2日目が、マラソン当日である。スタート会場である元町港は、民宿から歩いて数分だ。100キロと58キロのスタートは午前5時だが、我々はぎりぎりまで民宿にいた。民宿の前で集合写真を撮ってから、15分前くらいになったところで会場に向かった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/09/c09713ce7cd3540e101613d4f64ff722.jpg)
続々とランナーが集まりはじめていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/8b/1d09d6fe4059d39b4f1b696ba98cad05.jpg)
仮装ランナーで有名な悪代官や黄門様と一緒にスタート前の写真を撮る。
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午前5時に元気よく100キロと58キロのランナーがスタートした。
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大島空港近くの浜まで行って折り返す。もう空は明るくなってきていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/c5/4d074d1c5702980f9832e4287d90ccb9.jpg)
元町港を通り過ぎてしばらく進むと、土石流の生々しい傷跡が未だに残っているのが見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/37/d5fa481935b13268a7443ac89d04c3a1.jpg)
15キロ地点で、巨大バウムクーヘンの地層大切断面が見えてくる。この地層は、約2万年分の噴火の積み重ねだという。
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悪代官も颯爽と走っていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/ef/95b1d6e418fd495b32dd77a53a8c95b6.jpg)
5キロごとのエイドで、水分や食料を補給する。
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まだ、比較的平坦な道が続く。
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大島桜がランナーを見守っていてくれる。
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20キロ地点。「ピンチはチャンス」だと看板に書かれている。微妙にアップダウンが続き頑張りどころだ。
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都はるみの「アンコ椿は恋の花」で有名な波浮港の見晴台。
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波浮港がこんな下に見えるほど高い場所に来たわけだ。
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波浮港見晴台を下ってくると、筆島が見えてくる。筆のような形をした高さ30mほどの岩礁だ。そして、筆島から本格的な上り坂となってくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/25/16ea62a99c9689d208373e6aa1d5fef4.jpg)
30キロ地点。「粘り強い走りが大島の活力に」の文字を見ると、頑張らねばと思ってしまう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/74/9d19dd29b9f754445499981c89dc73cc.jpg)
40キロ地点。「この経験が自分の可能性を高めてくれる」とは、含蓄のある言葉だ。ここまで上がって来るだけでもなかなかできない経験だ。そして、さらに上りが続く。
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「チョー苦しい、何も言えねぇ」。全くその通りだ。
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ふと海の向こうを見ると、富士山がうっすら見えていた。ホンのわずかな時間だったが、富士山が見えただけで嬉しくなる。
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45キロ。「ウルトラの世界にようこそ」。フルマラソン以上の距離になり、ウルトラマラソンの世界に入った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/7d/64d3c4b94b9f0ced3712d570400e29b9.jpg)
本コース最高地点の三原山歌の茶屋エイドに到着する。
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ここのエイドでは、腰を据えてそばを頂く。あとは、一気に下って行くだけだ。
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55キロ。「今より若い瞬間はない」とは、どんな意味だろう?ここまで走ってこれたということが若さを意味するのだろうか。
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あとは一気に3キロ走り元町港にゴールする。アンコさんがゴールでお出迎えだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/7c/edad9861b8f32cdcaa55584ee34513b2.jpg)
ゴール後、アンコさんと一緒に記念撮影。時間はまだお昼前だった。タイムは、6時間50分ほどで、きつかったけどまだ余力がある状態でゴールできた。100キロのランナーは、58キロのゴールを見ながら、さらに残り42キロのコースを1周しなければならない。昨年は100キロだったので、そのつらさは良く分かる。完走できたランナーは、まさに金メダル級のウルトラランナーと言っていいだろう。
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その後は、近くの御神火温泉まで歩いて行って、ゆっくり温泉に浸かる。同行したラン友も全員無事ゴールしたので、温泉でゆっくり完走後の小宴会をする。そのまま、午後4時の高速ジェット船で帰る事もできたのだが、我々はもう一泊するので、あとはのんびり宿で休養する。それにしても、夕方から雲行きが怪しくなってきていた。翌日は、とんでもない事態になるとは思い知る由もなかった。
参考:今回のコースマップ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/fb/6a3bf4646ab3a2772bd653cad5ee0895.jpg)
2014伊豆大島ウルトラマラソン「3日目」に続く。
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続々とランナーが集まりはじめていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/8b/1d09d6fe4059d39b4f1b696ba98cad05.jpg)
仮装ランナーで有名な悪代官や黄門様と一緒にスタート前の写真を撮る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/d3/9faef687372b5be7a4b3f592dbe7d658.jpg)
午前5時に元気よく100キロと58キロのランナーがスタートした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/2f/862f2f351823524ce3c0ddf90b2f50aa.jpg)
大島空港近くの浜まで行って折り返す。もう空は明るくなってきていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/c5/4d074d1c5702980f9832e4287d90ccb9.jpg)
元町港を通り過ぎてしばらく進むと、土石流の生々しい傷跡が未だに残っているのが見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/37/d5fa481935b13268a7443ac89d04c3a1.jpg)
15キロ地点で、巨大バウムクーヘンの地層大切断面が見えてくる。この地層は、約2万年分の噴火の積み重ねだという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/f0/c620acb027470f4645cc28cbd7eb7754.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/d0/96b32c54a2604fdaacf9824a08e45aa1.jpg)
悪代官も颯爽と走っていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/ef/95b1d6e418fd495b32dd77a53a8c95b6.jpg)
5キロごとのエイドで、水分や食料を補給する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/2e/eb52622dc5b99df78c7d2aaa77914463.jpg)
まだ、比較的平坦な道が続く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/6f/de49c2188f035a75478d4bc9cf0007b2.jpg)
大島桜がランナーを見守っていてくれる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/1e/b8d7df302d15fc63eac1fcd79b400e76.jpg)
20キロ地点。「ピンチはチャンス」だと看板に書かれている。微妙にアップダウンが続き頑張りどころだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/4a/d1c48a434510c2138bd7a02b22928766.jpg)
都はるみの「アンコ椿は恋の花」で有名な波浮港の見晴台。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/70/f1cf86953a9707577d3424560b4c985e.jpg)
波浮港がこんな下に見えるほど高い場所に来たわけだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/39/68240c4ee7a51fb7ee8f241d4ade4e2e.jpg)
波浮港見晴台を下ってくると、筆島が見えてくる。筆のような形をした高さ30mほどの岩礁だ。そして、筆島から本格的な上り坂となってくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/25/16ea62a99c9689d208373e6aa1d5fef4.jpg)
30キロ地点。「粘り強い走りが大島の活力に」の文字を見ると、頑張らねばと思ってしまう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/74/9d19dd29b9f754445499981c89dc73cc.jpg)
40キロ地点。「この経験が自分の可能性を高めてくれる」とは、含蓄のある言葉だ。ここまで上がって来るだけでもなかなかできない経験だ。そして、さらに上りが続く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/77/4940d56cbde60deb83d0d7c957e2c440.jpg)
「チョー苦しい、何も言えねぇ」。全くその通りだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/97/597d8aca9211cc628a65cfe19e80d88d.jpg)
ふと海の向こうを見ると、富士山がうっすら見えていた。ホンのわずかな時間だったが、富士山が見えただけで嬉しくなる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/e5/77fb7c22f347b996537b8209a4eea09d.jpg)
45キロ。「ウルトラの世界にようこそ」。フルマラソン以上の距離になり、ウルトラマラソンの世界に入った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/7d/64d3c4b94b9f0ced3712d570400e29b9.jpg)
本コース最高地点の三原山歌の茶屋エイドに到着する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/bf/477379a2d06fc90607964b0dc130bd7a.jpg)
ここのエイドでは、腰を据えてそばを頂く。あとは、一気に下って行くだけだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/f3/82f386f583fde0dbc1cfb70bff0a85c2.jpg)
55キロ。「今より若い瞬間はない」とは、どんな意味だろう?ここまで走ってこれたということが若さを意味するのだろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/f7/9fb6c51b3120246e43f382481611d9a8.jpg)
あとは一気に3キロ走り元町港にゴールする。アンコさんがゴールでお出迎えだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/7c/edad9861b8f32cdcaa55584ee34513b2.jpg)
ゴール後、アンコさんと一緒に記念撮影。時間はまだお昼前だった。タイムは、6時間50分ほどで、きつかったけどまだ余力がある状態でゴールできた。100キロのランナーは、58キロのゴールを見ながら、さらに残り42キロのコースを1周しなければならない。昨年は100キロだったので、そのつらさは良く分かる。完走できたランナーは、まさに金メダル級のウルトラランナーと言っていいだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/01/43462661159f5fba7ab4e23de38408b5.jpg)
その後は、近くの御神火温泉まで歩いて行って、ゆっくり温泉に浸かる。同行したラン友も全員無事ゴールしたので、温泉でゆっくり完走後の小宴会をする。そのまま、午後4時の高速ジェット船で帰る事もできたのだが、我々はもう一泊するので、あとはのんびり宿で休養する。それにしても、夕方から雲行きが怪しくなってきていた。翌日は、とんでもない事態になるとは思い知る由もなかった。
参考:今回のコースマップ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/fb/6a3bf4646ab3a2772bd653cad5ee0895.jpg)
2014伊豆大島ウルトラマラソン「3日目」に続く。