とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

スマートフォンを使いだした。

2010-09-30 21:57:18 | グッズ
前から使っていた携帯が3年ほどたち、今度はこのところはやりのスマートフォンにするつもりで検討していた。一番使い勝手がいいのはソフトバンクのiphonであることはわかっていたが、山での電波の繋がり方や溜まったポイントの有効利用を考えたら、従来通りドコモにするしかなかった。結局前から考えていたソニーエリクソンのXPERIAになった。

XPERIAの画面は大きく、従来の携帯電話に比べれば見やすい。インターネットの閲覧が出来ていろんなアプリも充実してきておりiphonに追いついてきたようだ。だが、従来型の携帯にパソコンの機能がついているため、ある程度機能を覚えていかないと使いづらい。電話や携帯メールの利用に特化した従来の携帯に比べると、電話の使い方がいま一つだ。先ず最初に、困ったなと思ったのが、電話帳の検索機能である。あいうえおの文字が小さいので目的の名前を探しにくい。タッチキーで探すのだが、行き過ぎてしまったり戻りすぎてしまったりと、はなはだ探し辛い。しかも、探している間に変なふうにタッチしまった人の電話番号に電話がかかってしまったりする。タッチしただけで発信するのは便利なようでいて、誤操作の原因になりやすい。しばらく、電話帳を触るのが不安でしょうがなかった。やっぱり普通の携帯のほうがよかったかなと思い始めていたが、先日本屋でXPERIAのアプリ集の本を見つけた。

アプリの中に、いいものがあった。「発信確認 Call Confirm」というアプリである。これをインストールしておくと、電話帳の番号をタッチしても「本当に発信しますか?」という確認が出てくるようになる。これなら間違い電話をなくすことができる。無料なので早速ダウンロードした。これで、電話をかけるときの不安はなくなった。

また、「e電話帳」というアプリもなかなかいい。画面はシンプルだが索引文字が大きく目的の名前を探しやすい。これも無料なのでダウンロードする。

もう一つ、マナーモードの設定もXPERIAの標準では設定が面倒だ。そこで、ワンタッチでマナーモードに切り替えできる「すぐマナ」もインストールしてみた。これは100円と有料であった。早速使ってみようとしたのだが、どうも使い方が良くわからない。セットされたのかセットされてないのか良くわからない。大事な機能なので使いこなしたいのだが、残念ながらこれだけは使いこなしていない。誰か判れば教えて欲しいものだ。

その他、いろいろ面白いアプリも増えているようで、まずは慣れていくしかない。とりあえず、電話機能、iモードメール、Gmail、インターネットは出来るので一安心である。カメラも8MPもの高画質の画像が撮影できるし、動画も簡単に撮れる。しかもタッチ式のシャッターにも変更できる。かなりカメラ機能は充実しており、2台目、3台目のデジカメとしても使える。

今一番の欠点は、電池の減りが早いことだ。いろいろ遊んでいるとあっという間に電池が減っている。二日おきくらいに充電しないとダメである。乾電池での充電、車内での充電などもできるようにケーブル類をそろえておく必要がありそうだ。

グリムスの樹、5本植林される

2010-09-29 22:01:53 | エコ
しばらく前に、私のブログで育ったグリムスの樹が植林されることが決まったとメールがきた。その後、どうなったか忘れていたが、たまたまグリムスのHPで私の分がどうなったか確認したら、既に植林されていたことがわかった。

予定通り、先月の8月に内モンゴル自治区阿拉善盟へ40,000本のササボク、サカイソウが植林されたそうである。現在7本目のグリムスが成長中だが、既に大人になった樹の6本のうち5本が対象になったようだ。40,000本のうちの5本は、私が育てた分として植林されたわけである。僅かではあるが、ちょっと嬉しい気分だ。

中国・内モンゴル自治区にある阿拉善(アラシャン)盟は、砂漠化が深刻で、日本にも春先によく飛んでくる黄砂の発生源のひとつになっているそうだ。昔は木々の緑が多く見られたのだが、放牧のやり過ぎなど幾つかの要因で土地が荒れ、砂漠が広がる結果を招いたという。今回、植林を実施したのは環境保護のNGO「アース・ブレークスルー」という団体だそうである。地元の農牧民を交えて、砂に足を取られながらも頑張って行なったそうで、車に水タンクを載せて植林地を巡り、手作業で水を撒いていったそうだ。

これらの苗木が成長して砂漠化が止まり、地元の農牧民の生活の糧になればいいなと思う。


林道ゲートの合鍵が出回って遭難とは!

2010-09-28 21:37:08 | ニュース
先日、毎日新聞にこんな記事が載っていた。

「閉鎖されている林道ゲートの合鍵が出回り、無断で解錠する…」
 ◆閉鎖されている林道ゲートの合鍵が出回り、無断で解錠するアウトドア愛好家が後を絶ちません。
  ◇環境保護、安全性に問題 林野庁が全国で実態調査
  ◇官民協力し、地域に合った林道管理を
アウトドアレジャーを楽しむ人たちの間で、林道を閉鎖しているゲートの合鍵が出回り、問題になっているという。8月には北海道の日高山系で、ゲートを無断で解錠した登山ツアーの一行が遭難し、8人がヘリコプターで救助される騒ぎが起きた。登山者らのモラルが問われる一方、行政の周知不足や手続きのあいまいさを指摘する声もある。


私も、いろんな山に行っているが、林道の入口ゲートに鍵が掛けられ車が進入できなくなっている林道を良く見る。鍵がかかってなければ、車でもっと中にはいり楽に山に登れそうだなという場所も良くある。だが、車で入ることが出来ないのでその手前から歩いていくしかない。確かに、鍵を開けることが出来たら楽チンである。でも、これらは、理由があってお役所で車両が進入できないようにしているわけだから仕方ないと思っていた。

しかし、そんな事はお構い無しに、合鍵を作ってゲートに無断で進入している輩がいるということは残念至極である。鍵が掛けられているのは、土砂崩れなどの危険を避ける為の安全確保、産業廃棄物の不法投棄の防止、環境保護などの理由があるそうだ。合鍵を使う人たちの「手軽に目指す山の近くまで車で行きたい、いい釣り場のある上流に行きたい」という利用者のエゴが根底にあり、アウトドア愛好家のモラルの低下が大きいといえる。

ただ、簡単に合鍵を作られてしまうようなお粗末な鍵が多いことも事実であり、森林管理署の管理がしっかりできていないというが実態のようだ。正規に施錠された林道を一般の人が通行するためには、事前に管轄の森林管理署に申請すれば、鍵を借りることができるらしい。だが、借りる手続きの煩雑さや平日しか対応してないというお役所仕事により、行政の対応にも問題があるようだ。

今回の、日高山系での遭難騒ぎにより、林道ゲートの利用方法についての論議が高まり、公正に利用できるルールが定まるのを期待したい。

「ゲゲゲの女房」終わっちゃいました

2010-09-27 21:38:53 | ドラマ
NHKの朝ドラファンで、ずっといろんな作品見てきたが「ゲゲゲの女房」は、
久しぶりに、毎日見るのが楽しみなドラマだった。
しかし、残念なことに先週末で終わってしまった。
朝の顔がなくなってしまうと思うととても残念だ。
最終回の視聴率は23.6%(関東地区)と高視聴率をマークし、
歴代の朝ドラの中でも好調な成績だったようだ。

少年時代に読み漁った「ゲゲゲの鬼太郎」の作者と奥さんの人生をドラマで見ることの興味と、
実在する人物のドラマチックな人生を垣間見ることが面白かった。

また、主役の松下奈緒、向井理のキャストも魅力的だった。
本物の水木夫妻と比べると、あまりにも美男美女の夫婦だが、
これもドラマと考えれば、視聴者受けするキャストとして見事なキャスティングといえるだろう。
そして、ストーリーに合った「いきものがかり」の主題歌も、口ずさみやすく朝からいい気分にさせてくれた。

いろんなエピソードがあったが、茂が布美枝に中古の自転車を買ってプレゼントし、
布美枝が涙を流して翌日、2人で深大寺へ出掛けるというエピソードや、
布美枝の父親が初めて東京に来て茂の仕事ぶりを非難すると、
布美枝は「私は、よう知っとります。夫婦ですけん。うちの人が精魂込めて描いとるとこ一番近くで見とるんですけん。
……間違いだなんて言わんでごしない。うちの人は、本物の漫画家ですけん!」とのせりふは、
見ていて感動した。二人が本当の夫婦になったと言える場面だった。
まだまだ一杯名場面があったが、思い出すときりがない。

今後、映画化もされ近々公開されるようだが、松下、向井のコンビでないのが残念である。
それでも、公開されたら見てみたいと思っている。

2010「天竜ウルトラマラニック」

2010-09-26 22:00:24 | マラソン
今日は、三週連続のマラニックの最終日で「天竜ウルトラマラニック」に参加してきた。これも毎度ヒロボーさんの企画大会で、5回連続の参加である。前日、娘が帰省してきたので、急遽妻と娘が途中まで一緒に走ると言い出した。全コース走ると50キロ近くあり、二人はとても無理なので、途中で引き返すということで一緒に出かけた。

スタート地点は、遠州鉄道西鹿島駅である。今回の参加者は、約20名。昨年と同じくらいだ。駅前で、先ず集合写真を撮る。


元気に線路沿いを走って出発した。


コースは、岩水寺の前を通り、浜北森林公園へと上っていく。岩水寺前の彼岸花がたくさん咲き出していた。やっと秋になってきたことを感じさせてくれる。


浜北森林公園を抜け出し、山間の集落の道を走っていく。案山子が立った段々畑の花も秋めいていた。


杉峠を越えると、下っていく。阿多古川沿いに石神を通り過ぎ熊平への分岐に着く。ここで13.5キロほどである。妻と娘は、午後用事があるのでここのバス停からバスに乗って引き返した。ここから、しばらく一人旅だ。阿多古川の清流を見ながら、阿寺、熊平等を過ぎ、「くんま道の駅」に着いたのは11時半くらいだった。ここで、先行した10名ほどのグループにやっと追いついた。ビールと蕎麦、饅頭等を食べ12時に出発する。

体が重く、どうも走りに調子が出てこない。ビールもごくごく飲んでしまったせいか酔いが回り、酩酊状態になりそうなのをぐっと押さえ、上り坂を歩きに徹し前に進む。先行した仲間達とはどんどん差がついてしまっていた。最高地点の一本杉トンネルを過ぎると約10キロの長い下り坂だ。アルコールもかなり抜けてきたようなので、ここから走り出す。下り坂になっても、軽快に足が前に出て行かない。ただ、この下り坂は、横山という集落までの距離が100mから200mおきに表示されている。距離がどんどん減っていくのを楽しみにしながら横山まで下っていった。

横山に着くと、残りは約10キロである。天竜川沿いを歩きと走りを交え進むと船明ダムが見えてきた。船明ダムからは残り1キロちょっとである。ゴールの天竜下りの船着場が見えてきてホッとした。ゴールでボランティアの人たちと一緒に写真を撮ってマラニックが終わった。


スタート時点では快晴だったが、ゴール間際では、ポツポツと雨交じりの天気になっていた。ただしビショビショにならずにゴールできたのは幸いだった。昨年もヘロヘロのゴールだったが、今年もきつかった。どうも夏が終わったばかりのマラニックは、練習量が少ないので調子が出ない。10月のウルトラ走れるか、心配でしょうがない。

全員がゴールするのを待って、例年通り今年も「天竜船下り」で天竜川を下る。雨交じりの天気なので、船にはビニールシートの屋根が掛けられた。小雨の中、船下りが始まった。初めての人も何人かいて、楽しんでいたようだ。しかし、水しぶきが船内に入ってびっしょり濡れてしまった人もいて気の毒だった。それでも軽快な船頭の説明を聞いているうちに船着場に到着した。



あとは、宴会場の迎えのバスで、会場に向かった。ビールで乾杯の後、恒例の自己紹介が始まり宴が過ぎていった。今回は、遠来地からの参加があり、Eさんは福島県、Nさんは滋賀県から来てくれた。二人とも地元でマラニックを企画しており、そちらの大会のPRもあって、大いに興味が湧いた。しかもEさんから差し入れがあったTシャツが当り、貰ったからには一度は参加してみようという気になってきた。さいごに、宴会場の女将さんに集合写真をとってもらい解散。今回の参加者たちも大いに一日を満喫したようであった。


因みに、昨年の秋の様子はこちら
2009「天竜ウルトラマラニック」
http://blog.goo.ne.jp/maduka/d/20090927

今年の春の様子はこちら。
2010「第7回お花見天竜マラニック」前半
http://blog.goo.ne.jp/maduka/d/20100411

2010「第7回お花見天竜マラニック」後半
http://blog.goo.ne.jp/maduka/d/20100412

社員旅行 《後半》

2010-09-25 22:35:06 | 観光
社員旅行の最後は、中部国際空港(セントレア)内の通常関係者以外立ち入りを制限しているエリアを案内してくれる「セントレアまるわかりツアー 滑走路見学コース」の参加だった。バスで空港島内を巡り航空機をより身近に見学できる迫力満点のツアーである。

ただこのツアーは、当日飛込みで参加できるわけではない。事前に、参加者の氏名、住所等の名簿を送って予約しておかなければならない。当日は、待合室で、参加者名簿の確認が行なわれる。参加者は、免許証等の身分証明書を持参していかないと入場を拒否される。しかも、手荷物検査とボディチェックをしっかり行なわれる。また、酒気帯びの人も断られるとのことで、旅行の最初にビール工場でビールを飲んだ以後は、アルコール厳禁のツアーだった。

全員無事入場を許可され、乗ってきた観光バスに再び乗車して空港内制限エリアに向かった。最初のゲートでは、警備員がバス内に乗り込んできて全員入場許可書を持っているか確認する。そして、案内のコンパニオンもチェックを受けて最終的にエリア内に入場できた。空港内制限エリアに入るのは、厳重な警備体制のなか厳しいものだというのが良くわかった。


(バスに乗車して、コンパニオンの案内を聞きながら制限エリア内に入っていく)


(まずは、香港を拠点とする貨物航空会社のエア・ホンコンの貨物機が止まっていた)


(エア・ホンコンの正面)

空港を半周して、管制塔の正面に当る場所でバスを降りる。ここからは航空機の離着陸の様子を真横から見ることができる。離陸の時の轟音は臨場感満載である。


(フェンスで囲まれた見学ゾーンは、まるで檻の中のようだ。周囲は、警備員が監視している)


(フェンス越しに滑走路を見学する)


(韓国の航空会社アシアナ航空の旅客機が着陸した)


(見学終了し、フェンスを出てバスに乗車する)

『着陸時の動画』


『離陸時の動画』


3/4ほど回ると、進入灯橋付近に来る。ここからは、着陸してくる飛行機がバスのすぐ上を通過する。ここからも迫力ある着陸シーンを間近に見ることができる。バスからは進入灯の赤い光が4つ見えるが、見る角度によっては灯りの色が違って見えるそうだ。着陸時の安全な角度は、進入灯の色が赤二つ、白二つで見える角度だそうだ。


(さっそく1台の飛行機が、着陸を始めた)


(無事着陸)

4/5くらい回るとボーイング747LCFの前を通る。ボーイング747LCFは別名ドリームリフターといい、ボーイング社で開発している次世代の中型旅客機ボーイング787の主翼や胴体の一部などの組み立て前のパーツを運ぶための世界最大級の運搬用輸送機である。世界で4台しかない特殊な飛行機だそうで、名古屋近辺の工場がボーイング787の部品を製造している関係で、日本ではセントレアだけに就航しているそうだ。


(ドリームリフターの尾翼付近が開いている)


(尾翼が閉まり、積み込みが終わったようだ)

国際線エプロン付近では、何台かの旅客機が止まっている。


香港のキャセイパシフィック航空も止まっている。


ぐるっと空港内を一周し、もと来た場所に戻った。案内のコンパニオンが下車し我々はそのまま帰路に着いた。日帰りのあわただしい旅行だったが、社員同士の親睦が図れた一日であった。

社員旅行 《前半》

2010-09-24 22:52:22 | 観光
先週は月曜までの3連休で、今日は社員旅行だった。今週は、三日しか仕事をしてない。二週連続3連休のようなもので、仕事をしている人たちには申し訳ないような週だった。

どこへ行ったかというと、静岡県の隣の愛知県周辺の日帰り旅行だ。貸し切りバスで先ず向かったのは、アサヒビールの名古屋工場だ。出来立てのビールを飲ませてくれるとあって、バスの中ではビールをぐっと我慢していた。

工場に到着すると、まず巨大な発酵熟成タンクの横を通る。巨大なタンクにはすべてビールが入っているという。一つのタンクだけでも、一人の人間が何百年かけても飲み干すことのできないほどの量が詰っているそうだ。



タンクを通り過ぎ、見学者用のホールに案内された。レンガ作りの洒落たホールである。


ホール内にも大きいビール缶が置かれている。


ホールを抜けると、いよいよ工場内に入りビール製造工程の見学となる。工場内は撮影禁止のため残念ながら掲載できる写真はない。ビールの製造は6つの工程に分かれる。

1.製麦工程 大麦に水と空気を与えて発芽させ、麦芽にする。
2.仕込工程 お湯に麦芽、米、コーンスターチ等を加え煮る。麦芽糖に変わった麦汁にホップを加えて煮沸する。
3.発酵熟成工程 良く冷やした麦汁にビール酵母を加えて発酵熟成させる。
4.ろ過工程 熟成したビールをろ過すると、黄金に輝く生ビールが誕生する。
5.パッケージング工程 オートメーションで缶やびん、樽などにパッケージする。
6.出荷工程 検査後、ケースに詰めて出荷する。

製麦からろ過にかけては、タンク内で行なわれているため良くわからない。面白いのはオートメーションでパッケージされていく工程だ。缶がコンベアでどんどん流れダンボールに自動的に詰められていく様子はなかなか面白い。これらは、すべて自動で行なわれる。まわりに人間は、ほとんど見当たらない。うまく出来ているものだと感心させられた。

見学終了後、最初に入ったホールに戻り、まさに出来立てのビールを頂く。冷たい「アサヒスーパードライ」はいつも飲んでる缶入りよりもさらに飲み応えがあった。やっぱりできたてのうまさ「鮮度」はこだわるだけある。


ビール工場見学の後は、中部国際空港の手前にある大きな食堂で海鮮料理を頂く。ジャンボなエビフライが目玉の食堂だった。


(橋の先は中部国際空港・セントレア)


(まるは食堂)

昼食を済ませると、シャワートイレで有名なINAXのINAXライブミュージアムに寄った。ここでは陶器を思いのままに楽しむ陶楽体験をする。体験教室として、タイル絵付け、モザイクアート、やきもの製作があり、私はモザイクアートに参加した。いろんな色の陶器片をモザイクのようにはめ込んで、模様をデザインするのである。デザインするなんて苦手なのでなかなかいいのが出来なかったが、なんとか苦労して自分の作品が出来た。それでも、パッと絵を描いたり彫刻できたりする人は凄いものだ。美術や音楽の才能のない私にとっては、このような人は尊敬に値する。


(出来上がった作品に糊を塗ってドライヤーで乾かす。)


(私の作品)

INAXライブミュージアムでは、トイレも公園になっているのだ。トイレパークと名付けられたこの場所は、かわいいトイレだった。



《後半》に続く。



「ウイルスバスター2011クラウド」にバージョンアップ

2010-09-23 22:01:17 | インターネット
ウイルスバスター2011 クラウド 1年版

トレンドマイクロ

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トレンドマイクロから新しいウイルスバスターの案内メールが来た。今は、ウイルスバスター2010をインストールしているが、無料なので最新版の「ウイルスバスター2011クラウド」をインストールしてみることにした。

インストールは、最初うまく行かなかったが、パソコンを再度立ち上げてから再インストールしたら、あっけなく完了した。

最新版のクラウドの売りは、「安全」と「軽快」であり、1.5秒ことに発生する脅威にリアルタイムに対応できるようになったということとパターンファイルのデータの肥大化によるPCへの負担をいかに軽くしたかということだ。入れてみて、特別劇的に変わったかは良くわからないが、「安全」で「軽快」にパソコンを守ってくれているならありがたいことだ。

「ウイルスバスター2011クラウド」をインストールしたあと、パソコンでネットサーフィンをしばらくやっていたら、突然停電した。パソコン、照明、テレビなど全て消えてしまった。しかも隣近所をみたら、全て真っ暗だった。雷が鳴っていたので、どこかに落ちたかもしれない。しばらく回復は無理かなと思ったが、数分後に復旧した。

一安心して、パソコンを立ち上げたら、今度はネットが繋がらなくなっていた。停電でルーターがおかしくなったようだ。今までも良くあったことなので、再度ルーターの電源を入れなおしてパソコンの再起動を図る。1回目はだめだったが、2回目で無事ネットに接続できた。一時は、ネットが不通になると困るなと不安がよぎったが、無事回復してよかった。インターネットに繋がらなくなると如何に困ってしまうかを停電で改めて思い起こされた。


2010遠山郷マラニックツアー 3日目

2010-09-22 21:55:09 | 山登り
マラニックのあと、「かぐらの湯」駐車場内の空き地にてテント泊する。最初は暑かったが、明け方になると涼しくなり寝袋の中にもぐりこんでいた。日の出前に起きてトイレに行った後、観光協会前にある足湯に入る。足湯も気持ちいいものだ。少し暖まって、もう少しテントの中で眠った。

午前6時前後くらいから、人の声が聞こえ、ちらほら車中泊の人たちが起きだして来た。3日目は、そのまま帰るのももったいないので山に行くつもりだった。前日、参加者に声を掛けたら6人+1匹のメンバーが集まった。私を入れて7人+1匹で2台の車に便乗して「しらびそ高原」の御池山(おいけやま)に行くことになった。

遠山郷から「しらびそ高原」までは40キロほどある。山道をグングン登り1時間ほどで「しらびそ峠」に着いた。標高は1833mあり、車から降りると結構肌寒い。ここは、尾高山、奥茶臼岳へと連なる縦走路の登山口でもある。また、前方には南アルプス南部の3000m前後の峰々が一望である。



「しらびそ峠」で少し休憩して、御池山の登山口まで車でさらに向かう。10分ほどで広い空き地に着く。登山口もすぐ近くだ。車を止めて車外に出ると、前方に大掛かりな機材の前で立っている男性を見かけた。何をしているのだろうと、見に行ってみると趣味で天体写真を撮っている人だった。


天体望遠鏡、デジタルカメラ、バッテリー、パソコン等を並べ、見ただけでも高額な機材ばかりだった。話を聞いてみると、これらの機材だけで、車を数台買えるくらいかかっているそうだ。もう何日もこの場所に寝泊りして、天体写真を撮っていたらしい。過去の写真も見せてもらったが、アンドロメダ星雲とか、しし座流星群、○○彗星、皆既日食といった科学の雑誌でしかみたことのないような写真を何枚も見せてくれた。今は、デジカメとパソコンがあるので、アマチュアでも凄い写真がとれるそうだ。いいものを見せてもらったと一同感心して、その場を離れた。

ちなみに後で調べたところ、しらびそ高原は「天文ファンが集う星降る聖地」としてその分野では有名らしい。標高が約2000mと高いので、低地よりも透き通った星空を見ることができ、よく晴れた夜は南から北まで繋がる天の川の輝きが素晴らしく、澄んだ星空を求める天文ファンにとっては貴重な天体観測地なのだそうだ。

さて、この「しらびそ高原」の御池山は、別のことでも有名な場所なのだ。それは、この空き地に設置された看板を見ると良くわかる。日本初!「御池山」隕石クレーター総合案内板と書かれた看板である。


御池山クレーターは、2万年から3万年前、小惑星が衝突してできたとされる日本で初めて確認された唯一のクレーターである。長野県飯田市内、南アルプス南部の御池山(1905メートル)付近に位置する。このクレーターは直径約900メートルで、現在残っているのは全体の40パーセントほどだそうだ。見たところ、ただの谷としか見えないが、これは「クレーターだったんだ」と思い太古の昔に思いをはせた。

そして、いよいよ御池山の登山道に入る。往復1時間半程度の軽いハイキングである。緩やかな笹原の道や、険しい岩場を乗り越えてのんびり歩いた。



登山道には、見ただけでこれは毒キノコじゃないかと思われるキノコがにょきにょき生えていた。


30分ほどで、1905mの御池山山頂に着く。ここからの南アルプスの展望もなかなかいい。また、尾根道は隕石クレーターの縁になるらしい。山頂で休憩し、水分と食料を補給する。



山頂から少し降りると、中郷の御池への分岐に出る。この山名の由来となった池があるのだ。笹原を150mほど下ると、ひっそり静まり返った御池が姿を現した。




この池は、昔より地元の雨乞いの地だったらしい。御池の水を持って帰る途中で、水をこぼすと大雨になるという言い伝えもあるそうだ。


さて、この池はトンボの宝庫でもあった。湖面には、数種類のトンボが所狭しと飛びかっている。




トンボの写真を何枚か撮り、もと来た道を通り駐車場に戻った。マラニックの後のクーリングダウンの運動としてちょうどいいハイキングだった。

帰り道の途中には、ヨーロッパ風の洒落た大きな建物がある。「ハイランドしらびそ」といい、標高1900mに建つレストラン&宿泊施設である。ここの展望台からも聖岳、兎岳、大沢岳、荒川岳など日本を代表する3000m級の山々を間近に眺めることができる。春は雪山の展望、夏は避暑に、秋は紅葉といろいろ楽しめる場所にあり、素晴らしい施設である。去年、聖岳に登ったとき、この建物がよく見えたことを思い出した。



その後、遠山郷に帰り解散した。2泊3日の遠山郷マラニックツアー、3日間ともいい天気で自然を大いに満喫できた楽しい旅であった。

2010遠山郷マラニックツアー 2日目

2010-09-21 22:03:32 | マラソン
この日は、マラニック本番の日だ。宿を午前6時頃出て、スタート会場の「かぐらの湯」に着くと大勢のランナーたちが集まっていた。


種目は55キロと45キロの2種目である。55キロの部と45キロの部を合わせて約150名。開会式のあと全員で集合写真を撮り、スタートの号砲を待つ。


午前6時半に55キロの部がスタートする。この大会は、何といっても個性的なエイドが多いと聞いていたので、それを楽しみにしながら走り出した。45キロの部は午前7時にスタートだ。



まずは、4キロほど平らな道を走る。赤い橋が見えてきたら、橋を渡る。


橋を渡り反対側に下りると、最初のエイドである大町「天仁の杜」に到着する。ここでは、恒例のマレットゴルフに参加する。強制ではないが、みんな順番を待って行列につく。球を木製のクラブで目の前のホールを狙って叩くのである。みごとホールインワンしたら、後で賞品が出るようだったが、あいにく外れて終了する。マラニックでゲームするなんて初めてである。遊び心があってこれもなかなか面白い。



「天仁の杜」からは、最初の上り坂となる。標高差50mを上ってからしばらく下ったところには八重河内「いろりの宿島畑」エイドがある。水車の前で、地元の人たちが旗を持って応援していてくれた。


そして、ここには仰天するものが置いてあった。手作り栄養精力ドリンクを用意し待っているとパンフレットにあったが、なんと「まむし酒」「熊のい」「はちみつうめジュース」などが用意されていた。昨年は、中身を知らずにごくごく飲んであとでフラフラになった人もいたとかという話もある。「まむし酒」の中には、しっかりマムシが入っていた。さすがに前半から「まむし酒」はきついかなと思い、「はちみつうめジュース」を頂く。甘く栄養がたっぷり詰まったジュースだった。


「いろりの宿島畑」エイドの先にも橋があり、再び川を渡る。


山を上がったところに観音様が立っていた。観音様に完走を祈って先に進む。


3キロほど走ると、スタート地点の「かぐらの湯」の裏どおりの道を走ることになる。遠山温泉郷の旅館街の道だ。前日宿泊した旅館の前を通り過ぎたところで、龍淵寺への急な石段を上がる。


龍淵寺の本殿前で焼香をする。住職も応援してくれる。


龍淵寺の境内には、椋鳩十の「遠山郷は星の美しい里 河の美しい里 人の心の美しい里である」の石碑がある。この言葉は、大会のパンフレットにも掲載されている。この境内によったら、この石碑は良く見ておいたほうがいい。


そして、境内を出たところには、遠山郷の名水として名高い「観音霊水」が湧き出る水場がある。日本一の鉱物物質含有量を誇るナチュラル・ミネラルウォーターとして注目されているというこの水は、是非飲んでおきたい。暑いなか、冷たくておいしい湧き水で大いに喉が潤った。


「観音霊水」の先には、「龍淵寺」エイドがある。ここの殿町の茶屋で作っている「ふじ姫饅頭」がたくさん用意されていた。この「ふじ姫饅頭」は知る人ぞ知る有名な饅頭らしい。大量には作らないようで、午前中でいつも売切れてしまうそうだ。そんな名物饅頭を頂いたり、ししの肉を頂いたりした。



池口岳の登山口にある大島エイドを過ぎ、しばらく進むと「熊野神社」に到着する。ここでは、前夜祭にも来ていた「熊野神社」の禰宜さんが、参加者一人ずつに『安全楽走祈願』の木札を掛けてくれる。その後、頭を垂れ御祓いを受ける。みんな、静かに列を作り順番を待っていた。



御祓いを受けた後は、お神酒も頂く。この程度であれば、走っても大丈夫だ。


前夜祭の会場になった木澤小学校エイドにも寄り、上島トンネルの入口前につく。ここは、55キロコースと45キロコースの分岐点だ。45キロコースの人は、そのままトンネルの上を上がっていくが、55キロコースは、「上村自治振興センター」エイドまでの往復10キロのコースを余分に走ることになる。この分岐で、先に飛び出していった「うっちゃん」と出会う。10キロも先行してたなんて早すぎる。この先は、ほとんど平坦だが、気温が上がってきて日向になると、結構暑さがこたえた。ここまでは、ずっと一緒だった「かっちゃん」と併走していた。再び分岐に戻ると、いよいよ最大の難関の標高差550mの上り道に入っていく。

上り道になると、もう走れない。ひたすら歩くしかない。しだいに「かっちゃん」との距離が開くばかりで、それからずっと一人旅となった。ほぼ半分くらい上ったところで展望テラスがステキなエイドに着いた。ここでも「おはぎ」「おにぎり」「イカ」「ソーメン」「バナナ」「オレンジ」など有り余るほどの食べ物を頂く。テラスからは、南アルプスの3000mの山々が展望できる。素晴らしい景色を見ながら、しばらく腰をすえてしまった。



エイドを出たところで、ここの名物おじいさんと記念撮影だ。昔海軍にいたそうで、海軍の将校姿が凛々しかった。


さらに、山を上がっていくと「そばの花」や「コスモス」の畑がきれいだった。高原は、やはり秋の気配で一杯だった。



最高地点は、「下栗の里」エイドだ。標高は1072mある。ここでの最大のご褒美は、「観音霊水」の氷で作ったカキ氷である。小学生の女の子たちが作ってくれたカキ氷が何と美味しかったことか!



「下栗の里」からは、一気に下る。集落の間の道が曲がりくねって下に続いているのが見えた。


午後の時間になっても、南アルプスの聖岳や兎岳が良く見えていた。


500mほど下ったところにある「三軒家」エイドは、渓流釣りをこよなく愛する釣り士が営むエイドである。炭火で焼いたアマゴの塩焼きは絶妙の味であり、頭から丸ごと頂く。これで不足した塩分を充分補えたようだ。


その後は、川沿いの木陰の道を緩やかに下っていく。


橋を渡り、見覚えのある建物が見えたら「梨元ていしゃば」エイドだ。ここで約49キロ。時計を見たら、このまま歩いていっても関門に間に合う時間だった。かなり疲れてきて歩きが多くなってしまったが、最後の商店街に入ったところで頑張って走る。沿道の応援を受けながら「かぐらの湯」に到着する。15時半をちょっと回った時間だった。月桂冠を頭に載せて記念写真を撮ってもらい、無事完走だ。久々の長距離できつかったが、エイドを全部まわって目一杯楽しむことができたマラニックだった。あとは、温泉に入り、後夜祭に参加する。後夜祭も、たくさんの料理と飲み物で大満足だった。


この日は、2泊目の宿を取ってなかったので、もう一度温泉に入りテントで寝る事にした。

3日目に続く。