湯河原梅林の様子をデジブックにアップしました。
2月最後の週末は、1ヶ月ぶりに山登りに行くことになった。去年も同時期に計画していたのだが、天気が悪くて延期していたもので、1年越しの山だった。ただ、山登りとは言っても、梅見の時期にも当るため、有名な湯河原の梅林見物も含めての登山だ。
東名沼津インターから伊豆縦貫道を経て湯河原パークウェイ経由で湯河原梅林の駐車場に着いたのは午前8時45分くらいであった。梅見の時期は、相当混雑する場所であるが、まだ時間が早いためか駐車場はすいていた。しかも梅林の入場が9時前なら無料との事で、お金を払わず入場できた。9時を過ぎると200円かかるのであった。
平成8年に初公開された湯河原梅林は、「梅の宴」と称して町ぐるみの大きなイベントになっているそうだ。今回で16回目を迎え、四季を通じ雄大な自然景観と出会える「幕山」の山麓斜面に、約4,000本の紅梅・白梅が"梅のじゅうたん"のごとく咲き乱れ、園内は梅の香りに包まれている。この日は、まだ5分から7分咲きくらいで満開までには至っていなかったが、紅梅・白梅が見事に咲き乱れていた。
ほぼ、半分くらいの梅林を見物して上部に登っていくと、大きな岩場が現れてくる。なにやら、大勢の人が上を見上げていた。ここは、ロッククライミングの練習場であったのだ。何人かのクライマーたちが一生懸命岩場をよじ登っていた。下では、一般登山者やクライマーたちが見物していた。紅梅越しにクライマーを眺めるのもなかなかいいロケージョンだ。
(赤と白の小さな点が人間である)
大岩の横を更にあがって行くと、梅林の散策路は終わる。下を眺めると梅林の全容が一望である。紅白の梅が咲き乱れている様子が良くわかる。
散策路から、本来の登山道になっていく。落葉樹の中の道は、いかにも冬らしい雰囲気を醸し出している。
登山道の展望のいい場所からは、相模湾がキラキラと光っている。中央付近にある小さな島は初島だ。その先には大きな島影が見えたのだが、写真ではよく判らない。多分伊豆大島だったと思われる。
小一時間ほどで、幕山山頂(625m)に到着する。山頂部は広い平地になっており、ここからの相模湾の眺めも素晴らしい。大勢の登山者たちが、海を見ながらくつろいでいた。
相模湾に突き出た半島が、真鶴半島である。
まだ時間は、10時くらいでお昼にするには早いので、小休止のみで、更に先に進むことにした。一旦幕山を下りて車道にぶつかった所を横断して南郷山に向かう。15分ほどで、「自鑑水」の標識がある場所に到着する。
「自鑑水」とは、石橋山の合戦に敗れた源頼朝が、水面に映った己のあわれな姿を見て自害しようとしたのを、湯河原の豪族である土肥実平に引き止められたという言い伝えがあり、自害水とも言われている湧水地のことである。近くにはこんな水溜りがある。
「自鑑水」から40分ほどで南郷山(610m)に到着する。ここからも相模湾の展望が素晴らしい。
南郷山で11時を過ぎていたので、お昼にすることにした。いつものように、おにぎりやラーメンであったが、この日の特別メニューは、安倍川餅とポップコーンだ。ポップコーンは、なかなかイケる味だった。コーヒーと一緒にいくらでもポップコーンがお腹に入った。
南郷山からは再び幕山に戻る予定だったが、そのまま戻ると早すぎて物足らないので、小道地蔵堂寺屋敷跡まで歩く。カヤトの斜面から空を見上げると飛行機雲が一筋見えていた。見方を変えれば、まるで青い海面を突き進む船の航跡のようにも見える。雲一つない素晴らしい天気だ。
ここからは、更に真鶴半島が近くになってきた。真鶴港の様子もよく見える。
小道地蔵堂寺屋敷跡からは、もと来た道を戻り幕山方面に向かう。ただ、途中から幕山の反対斜面を回る登山道に入り幕山をぐるっと一周する。登山道が終わったところには、山の神が祀られている。また、近くの杉の木には、はちきれんばかりのスギ花粉の塊がくっついていた。
山の神の先は、湯河原梅林の散策路に入っていく。ここからは、前半見ることができなかった場所からの梅林見物ができる。西側斜面の特異な岩の柱状節理の偉容と梅林のあでやかさに、再び感激する。下山してからも写真を撮りまくる。幕山公園内では、売店が立ち並び大勢の観光客で賑わっていた。
観光客がかなり増えてきていたので、帰りが渋滞になる可能性もあり早めに帰ることにした。混雑する時期は、早着、早帰が鉄則だ。帰りも渋滞に巻き込まれることなく熱海経由で無事帰宅した。今回は、素晴らしい梅林見物と気持ちよい冬の陽だまりハイキングができた。
梅林の様子は、デジブックでも近いうちに公開するつもりだ。
東名沼津インターから伊豆縦貫道を経て湯河原パークウェイ経由で湯河原梅林の駐車場に着いたのは午前8時45分くらいであった。梅見の時期は、相当混雑する場所であるが、まだ時間が早いためか駐車場はすいていた。しかも梅林の入場が9時前なら無料との事で、お金を払わず入場できた。9時を過ぎると200円かかるのであった。
平成8年に初公開された湯河原梅林は、「梅の宴」と称して町ぐるみの大きなイベントになっているそうだ。今回で16回目を迎え、四季を通じ雄大な自然景観と出会える「幕山」の山麓斜面に、約4,000本の紅梅・白梅が"梅のじゅうたん"のごとく咲き乱れ、園内は梅の香りに包まれている。この日は、まだ5分から7分咲きくらいで満開までには至っていなかったが、紅梅・白梅が見事に咲き乱れていた。
ほぼ、半分くらいの梅林を見物して上部に登っていくと、大きな岩場が現れてくる。なにやら、大勢の人が上を見上げていた。ここは、ロッククライミングの練習場であったのだ。何人かのクライマーたちが一生懸命岩場をよじ登っていた。下では、一般登山者やクライマーたちが見物していた。紅梅越しにクライマーを眺めるのもなかなかいいロケージョンだ。
(赤と白の小さな点が人間である)
大岩の横を更にあがって行くと、梅林の散策路は終わる。下を眺めると梅林の全容が一望である。紅白の梅が咲き乱れている様子が良くわかる。
散策路から、本来の登山道になっていく。落葉樹の中の道は、いかにも冬らしい雰囲気を醸し出している。
登山道の展望のいい場所からは、相模湾がキラキラと光っている。中央付近にある小さな島は初島だ。その先には大きな島影が見えたのだが、写真ではよく判らない。多分伊豆大島だったと思われる。
小一時間ほどで、幕山山頂(625m)に到着する。山頂部は広い平地になっており、ここからの相模湾の眺めも素晴らしい。大勢の登山者たちが、海を見ながらくつろいでいた。
相模湾に突き出た半島が、真鶴半島である。
まだ時間は、10時くらいでお昼にするには早いので、小休止のみで、更に先に進むことにした。一旦幕山を下りて車道にぶつかった所を横断して南郷山に向かう。15分ほどで、「自鑑水」の標識がある場所に到着する。
「自鑑水」とは、石橋山の合戦に敗れた源頼朝が、水面に映った己のあわれな姿を見て自害しようとしたのを、湯河原の豪族である土肥実平に引き止められたという言い伝えがあり、自害水とも言われている湧水地のことである。近くにはこんな水溜りがある。
「自鑑水」から40分ほどで南郷山(610m)に到着する。ここからも相模湾の展望が素晴らしい。
南郷山で11時を過ぎていたので、お昼にすることにした。いつものように、おにぎりやラーメンであったが、この日の特別メニューは、安倍川餅とポップコーンだ。ポップコーンは、なかなかイケる味だった。コーヒーと一緒にいくらでもポップコーンがお腹に入った。
南郷山からは再び幕山に戻る予定だったが、そのまま戻ると早すぎて物足らないので、小道地蔵堂寺屋敷跡まで歩く。カヤトの斜面から空を見上げると飛行機雲が一筋見えていた。見方を変えれば、まるで青い海面を突き進む船の航跡のようにも見える。雲一つない素晴らしい天気だ。
ここからは、更に真鶴半島が近くになってきた。真鶴港の様子もよく見える。
小道地蔵堂寺屋敷跡からは、もと来た道を戻り幕山方面に向かう。ただ、途中から幕山の反対斜面を回る登山道に入り幕山をぐるっと一周する。登山道が終わったところには、山の神が祀られている。また、近くの杉の木には、はちきれんばかりのスギ花粉の塊がくっついていた。
山の神の先は、湯河原梅林の散策路に入っていく。ここからは、前半見ることができなかった場所からの梅林見物ができる。西側斜面の特異な岩の柱状節理の偉容と梅林のあでやかさに、再び感激する。下山してからも写真を撮りまくる。幕山公園内では、売店が立ち並び大勢の観光客で賑わっていた。
観光客がかなり増えてきていたので、帰りが渋滞になる可能性もあり早めに帰ることにした。混雑する時期は、早着、早帰が鉄則だ。帰りも渋滞に巻き込まれることなく熱海経由で無事帰宅した。今回は、素晴らしい梅林見物と気持ちよい冬の陽だまりハイキングができた。
梅林の様子は、デジブックでも近いうちに公開するつもりだ。
ここ2,3日前から朝晩くしゃみが出るようになってきた。
薬を飲んでいるとはいえ、完全にはくしゃみを止めることはできないようだ。
ウェザーニューズの花粉情報を見たら、今日の静岡県、神奈川県の花粉飛散量は
非常に多いを示す赤丸だらけであった。
とにかく暖かい日であったので、相当飛散することは覚悟していた。
今日は、神奈川県湯河原にある湯河原梅林と幕山に行っていたのだが
登りだしてから、次第に鼻がむず痒くなりくしゃみが我慢できなくなっていた。
しゃべりたくても、くしゃみが出そうで話も進まない。
周りでも、くしゃみをしている人が目についたし.、マスク着用している人も多い。
ただずっとではなく、きつい時を乗り越えたら、あとは酷くならなかった。
鼻水が止まらないとか、目が痒くてたまらないというまでには至らなかったのが幸いだ。
山から下りてきたとき、杉の木を見たら花粉を一杯つけているのがよく見えた。
くしゃみが出るのは当たり前である。
薬を飲んでいなかったら、もっと酷い状況だったかもしれない。
薬のおかげで、軽くすんでいたと思うしかない。
早くこの状況をやり過ごしたいものである。
梅林と山の様子については明日、アップすることにする。
薬を飲んでいるとはいえ、完全にはくしゃみを止めることはできないようだ。
ウェザーニューズの花粉情報を見たら、今日の静岡県、神奈川県の花粉飛散量は
非常に多いを示す赤丸だらけであった。
とにかく暖かい日であったので、相当飛散することは覚悟していた。
今日は、神奈川県湯河原にある湯河原梅林と幕山に行っていたのだが
登りだしてから、次第に鼻がむず痒くなりくしゃみが我慢できなくなっていた。
しゃべりたくても、くしゃみが出そうで話も進まない。
周りでも、くしゃみをしている人が目についたし.、マスク着用している人も多い。
ただずっとではなく、きつい時を乗り越えたら、あとは酷くならなかった。
鼻水が止まらないとか、目が痒くてたまらないというまでには至らなかったのが幸いだ。
山から下りてきたとき、杉の木を見たら花粉を一杯つけているのがよく見えた。
くしゃみが出るのは当たり前である。
薬を飲んでいなかったら、もっと酷い状況だったかもしれない。
薬のおかげで、軽くすんでいたと思うしかない。
早くこの状況をやり過ごしたいものである。
梅林と山の様子については明日、アップすることにする。
カシオが始めた新しい写真表現「デジタルフォトアート」が楽しめるネットワークサービス「イメージングスクエア」は、なかなか面白い。自分が撮影した写真を「イメージングスクエア」にアップロードして画像変換を行うと芸術的な作品に仕上がる。
画像変換は、写真のコントラストや彩度の強弱を部分的に変化させて芸術的な表現を行う「HDRアートクラフト」と、油彩や水彩など12種類の絵画調変換が行える「バーチャルペインター」の利用が可能である。ただし、利用するには会員登録をする必要がある。会員登録は無料なので、早速登録してみた。
どんな感じになるか、お花見天竜マラニックの写真を試しに画像変換してみた。
まずは、これがオリジナル画像。
これは、バーチャルペインターでパステル風に変換してみたもの。
次は、HDRアートクラフトで中くらいの変換をしてみた。
どうでしょうか?なかなかいい感じでしょ。
「イメージングスクエア」はこちらから
http://art.casio.com/Default.aspx
画像変換は、写真のコントラストや彩度の強弱を部分的に変化させて芸術的な表現を行う「HDRアートクラフト」と、油彩や水彩など12種類の絵画調変換が行える「バーチャルペインター」の利用が可能である。ただし、利用するには会員登録をする必要がある。会員登録は無料なので、早速登録してみた。
どんな感じになるか、お花見天竜マラニックの写真を試しに画像変換してみた。
まずは、これがオリジナル画像。
これは、バーチャルペインターでパステル風に変換してみたもの。
次は、HDRアートクラフトで中くらいの変換をしてみた。
どうでしょうか?なかなかいい感じでしょ。
「イメージングスクエア」はこちらから
http://art.casio.com/Default.aspx
ラジオ番組で谷村新司が子供の頃、母親からよく「耳の後ろをしっかり洗いなさい」と言われていたと話していた。何故、耳の後ろをしっかり洗う必要があるのかというと、耳の後ろは加齢臭が発生しやすい場所だからというのだ。
加齢臭が特に匂うのは、体の中でも皮脂分泌が盛んな頭皮や、汗をかきやすい脇の下などといわれるが、実は、耳の後ろからも加齢臭が漂っているという。耳の後ろは、それほど汗をかくという事もないので、あまり気づきにくい場所である。
人間は、年齢とともに耳の中や耳の周辺の産毛が濃くなってくるそうだ。しかも、耳の後ろ部分は体温が少し高くなっている。産毛が濃くなって温かい場所では、皮脂分泌も盛んになるので、耳の後ろを洗い忘れると、加齢臭がそこから漂ってくるということにつながるという。
そして耳の後ろ部分は、シャワーや入浴などの時には、洗い忘れてしまいやすい箇所でもある。耳の後ろをタオルなどでゴシゴシとこすりまくる必要はないが、耳の中を清潔に保ち、シャワーを浴びたら耳の後ろや中もしっかりとキレイにすることで、加齢臭を抑える事が可能になるそうだ。若い女性に嫌われないよう、耳の後ろもしっかり洗うようにしよう。
加齢臭が特に匂うのは、体の中でも皮脂分泌が盛んな頭皮や、汗をかきやすい脇の下などといわれるが、実は、耳の後ろからも加齢臭が漂っているという。耳の後ろは、それほど汗をかくという事もないので、あまり気づきにくい場所である。
人間は、年齢とともに耳の中や耳の周辺の産毛が濃くなってくるそうだ。しかも、耳の後ろ部分は体温が少し高くなっている。産毛が濃くなって温かい場所では、皮脂分泌も盛んになるので、耳の後ろを洗い忘れると、加齢臭がそこから漂ってくるということにつながるという。
そして耳の後ろ部分は、シャワーや入浴などの時には、洗い忘れてしまいやすい箇所でもある。耳の後ろをタオルなどでゴシゴシとこすりまくる必要はないが、耳の中を清潔に保ち、シャワーを浴びたら耳の後ろや中もしっかりとキレイにすることで、加齢臭を抑える事が可能になるそうだ。若い女性に嫌われないよう、耳の後ろもしっかり洗うようにしよう。
今日は「富士山の日」である。「2・2・3」(ふじさん)の語呂合わせをもとに、川勝静岡県知事が提唱し、静岡県は2009年12月に条例を制定した。今日は制定後、2回目の「富士山の日」となる。県内では、いろんな行事が行なわれたようであるが、文化的な分野でも「富士山」に因んだ本が発行された。
本の名は、しずおかの文化新書「人はなぜ富士山頂を目指すのか」である。発行は、静岡文化財団で、255ページ、500円という手頃な価格で発売されている。内容は、静岡が誇る「富士山」をクローズアップしたものだ。「人はなぜ富士山頂を目指すのか」というタイトルのもと、古代から現代までの人々が富士山頂を目指してきた経緯をさまざまな視点から紐解いている興味深い書籍である。
まだ全部読んではいないのだが、編集長の八木洋行さんの序文によれば、幕末の時代では御嶽山が日本で一番高い山と信じられていたそうだ。その当時は、富士山が日本一高い山という認識はなく、秀麗な富士の姿が日本一と例えられていたというのも興味深い話だ。
この本では、「人はなぜ富士山を目指すのか」という見地から、いろんな分野から富士を目指す人々の軌跡と多様な登山を紹介し日本人の富士山観を知ることができる。富士山を目指す人々は7,8月の2ヶ月間でおおよそ40万人と言われる。この40万人もの登山者を分類すると六つに分類できるそうだ。
一つ目は、登山の苦行を通して身を浄め弥勒浄土を目指そうとする宗教登山者。
二つ目は、スポーツとしての登山。厳冬期の登山、海抜0mから山頂往復を目指すマラソン登山、サイクル登山、スキー滑降等。
三つ目は、気象観測の技師たち。
四つ目は、観光をかねた一般登山者。日本一の高所に立ち、ご来光を拝みたいという人々。
五つ目は、富士登山を通過儀礼とする学校生徒の富士登山。
六つ目は、登山者を支える強力。
以上のような分類にほぼ分かれる。ただ、それぞれ目的は違うが、その本質は同じなのかもしれないのだ。つまり、人々の心の中には、円錐形ないし三角錘状の地形に反応する本能的なものが働いているのではないかと八木さんは書いている。その本能とは、天に近いところへ行きたい、近づきたいという心意だという。たしかに、円錐状の山容を空高く伸ばし、大きく裾野を広げた様は見る者を魅了させる。しかも山頂付近に白い雪を被った姿は、誰にでも富士山がそこにあるという事を認識させてくれる。どこの山に登っても、富士山が見えると感激してしまうのが我々登山者の常でもある。
さて、この本を紹介したのには、もう一つ理由がある。私の尊敬してやまない人生のよき指導者でありマラニックの呼びかけ人でもあるヒロボーさんが著者の中に名を連ねているからだ。ヒロボーさんが呼びかけ人となって毎年開催している「富士山頂往復マラニック」が“ゼロメートルからの富士登山”というタイトルで23ページにも亘って掲載されている。日本一の富士山を海抜0メートルから山頂3776メートルまで、24時間以内で往復する標高差日本一の大会「富士山頂往復マラニック」の話がヒロボーさんの言葉で書かれている。過去の新聞記事の内容や、これまでの大会の歴史、この大会にかけるヒロボーさんの思いなどが載っているのだ。今まで参加したことのある人、これから参加したいと思う人には必見である。
とにかく、いろんな見地から富士山の魅力をクローズアップしている。富士山の魅力に惹きつけられた方たちには是非読んで欲しい本である。
本の名は、しずおかの文化新書「人はなぜ富士山頂を目指すのか」である。発行は、静岡文化財団で、255ページ、500円という手頃な価格で発売されている。内容は、静岡が誇る「富士山」をクローズアップしたものだ。「人はなぜ富士山頂を目指すのか」というタイトルのもと、古代から現代までの人々が富士山頂を目指してきた経緯をさまざまな視点から紐解いている興味深い書籍である。
まだ全部読んではいないのだが、編集長の八木洋行さんの序文によれば、幕末の時代では御嶽山が日本で一番高い山と信じられていたそうだ。その当時は、富士山が日本一高い山という認識はなく、秀麗な富士の姿が日本一と例えられていたというのも興味深い話だ。
この本では、「人はなぜ富士山を目指すのか」という見地から、いろんな分野から富士を目指す人々の軌跡と多様な登山を紹介し日本人の富士山観を知ることができる。富士山を目指す人々は7,8月の2ヶ月間でおおよそ40万人と言われる。この40万人もの登山者を分類すると六つに分類できるそうだ。
一つ目は、登山の苦行を通して身を浄め弥勒浄土を目指そうとする宗教登山者。
二つ目は、スポーツとしての登山。厳冬期の登山、海抜0mから山頂往復を目指すマラソン登山、サイクル登山、スキー滑降等。
三つ目は、気象観測の技師たち。
四つ目は、観光をかねた一般登山者。日本一の高所に立ち、ご来光を拝みたいという人々。
五つ目は、富士登山を通過儀礼とする学校生徒の富士登山。
六つ目は、登山者を支える強力。
以上のような分類にほぼ分かれる。ただ、それぞれ目的は違うが、その本質は同じなのかもしれないのだ。つまり、人々の心の中には、円錐形ないし三角錘状の地形に反応する本能的なものが働いているのではないかと八木さんは書いている。その本能とは、天に近いところへ行きたい、近づきたいという心意だという。たしかに、円錐状の山容を空高く伸ばし、大きく裾野を広げた様は見る者を魅了させる。しかも山頂付近に白い雪を被った姿は、誰にでも富士山がそこにあるという事を認識させてくれる。どこの山に登っても、富士山が見えると感激してしまうのが我々登山者の常でもある。
さて、この本を紹介したのには、もう一つ理由がある。私の尊敬してやまない人生のよき指導者でありマラニックの呼びかけ人でもあるヒロボーさんが著者の中に名を連ねているからだ。ヒロボーさんが呼びかけ人となって毎年開催している「富士山頂往復マラニック」が“ゼロメートルからの富士登山”というタイトルで23ページにも亘って掲載されている。日本一の富士山を海抜0メートルから山頂3776メートルまで、24時間以内で往復する標高差日本一の大会「富士山頂往復マラニック」の話がヒロボーさんの言葉で書かれている。過去の新聞記事の内容や、これまでの大会の歴史、この大会にかけるヒロボーさんの思いなどが載っているのだ。今まで参加したことのある人、これから参加したいと思う人には必見である。
とにかく、いろんな見地から富士山の魅力をクローズアップしている。富士山の魅力に惹きつけられた方たちには是非読んで欲しい本である。
2日目は、前日以上に快晴の天気だった。この日は午前券を買って半日目一杯滑ることにした。まずは、前日乗り損ねたリフト乗り場を目指す。赤倉温泉スキー場では最高地点に当る丸山トリプルリフトだ。
丸山トリプルリフトの乗り場でこんな張り紙があった。
(日本一の急斜面 43°です。)
日本一と書いてあるだけあって、凄い急角度で上がっていくのが見える。
丸山トリプルリフトを降りて、アルペンコースからヨーデルゲレンデに滑っていく。アルペンコースからは、一際妙高山が近くに見える。
雪はさらさらのパウダースノーである。標高が高いだけあって雪質は最高である。
ヨーデルゲレンデは、広大なゲレンデで妙高山、火打山が一望である。
こちらは、滑っている時の私の視野を動画で撮ったものだ。
もう一つおまけは、リフトからの風景動画。
半日目一杯滑り、銀嶺ゲレンデの下のあるくまどー駐車場まで滑って降りる。荷物は、ペンションのオーナーがスノーモービルで運んでくれたので、そのまま車に積み込みスキーを終えた。今回は、2日間ともいい天気でスキーを思いっきり満喫できた。ボード初心者の若い女の子も大分上達したようだった。今シーズンは、これで終わりである。昔は、一シーズン10回くらいは行っていたが、今は1~2回行けば充分楽しい。来年はどこのスキー場に行くのか考えるのも楽しみだ。
丸山トリプルリフトの乗り場でこんな張り紙があった。
(日本一の急斜面 43°です。)
日本一と書いてあるだけあって、凄い急角度で上がっていくのが見える。
丸山トリプルリフトを降りて、アルペンコースからヨーデルゲレンデに滑っていく。アルペンコースからは、一際妙高山が近くに見える。
雪はさらさらのパウダースノーである。標高が高いだけあって雪質は最高である。
ヨーデルゲレンデは、広大なゲレンデで妙高山、火打山が一望である。
こちらは、滑っている時の私の視野を動画で撮ったものだ。
もう一つおまけは、リフトからの風景動画。
半日目一杯滑り、銀嶺ゲレンデの下のあるくまどー駐車場まで滑って降りる。荷物は、ペンションのオーナーがスノーモービルで運んでくれたので、そのまま車に積み込みスキーを終えた。今回は、2日間ともいい天気でスキーを思いっきり満喫できた。ボード初心者の若い女の子も大分上達したようだった。今シーズンは、これで終わりである。昔は、一シーズン10回くらいは行っていたが、今は1~2回行けば充分楽しい。来年はどこのスキー場に行くのか考えるのも楽しみだ。
先週末は、今シーズン2回目のスキーに行っていた。今回も昨年行ってみんなの評判が良かった赤倉温泉にした。ただ、昨年泊まった「赤倉ホテル」の予約がとれなかったので、ゲレンデ内にあるペンションに泊まることになった。今回は、総勢15名、車3台でのツアーである。
金曜夜、浜松を出発して午前2時前に妙高高原にある「温泉かふぇ」に到着する。ここは24時間営業で仮眠が出来る温泉付きのインターネットカフェのような所である。昔のようにエンジン掛けっぱなしで車中泊するようなこともなく、暖房の効いた室内で足を充分伸ばしぐっすり眠ることが出来る。温泉だって入り放題だ。まずは朝までゆっくり眠った。
朝、目を覚ますと車に戻り、赤倉温泉スキー場のくまどーゲレンデの駐車場に向かう。くまどーゲレンデの中にあるペンションに泊まる予定なので、ペンションの人が迎えに来るのを駐車場で待つことにした。電話をかけてから待つこと10分ほど。どこから迎えが来るのかキョロキョロ見回していたら、ゲレンデ上部からスノーモービルが1台下りてきた。まさか、あれじゃないよねとみんなで話していたら、中年の男性が我々の前にやってきた。悪い予感が的中だ。やはり、スノーモービルでのお迎えだったのだ。男性はペンションのオーナーで、大型の雪上車が故障してしまったのでスノーモービルで来たとの事だった。
スノーモービルに乗れるのは一度に二人まで。15人の人間と荷物を運ぶのに8往復が必要だった。リフトはまだ動き始めておらず、スノーモービルで運んでもらうしかない。止むを得ず、順番に運んでもらうのを待った。それにしても、オーナーの運転は凄い。二人の人間を席に座らせ、自分は立ち乗りで猛スピードでゲレンデを走っていく。ちょっとしたエキサイティングなスノーモービル乗車体験ができて面白かった。
やっとのことで全員ペンションに着き、朝食をすます。幸いなことに天気は晴れで気温も思ったより温かい。早速スキーウェアに着替えペンションの前に出て写真を撮ろうとしていると、なにやら屋根の上からごそごそと音が聞こえてきた。屋根に積もった雪が、気温が上がったことで一気に落ちてきた。あまりにも凄い落雪にビックリだ。
こちらが、故障していなければ乗ってたはずの雪上車だ。
さて、リフトでゲレンデに上がってみると、なだらかで気持ち良さそうな斜面が広がっていた。遠くの山々も見渡す限りの展望である。
ゲレンデを移動する際、途中の上級者コースを使ってスキー大会が開催されていた。選手は、地元新潟県の中学生たちである。
今回も、ほとんどのゲレンデを滑るつもりで、まずは一番遠い赤倉観光リゾートスキー場に向かった。ゲレンデ最上部から下まで滑っていくが途中には、このスキー場のキーポイントである赤倉観光ホテルの赤い屋根が見えてくる。長いロングコースの中間位にある目立つホテルだ。
昼近くになるとますます天気がよくなってきた。霧氷の樹林帯や青い空が一際目立つ。
一番下のゴンドラ乗り場近くには、「スキー神社」が祀られていた。スキーヤーの安全、地域社会の発展を願うとともにわが国で最初のスキー事故犠牲者の霊を弔うために建立された日本で最も古いスキー神社である。本宮は妙高温泉の星野公園にあるそうだが、このスキー場のカマクラのなかに分社として祀られていたのである。さっそくカマクラの中に入り、スキーの安全を祈願してきた。
その後も、ゴンドラやいろんなリフトに乗って各ゲレンデを滑りまくってきた。ペンションに着いたのは、最終リフトが止まってからであった。ナイターのライトが点灯しはじめた頃には、遠くの山々がくっきりとシルエットで浮かび上がっていた。
(左:妙高山、中:焼山、右:火打山)
(左:飯綱山、右:黒姫山)
一日中滑ってさすがに疲れて夕食の後は小一時間ほど爆睡してしまった。ナイターに出かけた元気な若者もいたようだが、われわれ中高年組は部屋で二次会となり女子フィギユアスケートの放送を見ていた。ショートプログラムで安藤美姫が1位、浅田真央が2位という結果だった。
スケートが終わると、さすがに眠くなってお開きとする。2日目の天気を気にしながら深い眠りにおちた。
2日目に続く。
金曜夜、浜松を出発して午前2時前に妙高高原にある「温泉かふぇ」に到着する。ここは24時間営業で仮眠が出来る温泉付きのインターネットカフェのような所である。昔のようにエンジン掛けっぱなしで車中泊するようなこともなく、暖房の効いた室内で足を充分伸ばしぐっすり眠ることが出来る。温泉だって入り放題だ。まずは朝までゆっくり眠った。
朝、目を覚ますと車に戻り、赤倉温泉スキー場のくまどーゲレンデの駐車場に向かう。くまどーゲレンデの中にあるペンションに泊まる予定なので、ペンションの人が迎えに来るのを駐車場で待つことにした。電話をかけてから待つこと10分ほど。どこから迎えが来るのかキョロキョロ見回していたら、ゲレンデ上部からスノーモービルが1台下りてきた。まさか、あれじゃないよねとみんなで話していたら、中年の男性が我々の前にやってきた。悪い予感が的中だ。やはり、スノーモービルでのお迎えだったのだ。男性はペンションのオーナーで、大型の雪上車が故障してしまったのでスノーモービルで来たとの事だった。
スノーモービルに乗れるのは一度に二人まで。15人の人間と荷物を運ぶのに8往復が必要だった。リフトはまだ動き始めておらず、スノーモービルで運んでもらうしかない。止むを得ず、順番に運んでもらうのを待った。それにしても、オーナーの運転は凄い。二人の人間を席に座らせ、自分は立ち乗りで猛スピードでゲレンデを走っていく。ちょっとしたエキサイティングなスノーモービル乗車体験ができて面白かった。
やっとのことで全員ペンションに着き、朝食をすます。幸いなことに天気は晴れで気温も思ったより温かい。早速スキーウェアに着替えペンションの前に出て写真を撮ろうとしていると、なにやら屋根の上からごそごそと音が聞こえてきた。屋根に積もった雪が、気温が上がったことで一気に落ちてきた。あまりにも凄い落雪にビックリだ。
こちらが、故障していなければ乗ってたはずの雪上車だ。
さて、リフトでゲレンデに上がってみると、なだらかで気持ち良さそうな斜面が広がっていた。遠くの山々も見渡す限りの展望である。
ゲレンデを移動する際、途中の上級者コースを使ってスキー大会が開催されていた。選手は、地元新潟県の中学生たちである。
今回も、ほとんどのゲレンデを滑るつもりで、まずは一番遠い赤倉観光リゾートスキー場に向かった。ゲレンデ最上部から下まで滑っていくが途中には、このスキー場のキーポイントである赤倉観光ホテルの赤い屋根が見えてくる。長いロングコースの中間位にある目立つホテルだ。
昼近くになるとますます天気がよくなってきた。霧氷の樹林帯や青い空が一際目立つ。
一番下のゴンドラ乗り場近くには、「スキー神社」が祀られていた。スキーヤーの安全、地域社会の発展を願うとともにわが国で最初のスキー事故犠牲者の霊を弔うために建立された日本で最も古いスキー神社である。本宮は妙高温泉の星野公園にあるそうだが、このスキー場のカマクラのなかに分社として祀られていたのである。さっそくカマクラの中に入り、スキーの安全を祈願してきた。
その後も、ゴンドラやいろんなリフトに乗って各ゲレンデを滑りまくってきた。ペンションに着いたのは、最終リフトが止まってからであった。ナイターのライトが点灯しはじめた頃には、遠くの山々がくっきりとシルエットで浮かび上がっていた。
(左:妙高山、中:焼山、右:火打山)
(左:飯綱山、右:黒姫山)
一日中滑ってさすがに疲れて夕食の後は小一時間ほど爆睡してしまった。ナイターに出かけた元気な若者もいたようだが、われわれ中高年組は部屋で二次会となり女子フィギユアスケートの放送を見ていた。ショートプログラムで安藤美姫が1位、浅田真央が2位という結果だった。
スケートが終わると、さすがに眠くなってお開きとする。2日目の天気を気にしながら深い眠りにおちた。
2日目に続く。
浜松市浜北区には、緑や水等の豊かな自然環境と岩水寺や秋葉山へと向かう人々が通った古い道筋が残っています。また、その沿線には名所旧跡が存在しています。浜松市では、この地域の古い道筋をたどりながら歴史・文化・自然等を楽しめるようにと「遠州山辺の道」として散策ルートを設定しました。本ルート、支ルートを含めほぼ全ルートを走り「山辺の道」をたどってみたいと思っています。春先の心地よい時期です。この辺りの歴史や文化に触れながら一日楽しんでみませんか?
日時:3月26日(土) 8時から8時15分くらいまでに遠州鉄道小松駅に集合。8時30分にスタート。
コース概要:下記のコース図参照
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/e2/904cd801449dd30ce4084ffe497cd2a6.jpg?random=c9ec2fe80c03badcd7d6b8b6e6b6801d
遠州鉄道小松駅から「遠州山辺の道」をほぼ全部走り「あらたまの湯」をゴールとする。距離は約30km
コースマップ詳細はこちらを参照。
http://blog.goo.ne.jp/maduka/e/b6d44b46804ec7c0802f2e8c02530fb9
コースガイドその1はこちらを参照。
http://blog.goo.ne.jp/maduka/e/e490b04136bcbadc779a643962ff4f03
コースガイドその2はこちらを参照。
http://blog.goo.ne.jp/maduka/e/bfca6e52e367ce399bb926fd92afe0eb
コースガイドその3はこちらを参照。
http://blog.goo.ne.jp/maduka/e/8a7f973043e7dff3f82d358dc893bd18
その他
①エードはないので、食料、飲み物はすべて自分で調達して下さい。また、荷物の管理やコース上での安全確保は自己責任でお願いします。
②コースは判りにくい箇所が多いので、まとまって行きましょう。桜の時期でもありますし、お花見もあっちこっちで出来るはずです。
③ゴールの「あらたまの湯」は午後3時くらいを目安にしたいと思います。
④「あらたまの湯」からは天浜線宮口駅、遠州鉄道なゆた浜北駅行きのバスがでております(15:45、17:12、18:45発)。
日時:3月26日(土) 8時から8時15分くらいまでに遠州鉄道小松駅に集合。8時30分にスタート。
コース概要:下記のコース図参照
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/e2/904cd801449dd30ce4084ffe497cd2a6.jpg?random=c9ec2fe80c03badcd7d6b8b6e6b6801d
遠州鉄道小松駅から「遠州山辺の道」をほぼ全部走り「あらたまの湯」をゴールとする。距離は約30km
コースマップ詳細はこちらを参照。
http://blog.goo.ne.jp/maduka/e/b6d44b46804ec7c0802f2e8c02530fb9
コースガイドその1はこちらを参照。
http://blog.goo.ne.jp/maduka/e/e490b04136bcbadc779a643962ff4f03
コースガイドその2はこちらを参照。
http://blog.goo.ne.jp/maduka/e/bfca6e52e367ce399bb926fd92afe0eb
コースガイドその3はこちらを参照。
http://blog.goo.ne.jp/maduka/e/8a7f973043e7dff3f82d358dc893bd18
その他
①エードはないので、食料、飲み物はすべて自分で調達して下さい。また、荷物の管理やコース上での安全確保は自己責任でお願いします。
②コースは判りにくい箇所が多いので、まとまって行きましょう。桜の時期でもありますし、お花見もあっちこっちで出来るはずです。
③ゴールの「あらたまの湯」は午後3時くらいを目安にしたいと思います。
④「あらたまの湯」からは天浜線宮口駅、遠州鉄道なゆた浜北駅行きのバスがでております(15:45、17:12、18:45発)。
国土交通省が、4月からの高速道路料金制度を発表した。普通車の上限料金を原則として平日2000円にするほか、ETCを搭載していない車も上限制の対象に加える。そして、ETC搭載車のみに適用している「休日上限1000円」は、そのまま継続する。また、免税対象のエコカー(ETC搭載車のみ)については、平日休日を問わず上限1000円を適用するという。ただし、エコカーについては、事前登録するのが条件で、システムの準備に時間がかかるため、実施は夏以降だという。
これだけ聞くと、さらなる値下げで嬉しい話である。しかも、私の車はエコカーに分類されるので、平日も1000円になり、これはラッキーと思っていいはずだ。だが、この値下げによる財源の食いつぶしで3年先の制度継続は、まったく見通しがないそうだ。
はっきり言って、高速料金が土日上限1000円と決まった時点で、値下げしすぎだろうと思っていた。それまでの高速料金が高すぎたことは否めないが、節度ある値下げに抑えるべきであったといえる。この制度で、フェリー会社は経営状態が悪化し、航路がなくなったところもあるようだ。そして、高速道路の土日の渋滞は値下げによってさらに酷くなった。人間なんて、ずるいもので一旦現状に満足してしまうと、それより悪くなることには我慢できないものだ。一旦下げた値段を上げることには、かなりの抵抗がある。結局政府は、そんな声が怖くて更なる値下げを実施して、当面の批判をかわそうとしているに過ぎない。
あんまり旨すぎる話は、後が怖い。問題が山積みのこの国で、さらなる税金の無駄遣いのようなことをしていて善いものだろうかと今後の先行きが不安になる。結局は、民主党政権の今後の選挙対策として行われたような政策であろう。3年後、財源が底をついた時、高速料金がどんな形で国民の負担になって返ってくるのかを思うと恐ろしい気がする。
政治家って者は、1~2年先のことじゃなくて、10年、100年先の事を考えていかないと国の未来は見えてこない。もっと大局的に国を考えることの出来る政治家は出てこないものだろうか。
これだけ聞くと、さらなる値下げで嬉しい話である。しかも、私の車はエコカーに分類されるので、平日も1000円になり、これはラッキーと思っていいはずだ。だが、この値下げによる財源の食いつぶしで3年先の制度継続は、まったく見通しがないそうだ。
はっきり言って、高速料金が土日上限1000円と決まった時点で、値下げしすぎだろうと思っていた。それまでの高速料金が高すぎたことは否めないが、節度ある値下げに抑えるべきであったといえる。この制度で、フェリー会社は経営状態が悪化し、航路がなくなったところもあるようだ。そして、高速道路の土日の渋滞は値下げによってさらに酷くなった。人間なんて、ずるいもので一旦現状に満足してしまうと、それより悪くなることには我慢できないものだ。一旦下げた値段を上げることには、かなりの抵抗がある。結局政府は、そんな声が怖くて更なる値下げを実施して、当面の批判をかわそうとしているに過ぎない。
あんまり旨すぎる話は、後が怖い。問題が山積みのこの国で、さらなる税金の無駄遣いのようなことをしていて善いものだろうかと今後の先行きが不安になる。結局は、民主党政権の今後の選挙対策として行われたような政策であろう。3年後、財源が底をついた時、高速料金がどんな形で国民の負担になって返ってくるのかを思うと恐ろしい気がする。
政治家って者は、1~2年先のことじゃなくて、10年、100年先の事を考えていかないと国の未来は見えてこない。もっと大局的に国を考えることの出来る政治家は出てこないものだろうか。