とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2日間、畑仕事が続いた。

2012-04-30 20:05:17 | 
29、30日と予定がなかったので、2日間畑仕事に精を出した。
1日目は、伸び放題になった雑草取りで、ほぼ一日中かかった。
半分くらいは耕運機を入れてきれいになったが、残りは手で取るしかない。
それでも、全部の面積の1/3くらいはまだ残ってしまった。
今後、暇な時に取りに行くしかない。

2日目は、耕運機が入らない周辺を草刈機でザーッと刈り込んだ。
そして、耕運機を入れたところにいろいろ植えた。
今回は、スイカ(昨年同様の小玉スイカ)、生姜、サトイモを植える。
前日の重労働でかなり疲れたので、この日は、半日くらいでよしとした。
明日から、しばらく出かけるので畑のことはこれで一安心である。


(今年は、何故かコデマリがたわわに咲き誇っている)


(ジャガイモの畝の雑草を取ったあと、土寄せをして肥料をまく)


(ヤグルマソウも大分伸びてきた)


(スイカを植えた)

2012岩岳山登山(後半)

2012-04-29 08:42:07 | 山登り
ほとんどの登山者は、岩岳山に登るとそのまま戻ってしまうが、本当にいいのは岩岳山から入手山への縦走路である。ただし、コースは判りにくく余り整備されていない。赤テープやビニルテープを頼りに尾根を下る。崩落箇所も幾つかあり、気をつけて進む。


ほとんど下りで、下り勾配がかなりあり杖があると助かる。


しばらく進むと、アカヤシオの花が見えてきた。岩岳山山頂付近よりずっといい状況だ。




みんな、カメラを取り出しあっちこっちで撮影がはじまった。


今回は、早すぎて後日でなおしたほうがいいかと思いつつあったが、この状況ならみんな満足してくれそうだ。




アカヤシオの前で、記念写真だ。


その後も、撮影ポイントが続き写真を撮りまくる。








入手山山頂1212mに到着する。


その後も、アカヤシオの花を観賞しながら下山していく。


アカヤシオの花の向こうには、先ほどまでいた岩岳山のピークが見えている。




赤いテープを頼りに、尾根をグングン下っていく。


その後も、怖い岩場や急勾配の下山道が続く。膝が笑いそうな下りである。




林道に出たところで、桜吹雪が舞っていた(白い点々が桜だが、よくわからないかな)。


案内板が整備されていないので、林道をそのまま下っていいのか迷ったが、やはり赤いテープを頼りに登山道を進むことにした。ガイドブックには、高圧線の下をくぐって右に出ると水道タンクに出るとかいてあったので、それを信じて高圧線を探して進んだ。道には、黒い水道用のホースが見えていたので、間違いなく水道タンクにつながっているはずだと思い、空と足元を確認しながら進んだ。ほどなく、水道タンクが見つかり無事林道にでると、駐車場のすぐ近くの場所だった。駐車場の直ぐ上にあるログペンション・シンフォニーに立ち寄る。ペンション前からも岩岳山が良く見えていた。


目が覚めるような色のツツジ。


ペンションの温泉に入る。大きな浴槽だけだが、窓からの景色は素晴らしい。


ペンションのテラスで、ビールやらジュースで乾いた喉を潤し、あまったお菓子などを食べて帰路についた。


当初は、アカヤシオが見られなくてどうなることかと思っていたが、入手山周辺のアカヤシオがほぼ満開に近い状態だったので、みんな満足してくれたようだ。今年は、花の開花が遅れ気味であることは間違いない。花が目的なら、例年より1週間から10日くらい後に計画したほうがよさそうだ。

2012岩岳山登山(前半)

2012-04-28 21:44:17 | 山登り
6年ぶりに、春野町にある岩岳山に登ってきた。4月末から5月上旬にかけて、山頂付近には2000本のアカヤシオが咲き乱れることで知られている山だ。昭和49年に国の天然記念物に指定されており、静岡県ではこれほどのアカヤシオが見られる山は他にはない。私は、この時期にアカヤシオを見に行くのを楽しみにしており、過去何回もゴールデンウィークの時期に登っていた。この時期のアカヤシオは非常に素晴らしい。まだ見た事がない人を出来るだけ連れて行ってあげたいと思い、久しぶりに計画してみた。

今回は、私を含めて6名が集まった。初めて登る人が4名もいたので、ピンクのアカヤシオが山の斜面を覆いつくさんばかりの状況を是非見てみてもらいたいと大いに期待して登山口へ向かった。国道362号線から気田に向かい、集落を外れてからログペンション・シンフォニーへの山道を進んでいく。山間部の曲がりくねった道をどんどん上がって行くとログペンション・シンフォニーの無料駐車場に到着する。かなり車が入っているかと思ったが、まだそれほど多くなく、楽々駐車する事ができた。さっそく、荷物を背負い歩き始めた。


標高600m程の駐車場前には、まだサクラが咲いていた。


しばらく歩いていくと、車両通行止になっている。この先から約4キロほど林道を歩くことになる。以前は、林道終点まで車で入って行くことができたのだが、途中で崩落箇所があり、まったく補修されることなく現在に至っている。


林道から山の上のほうを見ると、山桜がところどころ咲いているのが見えた。


木陰の林道を歩く。


3.5キロほど進むと、気田営林署跡地の広場に到着する。東屋とトイレがあり、以前はここまで車が入れたのだ。


車両通行止の横からさらに林道を進む。しばらく進むとまたもや通行止となり、登山者は左の沢に向かって降りていく。


沢にかかる橋が見えてきた。


橋を渡るのは、一度に3人までの制限となっている。


橋を渡ると一気に急登となる。昨年の台風に被害なのか、倒木がやたらに多く歩きにくい道がしばらく続く。崩れやすい道が多く、ロープにつかまって歩く場所もある。




急登が終わったところで、再び通行止の標識がある。多分、その下を降りていくと、その前にあった通行止の場所から来た道に繋がっているはずである。


我々は、そのまま通行止の標識前を通り過ぎ上に進む。その先もつづら折が続き、ロープや丸木橋の道を進む。


荷小屋峠(1091m)で小休止したあと、再び岩岳山頂を目指し歩き始める。


岩岳山の植物群落保護林の看板があり、アカヤシオが4月下旬から5月上旬、シロヤシオが5月中下旬ごろ開花すること等が記されている。


岩嶽神社への分岐近くになったころ、アカヤシオの花が見えてきた。まだ、2~3部咲き程度と開花が遅れているようで、予想が外れた感じだ。


まずは、分岐を左に曲がり、岩嶽神社に向かうことにした。


1359mの岩嶽神社に到着する。いつもだったら、この辺りもアカヤシオの花で一杯なのだが、ほとんど咲いていない。


岩嶽神社を参拝して、再びもと来た道を戻り、岩岳山へ進む。岩岳山までのあいだは、どのアカヤシオもまだまだの状況だった。






ついに、1369mの岩岳山山頂に到着する。山頂には、まだ誰も来ていなかった。


まだ11時くらいだったが、朝が早かったのでお腹がすいていた。早速昼食の支度である。今回も、みんないろんな食材を持ち寄ってくれたので、豪華な昼食となった。お汁粉、ベーコン、ポテト、スナックエンドウ、野菜サラダ、煮魚等が出てきた。


主食のあとも、フルーツ(イチゴ、ブドウ、トマト)、手作りパン、クッキー、コーヒー等が出ておなか一杯になった。


1時間ほど山頂でゆっくりして、再び歩き出した。さて、この先アカヤシオはどうなっているのか気にしつつ入手山縦走コースに進んだ。

2012岩岳山登山(後半)に続く。

「万能鑑定士Qシリーズ」ついに映画化決定

2012-04-27 20:47:44 | 映画
先日、松岡圭祐の「万能鑑定士Qの推理劇II」が発売された。もうそろそろ出るはずだと思い、書店で探していたら、しっかり山積みになっていた。きっちり2ヵ月毎に出版されており、執筆速度が速く安定している作家である。

そして、帯を見たら「映画化」の文字が飛び込んできた。このシリーズは、絶対映画化すべきだと思っていたので、ついにかという感じだ。既に角川公式サイトと松岡圭祐の公式サイトに帯&POP写真が掲載されており、「万能鑑定士Q」シリーズは全国劇場公開作として映画化されるとの発表があった。ただ、詳細はいずれ発表となっており、アニメなのか実写版なのかも判らない。

私としては、やはり実写版でやって欲しい。主役の凜田莉子を始め、小笠原悠斗・葉山翔太、αシリーズの浅倉絢奈等を誰がやるかが大いに気になるところだ。コアなファンがかなりいるシリーズなので、キャストの選定が非常に難しいだろう。特に凜田莉子のイメージは、猫のように鋭く魅惑的な瞳を持つ美女となっており、このイメージに合う女優がいるかどうかだ。どんな女優がいるのか考えているのだが、なかなか浮かんでこない。果たしてどんな映画になるか大いに発表が待たれる。

「万能鑑定士Q」シリーズは『面白くて知恵がつく 人の死なないミステリ』である。期待を裏切らないよう、作ってもらいたいものだ。

映画『ジョン・カーター』

2012-04-26 21:40:28 | 映画
映画『ジョン・カーター』 - オリジナル予告編 (日本語字幕)


チェック:ジョージ・ルーカスやジェームズ・キャメロンの作品に構想のヒントをもたらしたエドガー・ライス・バローズの小説「火星」シリーズの最初の作品「火星のプリンセス」を映画化したファンタジー・アドベンチャー大作。『ウォーリー』の監督アンドリュー・スタントンが自身初となる実写映画にチャレンジし、地球から滅亡寸前の惑星“バルスーム”に迷い込んだ主人公の戦いを描く。主人公ジョン・カーターを演じるのは、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』のテイラー・キッチュ。ほかに、リン・コリンズとウィレム・デフォーらが共演。最先端の映像技術で再現される、神秘的な宇宙と驚異の冒険から目が離せない。

ストーリー:1881年のニューヨーク、大富豪のジョン・カーター(テイラー・キッチュ)がこつ然と姿を消す。おいのエドガー・ライス・バローズに託された日記には、未知の惑星“バルスーム”でのジョン・カーターの驚きの体験がつづられていた。それは、全宇宙を支配しようとする“マタイ・シャン”によって滅亡の危機に直面していたバルスームが舞台で……。(シネマトゥデイより)

久しぶりに映画を見てきた。この「ジョン・カーター」という映画は、チェックの所に書いてあるように、ターザンの原作者であるエドガー・ライス・バローズの小説「火星」シリーズの最初の作品「火星のプリンセス」を映画化したものだ。もう何十年も前に、この「火星のプリンセス」という小説に出会い、その世界観に魅了され全シリーズ11巻を読破し、他の金星シリーズやターザンシリーズも含めて、エドガー・ライス・バローズの世界にはまり込んでいたのが思い出される。もう100年以上も前に書かれた作品なので、科学的な根拠に基づく内容とはいいがたいが、ファンタジーアドベンチャー小説と割り切れば、楽しめる内容だった。

この「火星のプリンセス」を初めとする火星シリーズや金星シリーズは当時、東京創元社から文庫版で出版されていた。何といっても、表紙のイラストの美しいプリンセスの絵に惹かれて読み始めたといっても過言ではない。イラストは、SFアートでは第一人者の武部本一郎画伯によるもので、写実的で幻想的、しかも高貴な美女が見事に描かれていた。次巻を買うたびに、表紙がどんな風に描かれているのかが毎回気になっていたものである。武部画伯が描く火星の絶世の美女「デジャー・ソリス」のイメージが、未だに頭にこびりついている。


アリゾナの洞窟から忽然として火星に飛来したジョン・カーターが、乱世戦国時代の火星で縦横無尽に活躍するのが痛快である。しかも重力が地球よりずっと少ない火星では、地球人のカーターはまるでスーパーマンのように飛び跳ねまわるのである。また、登場するキャラクターは四本腕の獰猛な緑色人、地球人そっくりの美しい赤色人、八本脚の馬、十本足の犬といったモンスターたちもいる。この荒唐無稽といってもいいスペースオペラが、実写で映画化されるなんて思ってもみなかった。

この映画のことを知って、何十年前に嵌った火星シリーズの名作「火星のプリンセス」がどんなふうに映画化されたのか気になってどうしても見たかったのだ。「スター・ウォーズ」のジョージ・ルーカスや「アバター」のジェームス・キャメロンも影響を受けたという古典的作品であり、まさに原作の世界観がきちんと描かれていたといっていい。四本腕の獰猛な緑色人や、不気味な顔だが愛嬌のある犬のウーラ、光をエネルギーにした飛行艇など、最近のCGは凄い。何の違和感もなく、キャラクターに感情移入できる。ただ、唯一違和感があったのは、プリンセスのデジャー・ソリスの女優さんだ。武部画伯のデジャー・ソリスに嵌った世代の人間としては、イメージが合わない。プリンセスは、薄物をまとい、はかなげな雰囲気だが強さを感じるというイメージでなければ納得できない。剣の達人で、戦闘ゲームにでてくるような筋肉もりもりの美女では、イメージが違うのである。映画の女優さんが魅力ないわけではないのだが、それだけは残念だった。アメリカでは、大コケした作品だったそうだが、火星シリーズの文庫を読みふけったものとしては、充分楽しめた作品だった。続編を見たいと思うのだが、本場でコケたということだから無理なのかなあ。題名も「火星のプリンセス」にして欲しかった。

「東尋坊愛の100キロマラニック」明日から受付開始

2012-04-25 19:09:58 | マラソン
「第1回東尋坊愛の100キロマラニック」の受付が明日から始まる。

東尋坊には、東尋坊という怪力を頼りに暴れん坊な僧がいて、手に余り困った住民や仲間の僧達が、酒に酔わせ断崖絶壁から突き落としたという伝説が伝わっているが、もう一つの伝説として真柄覚念という僧と一人の女性をめぐり恋敵であり、海辺見物に誘われ酒に酔わされ、その時に真柄覚念と仲間の僧達に岸壁から突き落とされた悲恋の舞台としての伝説も残っているそうだ。

このマラニックの趣旨は、日本海の名勝 東尋坊の岩場から奥越山地・平泉寺にある東尋坊僧の住居跡までを往復。パワースポットとしても名高い平泉寺で力を養い、日本海夕日百選にも選ばれた東尋坊の夕陽に向かってゴールを目指し、大自然を肌で感じながら、三人の愛の物語を想い浮かべ歴史の道を楽しもうという事だ。

開催日は、2012年9月15日(土)で、制限時間は15時間ある。申込期間は、平成24年4月26日(木)~6月25日(月)だ。何といっても「愛のマラニック」という名前がいい。しかも、美しい日本海の夕日に向かってゴールするというコースも興味を惹かれる。この時期は、他にもいい大会があるのだが、今回はこの大会に行ってみたくなってきた。

大会HPはこちら
http://yypark.com/tojinbo100km/

順調に回復してきた!

2012-04-24 20:42:06 | 呟き
日曜日に100キロ走ったあと、軽い筋肉痛と腰が痛くて心配だったのだが、
今日一日仕事で歩き回っていたら、腰痛も気にならなくなっていた。
激しい運動は禁物だが、軽い運動をしたのが良かったみたいだ。
過去においては、長くて1週間くらいはダメージが残った時もあったが
最近は、無理しない程度に抑えているせいかダメージも少なくなってきた。

しかも走った後、温泉に直行し体全体のマッサージを念入りにしてもらったのが、良かったようだ。
マッサージって、若い頃は馬鹿にしていたが、プロにやってもらうと何と心地よいものだという事を最近知るようになった。
つぼを押さえられると、思わずうめき声を上げてしまうが
その後は、じわじわと利いてくる快感がたまらない。
横たわって全てを任せているうちに、夢見心地になってくる。
ずっとやめないで欲しいと思っていると、すぐに時間が来てしまう。
楽しいこと、気持ちいことは直ぐに終わってしまうのだ。
でも、マッサージは疲れたときには最高である。

とりあえず、今日もおとなしくしていたが、明日は軽く走ってみようかと思っている。

2012チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン

2012-04-23 22:49:45 | マラソン
富士五湖ウルトラはこのところずっと72キロのビギナーズに参加していたが、今年は久しぶりに100キロのレギュラーに参加することにした。先月の小豆島に続いて2ヶ月連続の100キロマラソンだ。

この大会は、マイカーで行くには手ごろな距離なので、今回も車中泊の予定で前日の午後に家を出て受付会場に向かった。走友のしんさんさんも初参加するのを聞き、受付会場で会う予定だった。例年、受付会場は「道の駅富士吉田」だったので、何の疑いも持たずそこに向かったのだが、駐車場の賑わいが少ないし、会場に着いてみると人っ子一人いない。慌てて、受付表の裏面を見たら、「富士北麓公園体育館」となっていた。まったくの思い込みで、受付会場が違っていたことがわかった。同じく参加予定のKちゃんにも電話したら、私と同じように勘違いで「道の駅富士吉田」に寄ったらしい。いつも出ている人のほうがよく案内書を見ていないものである、いそいで、「富士北麓公園体育館」に方向転換して、無事受付を済ますことが出来た。しんしんさんには、大分待たせてしまったようだ。

その後、しんしんさんと温泉「ゆらり」に寄って食事を済ませ、近くの道の駅「なるさわ」で車中泊をする。翌日深夜2時に起床し、24時間営業の「ガスト」で朝食を済ませスタート地点の「富士北麓公園」に向かった。しかし、直ぐに会場行きの道路は規制がかかっていて直接会場に向かえなくなっていた。午前3時半というのに、会場の駐車場は満車になっていたのだ。これは、完全な見込み違いだった。真っ暗い道で誘導員の案内も不十分なため臨時駐車場の場所が良くわからない。ぐるぐる周辺を回っているうちに時間が無駄に過ぎていった。やっと臨時駐車場に到着し、身支度して会場行きのシャトルバス乗り場に向かうと4時近くになっていた。しかもバス待ちの行列は長く、なかなかバスに乗れない。やっとバスに乗って会場に着いたのはスタート20分前くらいだった。以前は、富士北麓公園の駐車場は余裕で駐車する事が出来たのに、こんなにも車が多くなっているとは思わなかった。やはり、3600名近くのエントリー数があるというのは、いろいろ様子が変わってくるものである。

荷物を預けてスタート地点に着いたのはスタート10分前くらいだった。スタート地点も以前と変わり、陸上競技場の中だ。


スタート地点では、レースプロデューサーの坂本雄次さんとタレントのはるな愛が声援を送ってくれていた。


まだ暗い午前5時に100キロの部がスタートした。午前4時半には112キロの部が既にスタートしている。


30分ほどで明るくなり、白樺林の中を走る。


交差点では、信号を守り青になるのを待つ。


午前6時少し前。富士山がまだよく見えている。これだけ富士山が見えるのは今のうちだけである。天気予報では、これからどんどん降水確率が高くなるはずだった。


山中湖の湖岸沿いの道を走り出す。


山中湖越しに富士山が僅かに見えているが、雲が大分懸かってきた。


山中湖を一周して、富士山レーダードーム館の前を通過する。


ちょうど、左側から8時スタートの72キロの選手たちが合流してきた。


富士急ハイランドの前を通過する。


河口湖大橋を渡る。


河口湖周辺は、富士桜が満開だった。ただ、曇り空ではピンクが映えない。






河口湖から、西湖に向かう頃は結構調子が良くマイペースで走っていた。前を走っているランナーをどんどん抜いて走っていた。その頃、同じペースで後ろをずっと付いてくるランナーがいた。何人も抜いても足音だけはずっと聞こえる。どうも同じランナーが、私のペースと同じらしく、ペースメーカーとして付いてきているようだった。沿道の人が、私の後ろのランナーに「可愛い」とやたらに声かけているのが聞こえていた。そんな可愛い人が、後ろを付いてきてくれるのかと思い、ついつい調子に乗って頑張ってしまった。51キロのエイドに立ち寄ったところで後ろを振り向き、声をかけた。確かに可愛い人だった。何かのアニメキャラのコスプレだろうか。美人で似合っていた。「いいペースで走ってますね」と言われ、一緒に写真を撮らせてもらう。カメラマンはたまたま近くにいた走友のノリノリさんだった。


西湖の入口になる文化洞トンネル前に出る。この場所は、先月毛無山・十二ヶ岳を登った時の登山口である。


58キロのエイドで、うどんを食べ終わった頃Kちゃんと出会う。先週、新茶マラソンでサブフォーを達成したそうで、調子が良さそうだ。しばらく一緒に走ったが、ペースが速くて付いていけない。それでも、70キロのエイドで再びKちゃんに追いつくことが出来た。しかし、調子が良かったのはここまでだった。再びKちゃんに引き離されるとあとはどんどんペースが落ちていった。既に雨も降り始めていて肌寒くなっている。カメラで写真を撮る余裕もなく、ひたすら前に進むだけだった。

95キロからは、まいどキツイ上り坂が始まった。歩かずに行けたらと思っていたが、やはり歩いてしまう。半分歩いて、半分走り、残り2キロまで来た。ここからは何とかずっと走り出すことができ、陸上競技場の前まで来た。アナウンスで名前が呼ばれると元気が出て、マラソンゲートを抜けフィニッシュする。タイムは12時間47分くらいだった。前半のペースで行けば12時間切りできるかなと密かに思っていたが、やはりそんなに甘くはない。まあ、自分の実力としてはこんな所だ。


荷物を取りに体育館に向かい着替えたが、体が冷えて震えてしまった。知り合いのランナーを探す元気もなく、早々に駐車場に戻り帰宅した。筋肉痛はそれほど酷くないが、以前痛めた腰が、またちょっと痛い。しばらくは、休養すべきかもしれない。

太陽の磁場が「4重極構造」になって地球が寒くなる?

2012-04-21 11:00:18 | ニュース
毎日新聞の記事によると、太陽の北極と南極にN極、赤道付近に二つのS極が形成され「4重極構造」が現れつつあるという。国立天文台などの研究チームの観測で分かったそうだ。これが何を意味するかと言うと、地球が寒冷化した約300年前にも4重極構造だったこともあり、その時の状況に酷似していることから寒冷化に向かう可能性があるという事だ。

何故4重極構造になるのかは、わからないそうだが、太陽観測衛星「ひので」の観測結果から、南極はN極のままで、北極がS極からN極に反転し、今年5月ごろには完全に反転するらしい。この結果、太陽の黒点活動が低下し、地球が寒くなるというわけだ。いままで温暖化がどうのこうのと騒がれてきていたが、これが本当なら話が変わってくる。

300年前の人間たちは、どんな生活をしていたのだろうか?冬は大雪が降り、夏は涼しく農作物の収穫が減り大飢饉が到来するのだろうか?温暖化でも、いろいろ危惧することはあるが、寒冷化でも危惧することがいろいろある。太陽のちょっとした変化で、地球への影響が大きく左右する。こればかりは、人間がいくらあがいてもどうすることも出来ない。まあ、なるようにしかならないのとあきらめ、その時の状況に順応するしかないのだろう。