太陽光発電を始めて1年が経過した。
一年間のデータを見ると、発電・売電が最高になった月は8月、買電・消費が最高になった月が1月とはっきりした傾向が見られた。
やはり日照時間が長い夏場の方が、発電量が大きいことがよくわかる。
一説には、暑い夏よりも春先の方が発電量が多いと聞いていたが、8月がこんなに発電するとは思わなかった。
6月が少ないのは、梅雨時で太陽が出ていない日が多かったということだろう。
それに引き換え8月でこれだけ発電量が増えたというのは、如何に晴れていたかという事だ。
それだけ雨が少なく暑かったという理由付けにもなる。
そして、8、9月の買電・消費が最低となっており節電になっていた事がわかる。
エアコンを使っていないことが、大きな節電効果になっているのは間違いない。
それに引き換え、発電・売電が最低な月は11月、買電・消費が最高の月が1月となっている。
冬場は、日照時間が少ないから発電量が少ないことは致し方ない。
買電・消費が最高になった1月は、暖房器具の使用が多かったことと、朝晩の照明器具の使用時間が多かったことが考えられる。
断熱効果が大きい部屋であれば、もっと暖房費が節約できたのかもしれない。
この1年間のデータをもとに、今後の電気の使用方法に役立てればいいと思っている。
1年間の売電量は4233kwあり、1kwあたり42円の買取価格だから総額17万8千円ほどの収入となる。
また、買電量も太陽光を入れる前と比べると毎月2000円ほど減っている。
両方の効果を考えると、1年間で20万円得したことになる。
導入前のシュミレーションが、この結果からほぼ裏付けられたといえる。