とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2024松代トレイルツアー:1日目松代観光

2024-11-12 15:47:24 | 観光
11/8~10にかけて長野県の松代に出かけてきた。メインの目的は、9日に行われる松代ラウンドトレイルに参加するためだ。1日目は、昼過ぎに着いたので、松代の観光をすることにした。

まずは、松代城跡の駐車場で観光ガイドの人と待ち合わせをする。観光ガイドは、友人である地元のIさんの発案で、あらかじめ手配してくれてあった。松代城は、武田信玄と上杉謙信が信濃の覇権を競った川中島合戦で、武田側の拠点として築城されたといわれている。千曲川の流れを外堀とする天然の要塞で、当時は「海津城」と呼ばれ、江戸時代、真田氏が松代藩主となると、松代城を中心に真田10万石の城下町が発展したという。


その後、ガイドと共に歩いて真田宝物館に移動する。真田家十二代当主・幸治氏から1966(昭和41)年に譲られた武具、調度品、書画、文書などの大名道具を収蔵・展示する博物館である。


松代藩真田家の歴史と、大名道具を紹介する常設展示室、テーマを定めた企画展、特別企画展が行われる企画展示室からなっている。


次に向かったのは、真田邸だ。九代藩主・幸教が、義母・貞松院(幸良の夫人)の住まいとして1864(元治元)年に建築した松代城の城外御殿で、当時は「新御殿」と呼ばれていたそうだ。


出入り口となる正面の玄関には、広い式台が設けられている。式台は玄関の低くなった板敷の部分で、武家の家にだけ許された設備である。また、正面玄関は江戸時代には殿様やお客様の出入りにだけ使われ、家老など上級武士でも、右の「小玄関」から出入したといわれるが、我々は、正面玄関から入る。


真田邸は、江戸末期の御殿建築の様式をよく伝え、表座敷に居間、湯殿(お風呂)に雪隠(トイレ)がそのまま残る貴重な建物だ。特に、居間から座って眺める庭園は、「水心秋月亭」と名付けられ、後ろに見える山も景色に取り入れた美しい景観だ。


最後に寄ったのは、文武学校。文武を奨励した松代藩八代藩主・幸貫が水戸の弘道館にならって計画し、九代・幸教の時代に完成した松代藩の藩校である。教室にあたる文学所、武術を学ぶ剣術所、柔術所、弓術所、槍術所などが配置されている。


柔術所と呼ばれる建物では、バーチャル砲術を体験できる。バーチャル砲術体験は、「スペンサー銃」「火縄銃」「臼砲」の3種類を体験する。実際に体験してみたものの、火縄銃の重さにビックリ。なかなか標的には当たらず、未熟者と叱られてしまった。


その後、松代城跡に戻り、集まったメンバー8人で城の入り口前で記念撮影する。


城内をぐるっと回ってから、この日の宿に向かい、1日目が終わった。

「2024松代トレイルツアー:2日目松代ラウンドトレイル」に続く。

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