25、26日は、しんしんさんの「夢街道90キロ」のマラニックに参加した。初回から数えて6回目の参加になる。毎回、こんなキツイマラニックによく参加するよと思いながらも、何とか全て走り通している。
今回は、大分初参加者が増え30人近いメンバーが集まった。半数がほぼ初参加だという。いつもの通り、浜松駅南口まで行くともう20名近くも集まっていた。二日間とも天気予報は雨模様だ。スタートの10分前、集合写真を撮って午後9時ちょうどに浜松駅をスタートする。既に雨が降り始めていたので、雨具を着用して走る。
ザザシティの前を右折すると、あとはずっと152号線をまっすぐ北上だ。浜松市役所を通り過ぎ、浜北区に入る。22:54。第1CP(13キロ)のローソン浜北新原店に到着する。
日が変わって、26日の0:16。天竜区のサークルK天竜山東店に到着する。ここは、第2CP(23キロ)である。お腹がすいてきたので、ビールとオムライスを買って一休みする。
第2CPでゆっくりしているうちに、みんな前に行ってしまい、第3CP(40キロ)の秋葉ダムまでは一人旅となってしまった。一人ぼっちで、真っ暗な152号をひたすら北上する。ときおり車が通るが、ランナーは全く見かけない。トンネル内で初参加のランナーにやっと追いつき、秋葉ダムに到着したのは2:00くらいだった。
さて、秋葉ダムから大輪の分岐までが一番嫌な区間だ。約10キロの道のりだが、時間帯がまさに丑三つ時で、真っ暗な道を通過しなければならない。明かりが全くなく、車もまず通らない。昨年は、マムシにも遭遇した薄気味悪い道で、一人では走りたくない。幸い、顔見知りのNさんと秋葉ダムで出会うことができたので、以後ずっと一緒に走る。秋葉ダムを出発して、しばらくすると雨の降り方が、半端ではなくなってくる。まるで滝行をしているような激しい雨と稲光に襲われた。落雷があったら大変だと思いつつも、避ける場所もなくひたすら前に進む。大輪の分岐にたどり着いた時には、雨も小雨となり、やっと人心地つく。空も明るくなり、雨の峠は越えたようだ。
その後も、ポツポツと雨は降っており、カメラを出すのも面倒くさくなり、第4CP(53キロ)のIさんエイドを通り過ぎ、八丁坂を越え、水窪の街中まで来た。商店街の一角に「みさくぼ交流所」があり、ここもエイドであった。到着タイムを記入し、暖かいお茶を貰う。冷たい飲み物ばかりで飽きてしまい、暖かいお茶が嬉しい。これから、青崩峠を越えていくという話をすると、エイドの方からヒル避けにと塩をひと袋ずつ貰う。
水窪からは、最後の長い登り坂を進む。途中にあった生ビール付きの丸太小屋エイドでは、生ニンニクも頂き、パワーをつけて先に進む。ほどなく、第5CP(75キロ)の「はくりや」も通りすぎ、兵越峠と青崩峠の分岐では、青崩峠へと進む。その後も、ずっとキツイ登りが続き、青崩峠への登山口についたのは、11:54だった。
登山口からは、本格的なトレイルコースとなる。秋葉ダム後の大雨で靴がびしょびしょになり、右の足裏にはマメができて山道を歩くのが辛かった。登山道の端に落ちていた枝を拾って杖がわりにして歩き、青崩峠に到着したのは12:11。
青崩峠からは、今回のクライマックスである廃道になった旧152号線のヒル街道である。日がほとんど差し込まないアスファルトの道の上に湿った枯葉が積り、吸血ヒルが数多く潜んでいる魔の街道だ。乾いた道路に着くまでは、常にヒルの存在を意識しないではいられない。数分毎に靴周りをチェックしながら先に進む。私が先頭を走り、Nさんが後に付いてきたが、やはり後ろの人間が襲われるというセオリーは当たっていた。私の靴には、一度もヒルがくっついていなかったが、Nさんの靴には全部で4匹もくっついていたそうだ。幸い事前に排除できたので、被害はなかったという。
やっと車道に出ると、ゴールの「かくらの湯」まで6キロの看板があった。ちょうど、かわいさん、Oさん、Hさんにも追いつき、最後の下りを頑張って走った。上りの区間は、ほとんど歩いていたので、まともに走ったのは、最後の6キロくらいだっただろう。14時すぎ、ゴールの「かぐらの湯」に到着。約90キロの長いマラニックが終わってホッとした。毎年参加していたものの、今回もキツかった。
帰りはgakuさんや山草人さんなどと共に、エイドサポートで駆けつけてくれたM子さんの車で我が家まで送ってもらい、楽をさせてもらった。今回も、主催者のしんしんさん、遠山郷観光協会のKさん、M子さんなど多くのサポートに助けられ、夢街道を走ることができて感謝でいっぱいだ。また、大会初参加ながら顔見知りの多くのランナーたちに出会えたことも嬉しかった。
参考1.今回のコースマップ(YAMAPで記録)
参考2.今回の高低図(YAMAPで記録)
今回は、大分初参加者が増え30人近いメンバーが集まった。半数がほぼ初参加だという。いつもの通り、浜松駅南口まで行くともう20名近くも集まっていた。二日間とも天気予報は雨模様だ。スタートの10分前、集合写真を撮って午後9時ちょうどに浜松駅をスタートする。既に雨が降り始めていたので、雨具を着用して走る。
ザザシティの前を右折すると、あとはずっと152号線をまっすぐ北上だ。浜松市役所を通り過ぎ、浜北区に入る。22:54。第1CP(13キロ)のローソン浜北新原店に到着する。
日が変わって、26日の0:16。天竜区のサークルK天竜山東店に到着する。ここは、第2CP(23キロ)である。お腹がすいてきたので、ビールとオムライスを買って一休みする。
第2CPでゆっくりしているうちに、みんな前に行ってしまい、第3CP(40キロ)の秋葉ダムまでは一人旅となってしまった。一人ぼっちで、真っ暗な152号をひたすら北上する。ときおり車が通るが、ランナーは全く見かけない。トンネル内で初参加のランナーにやっと追いつき、秋葉ダムに到着したのは2:00くらいだった。
さて、秋葉ダムから大輪の分岐までが一番嫌な区間だ。約10キロの道のりだが、時間帯がまさに丑三つ時で、真っ暗な道を通過しなければならない。明かりが全くなく、車もまず通らない。昨年は、マムシにも遭遇した薄気味悪い道で、一人では走りたくない。幸い、顔見知りのNさんと秋葉ダムで出会うことができたので、以後ずっと一緒に走る。秋葉ダムを出発して、しばらくすると雨の降り方が、半端ではなくなってくる。まるで滝行をしているような激しい雨と稲光に襲われた。落雷があったら大変だと思いつつも、避ける場所もなくひたすら前に進む。大輪の分岐にたどり着いた時には、雨も小雨となり、やっと人心地つく。空も明るくなり、雨の峠は越えたようだ。
その後も、ポツポツと雨は降っており、カメラを出すのも面倒くさくなり、第4CP(53キロ)のIさんエイドを通り過ぎ、八丁坂を越え、水窪の街中まで来た。商店街の一角に「みさくぼ交流所」があり、ここもエイドであった。到着タイムを記入し、暖かいお茶を貰う。冷たい飲み物ばかりで飽きてしまい、暖かいお茶が嬉しい。これから、青崩峠を越えていくという話をすると、エイドの方からヒル避けにと塩をひと袋ずつ貰う。
水窪からは、最後の長い登り坂を進む。途中にあった生ビール付きの丸太小屋エイドでは、生ニンニクも頂き、パワーをつけて先に進む。ほどなく、第5CP(75キロ)の「はくりや」も通りすぎ、兵越峠と青崩峠の分岐では、青崩峠へと進む。その後も、ずっとキツイ登りが続き、青崩峠への登山口についたのは、11:54だった。
登山口からは、本格的なトレイルコースとなる。秋葉ダム後の大雨で靴がびしょびしょになり、右の足裏にはマメができて山道を歩くのが辛かった。登山道の端に落ちていた枝を拾って杖がわりにして歩き、青崩峠に到着したのは12:11。
青崩峠からは、今回のクライマックスである廃道になった旧152号線のヒル街道である。日がほとんど差し込まないアスファルトの道の上に湿った枯葉が積り、吸血ヒルが数多く潜んでいる魔の街道だ。乾いた道路に着くまでは、常にヒルの存在を意識しないではいられない。数分毎に靴周りをチェックしながら先に進む。私が先頭を走り、Nさんが後に付いてきたが、やはり後ろの人間が襲われるというセオリーは当たっていた。私の靴には、一度もヒルがくっついていなかったが、Nさんの靴には全部で4匹もくっついていたそうだ。幸い事前に排除できたので、被害はなかったという。
やっと車道に出ると、ゴールの「かくらの湯」まで6キロの看板があった。ちょうど、かわいさん、Oさん、Hさんにも追いつき、最後の下りを頑張って走った。上りの区間は、ほとんど歩いていたので、まともに走ったのは、最後の6キロくらいだっただろう。14時すぎ、ゴールの「かぐらの湯」に到着。約90キロの長いマラニックが終わってホッとした。毎年参加していたものの、今回もキツかった。
帰りはgakuさんや山草人さんなどと共に、エイドサポートで駆けつけてくれたM子さんの車で我が家まで送ってもらい、楽をさせてもらった。今回も、主催者のしんしんさん、遠山郷観光協会のKさん、M子さんなど多くのサポートに助けられ、夢街道を走ることができて感謝でいっぱいだ。また、大会初参加ながら顔見知りの多くのランナーたちに出会えたことも嬉しかった。
参考1.今回のコースマップ(YAMAPで記録)
参考2.今回の高低図(YAMAPで記録)