2日目の朝。この日は前の日と打って変わり快晴だ。だが、気温は低く寒い。

8:30。宿を出発する。

宿から歩いて3分ほどのところにある箱根登山鉄道の大平台駅に行く。

箱根登山鉄道は、日本で最も急な勾配がある鉄道だ。そのため、箱根湯本から終点の強羅まで乗ると、計3回途中で列車が後ろ向きに動き出す。スイッチバックと呼ばれる運転形態で、高低差のある地形を上るための工夫である。大平台駅は、その中でも唯一駅舎の中でスイッチバックが行われる。その際には、運転手と車掌がホームを移動して前後に交代する。我々が最後尾の車両に乗ったかと思ったら、動き出すと先頭車両になっていた。

終点の強羅駅に到着し、コンビニで食料を調達してから、明星ヶ岳の登山口を目指して歩き出す。

急勾配の道を進んでいく。

強羅駅から30分ほどで登山口に到着する。

明星ヶ岳への登山道は、結構キツイ登りが続く。

途中、木々の間から真っ白に雪をかぶった富士山がしっかり見えた。

開けた場所に出ると、箱根大文字焼の看板がある。この下の山腹に「大」の文字が描かれ、8月のお盆の時期に、箱根全山の有縁無縁の精霊の冥福を祈って、うら盆の送り火として火文字が描かれるという。

そして、なんと言っても富士山の展望が素晴らしい。


箱根山や強羅の町中もよく見える。

明神ヶ岳からの縦走路への分岐に入り、やっと箱根ガイリーンのコースに入る。

5分ほどで明星ヶ岳山頂924mに到着する。箱根の山では1,000mに満たない低い山であるが、小田原方面からは高く見え、宵の明星が当山の上に輝くことからこの名がついた。

明星ヶ岳からは険しい道は無く、笹原の中の気持ち良い登山道が続く。

笹原を抜けると、木々の間から小田原市内や相模湾が見える。

一旦車道に出る。しばらく進むと塔ノ峰の登山道に入る。

塔ノ峰山頂566mに到着。ここでランチ休憩だ。

塔ノ峰からは急勾配の道を一気に下る。30分ほどで阿弥陀寺に到着する。阿弥陀寺は、皇女和宮さまの御位牌を祀る徳川家ゆかりの地だ。

また、「箱根の椿寺」として2023年3月の法要であらためて宣言し、椿の苗木を植栽しているという。

阿弥陀寺から更に1時間ほどで箱根湯本駅に到着するが、駅のすぐ上にある日帰り温泉「かっぱ天国」に寄っていく。

源泉掛け流しのヌルヌルとした泉質で、岩の間にかっぱが鎮座する屋根付きの露天風呂だ。駅にも近く、登山後の温泉には最高によかった。

その後、箱根湯本駅から小田原に向かい、新幹線で帰路についた。
参考1.2日目の高低図&コースタイム

参考2.2日目のコースマップ

8:30。宿を出発する。

宿から歩いて3分ほどのところにある箱根登山鉄道の大平台駅に行く。

箱根登山鉄道は、日本で最も急な勾配がある鉄道だ。そのため、箱根湯本から終点の強羅まで乗ると、計3回途中で列車が後ろ向きに動き出す。スイッチバックと呼ばれる運転形態で、高低差のある地形を上るための工夫である。大平台駅は、その中でも唯一駅舎の中でスイッチバックが行われる。その際には、運転手と車掌がホームを移動して前後に交代する。我々が最後尾の車両に乗ったかと思ったら、動き出すと先頭車両になっていた。

終点の強羅駅に到着し、コンビニで食料を調達してから、明星ヶ岳の登山口を目指して歩き出す。

急勾配の道を進んでいく。

強羅駅から30分ほどで登山口に到着する。

明星ヶ岳への登山道は、結構キツイ登りが続く。

途中、木々の間から真っ白に雪をかぶった富士山がしっかり見えた。

開けた場所に出ると、箱根大文字焼の看板がある。この下の山腹に「大」の文字が描かれ、8月のお盆の時期に、箱根全山の有縁無縁の精霊の冥福を祈って、うら盆の送り火として火文字が描かれるという。

そして、なんと言っても富士山の展望が素晴らしい。


箱根山や強羅の町中もよく見える。

明神ヶ岳からの縦走路への分岐に入り、やっと箱根ガイリーンのコースに入る。

5分ほどで明星ヶ岳山頂924mに到着する。箱根の山では1,000mに満たない低い山であるが、小田原方面からは高く見え、宵の明星が当山の上に輝くことからこの名がついた。

明星ヶ岳からは険しい道は無く、笹原の中の気持ち良い登山道が続く。

笹原を抜けると、木々の間から小田原市内や相模湾が見える。

一旦車道に出る。しばらく進むと塔ノ峰の登山道に入る。

塔ノ峰山頂566mに到着。ここでランチ休憩だ。

塔ノ峰からは急勾配の道を一気に下る。30分ほどで阿弥陀寺に到着する。阿弥陀寺は、皇女和宮さまの御位牌を祀る徳川家ゆかりの地だ。

また、「箱根の椿寺」として2023年3月の法要であらためて宣言し、椿の苗木を植栽しているという。

阿弥陀寺から更に1時間ほどで箱根湯本駅に到着するが、駅のすぐ上にある日帰り温泉「かっぱ天国」に寄っていく。

源泉掛け流しのヌルヌルとした泉質で、岩の間にかっぱが鎮座する屋根付きの露天風呂だ。駅にも近く、登山後の温泉には最高によかった。

その後、箱根湯本駅から小田原に向かい、新幹線で帰路についた。
参考1.2日目の高低図&コースタイム

参考2.2日目のコースマップ
