランスを改善し、免疫力を強化するという。穀類・豆・海藻・野菜・いも・きのこ等には食物繊維が豊富なことも挙げられる。こういった点は、和食が世界に誇れる食文化ではないだろうか。

ユネスコの補助機関が登録を勧告したということは、ほぼ間違いなく登録されるみたいだ。TPP交渉の結果次第では、海外からの安い食材が入ってきたりして日本の農業が壊滅してしまうのではないかという論議もあるが、こういった和食文化を世界に発信することで、世界に和食を広めていくきっかけになり日本の農業にも活力が湧くことになればいいなと思う。

台風27・28号はどう来るのか?

2013-10-22 23:41:11 | 呟き
現在、台風27号と28号が日本列島めがけて進んできているが、今週末は一体どうなるのかまったく心配だ。
特に27号は、スピードが遅い。当初の予想よりもさらに遅くなり週間天気予報が全くあてにならない。
そして、その間に急に発生した28号の相互作用により、動きが複雑になっているという。
このように、二つの台風が複雑に動くことを「藤原の効果」というそうだ。
戦前に中央気象台(現・気象庁)台長の藤原咲平氏が提唱したことから、そう呼ばれているという。
「藤原の効果」によって、中間点を中心に、二つの台風が反時計回りに互いを追いかけるように回転したり、
小さい台風が大きな台風に吸収されたりするらしい。
今週末にかけて、大変な大雨にならなければよいのだが…。

iphoneユーザーに仲間入り

2013-10-21 22:40:35 | グッズ
9月末に予約していたiphone5Sがやっと手元に届いた。
3週間ほど待たされたが、やっとドコモから念願のiphoneを手に入れることができた。
画面の大きさは、今までのアンドロイドスマホに比べるとやや小さいが、
それほど手が大きくない自分にとっては手ごろな大きさだ。
使ってみての感想は、やはりタップの感触がすごくいい。
サクサクと反応して滑らかに画面が切り替わるのが嬉しい。
タッチ操作は、アップルの十八番だったから、やはり洗練されているようだ。

特に便利なのが、指紋認証の機能が優れていることだ。
中央ボタンを押すと、そのまま指紋認証して画面が出てくる。
認証している時間をほとんど感じさせない速さでロックが解除されている。
指紋認証ができない機種では、パスワードを入れたりして手間がかかるが、
パスワードを入れなくてもいいというのがありがたい。
もし、指を怪我して指紋を当てることができない場合は、
パスワード入力でロックが解除できるので二重に安心だ。

電話帳は、バックアップアプリを使ってアンドロイドからiphoneに問題なく転送できたので、メールや電話するのも支障がない。
最初からインストールされているアプリも、まだ全部試してないがなかなか使い勝手がよさそうだ。
これからは、しばらくiphoneで遊んでみようと思っている。

Windows 8.1にアップデート

2013-10-20 19:08:22 | パソコン
2013年10月18日からWindows 8.1のアップデートが可能になった。
すでにWindows 8を利用しているので、Windowsストア経由で簡単にWindows 8.1に無償でアップデートできる。
新しい物好きとしては、さっそくアップデートに取り組んでみた。
特に難しいことはないが、小一時間くらいかかったであろうか。
何度か再起動を繰り返し、無事アップデートが終了した。

アップデート後の画面は、特に目立って変わった様子はないが、
タイルの画面が左右から上下に移動できるようになったのが目新しく感じた。
調べてみると、その他にもいろいろ変わった点があるようだが、
自分にとってはそれほどびっくりする変更点はなかった。
一番良かったのは、スタート画面が最初からデスクトップを表示できるようになったことくらいだ。
タイルの画面は、どうも好きになれない。
やはり、Windows7のスタイルが一番使いやすい。

2013青山高原ハイキング

2013-10-19 23:52:11 | 山登り
今日は、雨混じりの天気の中、関西の軽井沢と呼ばれる三重県の青山高原ハイキングに出かけてきた。青山高原は、思いっきり自然を楽しめるスポットとして関西では有名な場所だ。今回は、周辺にそびえる巨大風車群と風に揺れるススキの原の眺望を期待して出かけた。

コースは、近鉄大阪線の東青山駅に車を駐車して、電車で西青山駅まで移動してから青山高原を周回する。まずは、西青山駅から歩き出す。しばらくは旧近鉄線軌道跡の道を歩く。平らで歩きやすい道だ。


秋らしい草木が茂っている。


しばらく進むと乗馬クラブが見えてきた。小雨の中でも、熱心に乗馬練習をしている人が多かった。


歩道橋を渡ると、国道から離れハイキングコースへと入っていく。


ハイキング道は、今年9月に豊橋に上陸した台風18号の被害により大きく土砂が流れ、かなりえぐられている。


サニーヴィラ公園の別荘地を抜けると、長い階段が待っている。


髻(もとどり)山に到着する。周りには木がなく何も遮るものがなく、晴れていたら素晴らしい眺望が望める場所のはずだった。しかし、あたりは真っ白で視界10m位しかない。


そろそろお昼にしようかと思ったが、雨風が強くなったため、ガスを使えて落ち着ける場所を探した。近くに工事関係者の人がいたので、休憩場所がないか聞いたら、歩いて1分くらいの場所にいい休憩場所があると教えてもらう。しかし、視界10m程度ということで、近くにあるはずの休憩場所がなかなかすぐに見つからなかった。周辺をうろうろしてやっと見つけた場所は、管理人もいる立派な山小屋だった。幸い小屋は貸し切り状態で、管理人の好意により、室内のガスを使わせてもらう。


ガスを使って作った昼食は、白菜やちくわが入ったお雑煮である。エビフライを載せたら豪華なお雑煮のできあがりだ。


柔らかくなったお餅が体を温めてくれる。


青山高原山頂小屋前で記念撮影だ。好天気の日だったら、多くの観光客で賑わう場所のようだったが、結局利用したのは我々のパーティだけだった。こんな天気の日に歩いてくるのは、我々のような酔狂な人間だけなのだろう。


おなかを満たした後は、髻山の三角点に立ち寄る。ここの三角点は花崗岩製で、測量の基準となる場所だ。


こちらは、三角点のある場所からの展望だ。しかし実際には、周りが真っ白けで、こんな景色は全く望めない。


いったん下り、丸山草原のある丸山展望台に進む。


ススキは、僅かしかなく、手入れもほとんど行き届いていないようだ。ここ最近は、開発などでススキがほとんどなくなってしまったそうだ。青山高原のススキの原がいいと聞いていたが、それはひと昔前の話になってしまっていたのだ。


イチョウの葉が落ちて、いい感じの遊歩道になっていた。


丸山草原も芝生の草原が一面に広がっているが、三角点同様、景色はまったく見えない。全く残念だ。




草原をくだっていくと、アスレチックの設備があった。


下山道で見つけた蜘蛛の巣。水滴がついて遠目では白い花が咲いているかのように見える。




太鼓橋と木橋のどちらがいいか迷ったが、結局太鼓橋を渡る。




下山の途中で、青山高原のハイライトともいえる布引の滝を見学する。


布引の滝は連瀑で、一番上が霧生滝、二番目が飛龍滝、三番目が大日滝という名称がつけられ、布引の滝はその総称である。


滝見台から一気に山を下り、飛龍滝間近まで行く。


滝を見てからは、一旦滝見台まで上り返した後、ぐんぐん下り30分ほどで車を駐車した東青山駅に到着する。結局、下山時にもパラパラ雨に降られ一日小雨交じりの天気だった。山を下りると、あとはお決まりの温泉だ。近くにあるのは、榊原温泉(さかきばらおんせん)だ。この温泉は七栗(ななくり)の湯とも言われ、清少納言の「枕草子」に「湯はななくりの湯、有馬の湯、玉造の湯」とうたわれている「三名泉」のひとつである。古来から名泉と言われただけあって、風呂上がりには肌がつるつるスベスベになった。清少納言が褒め称えただけあって素晴らしい美肌の湯だった。

今回の目的である巨大風車群は真っ白いガスに覆い隠され全く見えなく、期待したススキの原は一昔前の話となり、見込みが外れてしまった。しかし、山頂小屋での昼食や素晴らしい滝が見られたこと、いい温泉に寄れたことなどもあり、雨の日でしか味わえない楽しい体験もできて面白いハイキングだった。