とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2010浜松シティマラソン

2010-02-28 21:14:13 | マラソン
今日は第6回「浜松シティマラソン」の日である。前日、天気予報が大きく外れ今日はどうなることかと思っていたが、天気予報が当たり、朝から酷い雨だった。2月というのに、梅雨時のような変な天気が続いている。来週も雨が降ったりやんだりの天気が続くみたいだ。

前日のマラニックとカラオケでいささか疲れたようで良く眠れたが、今朝も早起きでマラソンの支度を始めた。大粒の雨の中、雨具も用意して会場に向かった。雨の日は市営グランドの屋根があるスタンド席が最初に埋まってしまう可能性があるので早めに場所を取らなければならない。妻が席を確保するため、先に会場近くで下ろし、私は車を近くにある親戚の家まで置きに行った。親戚の家では、丁度オリンピックの女子パシュートの決勝戦をやっていた。日本とドイツが金メダルを掛けて滑り出していた。マラソンのスタート時間にはまだ時間があるので、ついテレビに見入ってしまった。日本初の金メダル獲得かと大いに期待してみていた。そして、最後のゴールシーンを見たときも一瞬日本が勝ったと思ったが、何と0.02秒差でドイツが逆転という結果に唖然だった。この競技は最後の選手のスケート靴がゴールに着いた時間で決まるということで、本当に僅かな差であった。金メダルの結果を見てマラソン会場に向かいたかったが、残念で仕方がなかった。気を取り直して、雨の中マラソン会場に向かった。

さて会場に着くと既にスタンド席は、雨を避けるために集まった選手たちでごった返していた。人を掻き分け、妻たちがいる場所をやっと見つけ落ち着くことが出来た。大会では、3キロ、10キロの部門に続き10マイル(約16キロ)の部門となる。私と妻は今回も10マイルに参加である。やや小ぶりとなった頃、10マイルのスタート時間となった。10マイルの制限時間は96分である。つまり1キロ当たり6分以内で走らないと関門に間に合わない。昔だったら、それほど気にするほどの時間ではないのだがウルトラマラソンをやるようになってあまり早く走れなくなっている。そんな調子だから、この大会だけは、最初からかなり頑張って走らないといけない。

スタートするといつもよりもハイペースで走り出す。いつもより早いペースなので息が苦しい。しばらく走っていると、後ろにいたはずの妻が追いついてきた。しばらく一緒に走るが徐々に離されていく。その後、ずっと妻の姿を前方に捉えながらなかなか追いつけない状況で走っていた。なんとか追いつきたいと必死についていった。やがて残り2キロくらいになった頃何とか追いつくことが出来た。天気もよくなり、青空が出てきていた。そして、なんとかゴールまで一緒に走った。関門時間まで数分を残し無事完走できた。

やはり10マイルという距離は中途半端だ。せめてハーフくらいの距離のほうが走った感じがする。そして、制限時間ももっと余裕がある時間設定にしてくれたほうがありがたい。ゴールすると、みんなさっさと帰ってしまい会場はあっという間に閑古鳥だ。この大会は、地元だから参加しているが、魅力がある大会とは思えない。まあ、スピード練習だと思えばたまにはいいかもしれない。さて、再来週は山を駆け上がるハーフマラソンに出る予定だ。次はいい天気になって欲しいものである。

多国籍軍マラニック+カラオケ

2010-02-27 22:28:44 | マラソン
今日は、山に行く予定だったが、天気予報で大荒れになるなんて予報を受けて中止してしまい、しんしんさんから誘われていた「多国籍軍マラニック」に参加することにした。

朝起きてみると、天気予報にはまったく裏切られ、快晴の天気だった。予定していた山は関東方面なので、多分天気は悪いだろうと解釈し自分では納得していた。しかし、こうまで天気予報が外れるとは思わなかった。でも、マラニックも楽しいのでどちらに転んでも良かったのだ。

マラニックの集合場所は浜松駅だったが、走る距離が10キロ程度と少しで物足らないので、私は自宅から浜松駅まで走っていくことにした。浜松駅までは12キロ近くなので、全部で22キロくらい走ることになり丁度いい練習になる。家から国道152号をひたすら浜松駅方面に走った。

ホテルコンコルドの前を通り、

浜松市役所前を抜け、

浜松駅に向かった。


浜松駅には12時丁度に着き、仲間が来るのを待った。今日走るのは、ヒロボーさん、山草人さん、しんしんさん、カナダから来たジョーダンと私の5人である。浜松駅前で記念写真を撮って、中田島砂丘に向けてスタートした。

ひたすら南の海に向かって走る。

やがて、遠州灘の中田島砂丘に着いた。

中田島砂丘は日本三大砂丘の一つである。カナダ人のジョーダンもはじめて見る砂丘に感激していた。

私も久しぶりに砂丘を歩き若い頃を思い出した。遠州灘の波は荒く、しぶきが大きく上がっていた。


砂丘から更に遠州灘自転車道を東に進み、天竜川河口付近にある遠州灘温泉「八扇の湯」まで走る。今日のゴールはここまでだ。「八扇の湯」でさっぱりしたあと再びバスで浜松駅まで戻った。

浜松駅では、アメリカ人のクリスと合流してカラオケに向かった。

カラオケでは、ジョーダンの彼女やHさん夫婦、あだち。さんも集まって国際色豊かなカラオケ大会となった。

日本語の歌からビートルズやマイケルジャクソンなどの歌も入り大いに盛り上がった。マラニックの後にカラオケというのは初めてだったが、人種、年齢層も多岐にわたり久しぶりに楽しいカラオケ大会となり大いに楽しめた。

さて、明日は「浜松シティーマラソン」である。今日のメンバーも何人か参加する予定だ。明日もしっかり走らねば。

真央ちゃん、銀メダル!良くやった

2010-02-26 19:51:23 | スポーツ
今日は、朝から女子フィギアのフリーが気になってしょうがなかった。昼休みの間は、携帯で鈴木明子選手の滑りだけは見ていたが、直ぐに昼休みも終わり泣く泣く携帯を閉じた。

その後、携帯で試合結果の速報をチェックして最終結果を知った。結果は、金妍児(キム・ヨナ)が歴代女子世界最高の228.56点で金メダル、浅田真央(19)が205.50点で銀メダル、ジョアニー・ロシェット(24)が202.64点で銅メダルである。そして、安藤美姫(22)は188.86点で5位、鈴木明子(24)は181.44点で8位ということで日本人選手は全員入賞である。

真央ちゃんは、2度のトリプルアクセルに成功したものの、後半の3回転ジャンプが乱れて完璧にこなすことが出来なかったのが惜しい。本人も、トリプルアクセルが2度出来たことは満足したようだが、その後のミスがよほど悔しかったのだろう。涙ながらにインタビューに応じていたのが胸を打った。それに引き換え、金妍児(キム・ヨナ)はまったくミスのない完璧な演技で、堂々の金メダルだ。日本人としては悔しいが、見事だったとしか言いようがない。でも、この二人の競り合いは、オリンピック史上でも長く語られるほどの素晴らしい演技だったといえるだろう。会社でも、みんな気にしていて昼休みはテレビに釘付けだった。帰宅してからも、テレビで何度も放送している。今日は、何度でも真央ちゃんを初め日本人選手の素晴らしい滑りを見ることにしよう。

今年は国税庁HPから確定申告

2010-02-25 23:59:44 | 呟き
昨年は、税務署で開催していた確定申告の会場に実際に出向いて、医療費控除の申告をしてきたのだが、しばらく前に国税庁からEメールが届いた。内容は、自宅のパソコンから電子申告ができるようになったとの案内だった。

医療費控除は、自分と生計を一にする配偶者その他親族の払った医療費全てを合算して申告することができる。対象は医師による診療・治療の対価、薬代、通院費などが含まれ、それらを全て合計して10万円以上あれば控除の対象になる。ただし、保険金で補てんされる金額は除かれる。こんな条件で、計算したら一昨年の医療費はかなりの金額になっていて、高額の還付金となった。

そして、昨年の医療費はというと一昨年と比べればかなり少ないが、それでも妻と自分のを合わせると10万以上にはなる。これは、申告するしかない。

今年は、会場に出向いていくのも面倒なので、パソコンからどんなふうにできるものかととりあえず国税庁のHPを開いてみた。HPからはe-Tax(電子申告)というシステムでパソコンから送信して確定申告できる方法と、申告書だけをパソコンで作成し税務署へ郵送する方法がある。e-Taxは、事前に登録手続きやICカードレーダーを購入しなければならないので面倒である。結局は申告書をパソコンで作成して税務署へ郵送する方法をとることにした。

やり方は簡単で、指示通りに入力していくだけである。最後に実際にかかった医療費の金額を入力すると直ぐに還付金が計算される。今回は高額ではないが、それなりの還付金が出ることが判った。実際に領収書類を添付することもなく申告書を郵送するだけでいいみたいである。ただし3年以内で書類の提示を求められることもあるようなので正直に申告しておかねばならない。しかし、こんなにも簡単に出来るとは思わなかった。国のこういうシステムは大いにPRしてほしいものである。

e-Taxで確定申告
http://www.e-tax.nta.go.jp/

赤倉温泉スキー2日目

2010-02-24 20:07:40 | スキー
2日目も朝からいい天気になっていた。前日の夕方から降り続いた雪でゲレンデは新雪となり絶好のコンデションが予想された。妙高山が昨日同様大きくそびえていた。

朝食を済ませ、フロントの奥にある広間に行くと大きな仏壇が安置してあった。前日餅つきをやった会場である。赤倉ホテルは日本で唯一ロビーに仏壇を安置してあるホテルとしても有名なのだそうだ。

この妙高の赤倉温泉郷の歴史は古く、一説には越後流罪の親鸞聖人が、妙高山を下山途中に谷間で野獣が湯浴みする姿を見つけ、霊泉を里人に伝えたのが始まりといわれているそうだ。その親鸞聖人が、国府から信州戸隠へ参詣の途中、袈裟を掛けたとされる松が妙高高原にあり、その一代目の松を赤倉ホテルがいただいて、お立ち姿を彫り大仏壇に安置したということから、ずっと仏壇が安置されている謂れらしい。ホテルとしては珍しい物を見た感じだったが、信仰心厚い経営者のもとなのか従業員の対応はみんな良く、五つ星ホテルに違わぬいい印象を受けた。

そして、ホテルから駐車場に向かうと、車の屋根にはどっさりと雪がかぶっていた。後で雪かきが大変だが、ゲレンデコンデションを考えるとますます期待が高ぶった。

早速リフトを乗り継いで上部ゲレンデに向かった。まだスキーヤーやボーダーがほとんど来ていないゲレンデは、さらさらの雪でまったくラインがついていない。自分の板で最初のラインをつけるのかと思うと何故か嬉しい物だ。

整備中のリフトが開放されるのを待って、リフトに乗り込み一気にまっさらな斜面を滑っていった。昨日は、ばらばらだった仲間たちも最初は同じゲレンデを滑った。全員でこの日初めて集合写真を撮る。

そして、しばらく同じコースを滑り、分散していった。


私は前日と同じメンバーで、別のゲレンデに向かい、樹氷が美しい林間コースなどを回り、最後のスキーを楽しんだ。

この日は、もっともっと滑っていたかったが、早めに帰りたい人もおり、半日でスキーを終え帰路についた。今シーズンは、もうこれでスキーに行くことはないだろう。昔は、3月、4月も出かけていたが、今年は他の予定で都合がつかない。また、来シーズンまでスキーはお預けになりそうだ。


今日は「富士山の日」

2010-02-23 20:53:50 | ニュース
去年の12月、静岡県では「静岡県富士山の日条例」が制定され2月23日を「富士山の日」とすることが決まった。これは、静岡県の川勝知事の発案で提出され、県議会で全会一致で決まったそうである。何故この日になったかといえば、単なる語呂合わせである。後から付けた理由としては、この時期の富士山がもっともよく見えるからなんて話もあるようだ。

条例の趣旨は、

国民の財産であり、日本のシンボルである富士山は、その類まれなる美しい自然景観により、人の心を打ち、芸術や信仰を生み出してきた。こうした偉大なる富士山を抱く静岡県において、すべての県民が富士山について学び、考え、思いを寄せ、富士山憲章の理念に基づき、後世に引き継ぐことを期する日として、2月23日を「富士山の日」とする条例を制定した。今後は、「富士山の日」の制定を契機として、富士山環境保全活動や富士山世界文化遺産登録等の取組に対する県民の理解を深めることなどにより、富士山を後世に引き継ぐための県民運動の促進に努める。

と、まあこういった内容である。

川勝知事は、以前は静岡文化芸術大学の学長であり富士山の文化的価値を大いに訴えてきた人なので、いかにも川勝知事らしい提案ともいえる。語呂合わせとはいえ、静岡県人としては「富士山の日」があることに何の依存もない。日本人の心の象徴であり偉大な山「富士山」を大いに盛り上げる日として祝いたい。

今日は、県内でいろんなイベントが開かれたようだ。この日に合わせたシンポジウムや施設割引などのイベント計132件が県内全域で展開されたそうである。JR東静岡駅前の「グランシップ」では「ふるさと富士写真展」が開かれ、皇太子さまが撮影した富士山の写真のほか、「薩摩富士」(鹿児島県)や「蝦夷富士」(北海道)など「富士」の名が付く山の写真など185点が展示されているという。

そして、偶然にも、2月23日は皇太子さまの誕生日である。川勝知事は、この日を静岡県独自の祝日として休日にしたい考えを持っているようだが、いずれ全国で休日になる可能性はある。その時は「富士山の日」が霞んでしまいそうな気がするが、どうなんだろう。

赤倉温泉スキー1日目

2010-02-22 21:59:29 | スキー
先週末は、新潟県の赤倉温泉スキー場へ1.5泊2日のスキーツアーだった。年に1回妻の会社のメンバー達と一緒に行っている恒例のスキーツアーである。15名のメンバーと共に車3台で出発した。今回はラン友のKさんの尽力で赤倉温泉では最も由緒があり創業200年という「赤倉ホテル」に宿泊することができた。

赤倉温泉のある上越地区は、日本のスキー発祥の地であり、この赤倉温泉スキー場には昭和25年に、運輸省(現国土交通省)認定の日本第一号の公認リフトが建設され、高松宮殿下、秩父宮殿下がスキーに訪れることが知られるとスキー場としての知名度が高まったという歴史もある。そして、今シーズンはスキー発祥100年という幟が掲げられていた。

土曜日の午前2時前に、妙高高原ICを出ると数キロで「赤倉ホテル」に無事到着した。道路はきれいに除雪されており計算どおりの到着時刻だった。深夜待っていた従業員に仮眠室に案内されると朝の7時くらいまで充分眠ることが出来た。目覚めて、カーテンを開けると晴れ上がった空に妙高山が大きく見えていた。天気予報では土日とも晴であり期待通りの天気だった。

朝食は、バイキング形式なので、ついついたくさん取ってしまう。たらふく朝食をとったあとスキーウェアに着替えゲレンデに出ると、もう9時になってしまっていた。早速赤倉温泉スキー場と赤倉観光リゾートスキー場の両方を滑ることのできる共通リフト券に引き換えゲレンデに向かった。メンバーが多いので、レベルごとにいくつかのグループに別れて各ゲレンデに散らばっていった。

私のグループは、赤倉温泉スキー場の「くまどーゲレンデ」を数回滑ると「ヨーデルゲレンデ」「中央ゲレンデ」を横切って赤倉観光リゾートスキー場に向かった。「中央ゲレンデ」の上部では赤倉ジャンプ場でジャンプの練習をやっている様子を見た。

オリンピックのジャンプ台ほど大きくないが、それでもジャンプしている様子をみると凄い高さと傾斜に驚く。ジャンプは恐怖心に打ち勝つ勇気が無いととても出来ないものだ。

赤倉観光リゾートスキー場ではゴンドラとリフトを乗り継ぐと、最上部から4キロのロングクルージングが楽しめる。このロングコースを滑りたくてこのエリアまで足を伸ばしたのだ。上部から遥か下には「赤倉観光ホテル」の目立つ赤い屋根が見える。まずは、このホテルを目指して滑っていく。

ほぼ中間あたりで「赤倉観光ホテル」の前を通過する。

ホテルの下は広いゲレンデとなっておりこの辺りも気持ちよいバーンだ。

4キロのコースを滑り終わるとゴンドラ乗り場に着く。しばらくは、ゴンドラを使ってこのロングコースを滑ることになる。

ゴンドラ乗り場の前では、カマクラが作られ中で遊んでいる子供たちがいた。


赤倉観光リゾートスキー場で充分滑り終えると、赤倉温泉スキー場に戻る。戻るのも結構時間がかかる。途中のリフトをうまく乗り継いで最初のゲレンデについたのは午後3時を回っていた。まだ物足らない気分だったので、もう少し滑ろうと、まだ乗ってないリフトに乗ると雪が降り出してきた。午後になると天気が悪くなってきたのだ。この辺りは日本でも有数の豪雪地帯なので一旦雪が降り出すとかなりの積雪量になる。大分疲れてきたので結局はこのリフトを降りて最後の滑りとした。

雪の中、ホテルに戻ると温泉が待っている。源泉掛け流しの湯に浸かり一日の疲れを流した。スキーのあとの温泉は最高である。このホテルでは、いくつもの温泉があり気分に応じて好きな温泉を選択できる。まずは、一番広い温泉に浸かった。温泉の後は、貸切部屋でのコース料理に舌鼓を打つ。日本海の新鮮な魚貝や地元の旬の素材を生かした、料理長自慢のオリジナル料理ということで美味しく頂くことができた。

その後、大広間で餅つき大会があり、料理とは別腹でつきたての餅も頂く。

料理と餅でお腹が一杯になったところで、気分が良くなったのかカラオケの2次会に向かった。ホテル側の手厚い手配で、広い会場を貸切状態で、2時間ほどみんなでカラオケを歌いまくった。


以後2日目に続く。



受動喫煙防止のため飲食店なども原則全面禁煙へ

2010-02-21 22:03:19 | ニュース
受動喫煙の防止対策として、厚生労働省は年度内に、飲食店や遊技場など多数の人が利用する施設は原則全面禁煙とするよう求める通知を出すことを決めたそうである。いままでは、こうした施設の管理者に受動喫煙防止措置の努力義務を課していたが、具体策は示していなかった。通知はこれを一歩進め、喫煙区域を設ける「分煙」ではなく全面禁煙が望ましいとの考えを明示するとのことだ。

対象は、学校▽病院▽百貨店▽官公庁▽飲食店▽ホテル▽娯楽施設▽鉄道、タクシー、旅客機--など。自治体などを通じ、管理者に周知を図る。ただ健康増進法が罰則を設けていないため、通知違反をしても罰則はない。しかし、受動喫煙による健康への悪影響について「科学的に明らか」として、肺がんや循環器疾患、妊婦の低体重児出産などリスクが上昇すると指摘している。分煙ではドアの開閉などで煙が禁煙区域に流れるのを防ぎきれないため、公共的な空間は原則全面禁止にすべきだとしている。

また、職場での受動喫煙については、厚労省の有識者検討会が法規制に向けた議論を進めている。労働者は拘束時間が長いため、事業者には健康障害防止の安全配慮義務があるとの考えから、検討会は15日、全面禁煙導入や煙が漏れない喫煙室設置などの対策を事業者に義務付けるとのことで、労働安全衛生法の改正などを検討しているという。

私は喫煙をしないので、大いに賛成できることであるが、世の中の愛煙者たちには、ますます肩身が狭い時代になってきそうだ。喫茶店でも隣でプカプカやられているといい気分ではない。公共施設をはじめ飲食店、遊技場でも大いに禁煙対策を進めて欲しいものだ。

車のスイッチもいろいろですね

2010-02-20 21:46:30 | 
今月のJAFMateが届いたが、面白い記事があった。

車のスイッチ。どこにある?どう使う?という記事だ。

最近の車は、コンピューターが搭載され電子化が進んできているせいか、スイッチ類が大きく変わってきているらしい。昔の車なら、どんな車でもスイッチ類はほとんど共通で初めて乗っても戸惑うことはまったくない。しかし、最近の車を初めて乗るときは大いに戸惑うことが多くなっているようだ。自動車ライターの記事だから、いかに戸惑う車が多くなってきているかがわかる。

私の車も、一昨年買い替えたが、試乗車を初めて乗ったときエンジンのかけ方がまったく判らなかった。いわゆるエンジンキーがなく、キーを挿す穴がないのだ。キーを穴に挿してグィッとひねる操作がないので、戸惑ってしまった。スマートエントリーといって、リモコンキーを車内に置いておくだけで、スターターボタンを押すとエンジンがかかるのである。電気製品のスイッチを入れるという感覚である。今は慣れたが、初めて乗ったときの驚きは今でも覚えている。また、スマートエントリーではリモコンキーを体に身につけていれば、ドアノブを握るだけでロックが解除されるのは便利な機能だ。

記事には他にもいろんなスイッチ類の紹介があった。

「トランクオープナー」
運転席の右下にあることが多いが、ハンドルの右下にあったりもする。また、外車では外側のトランク部分にあるエンブレムがオープナーを兼ねるものもあるそうだ。

「パーキングブレーキ」
古い車は、レバーをグッと上げればブレーキがかかったが、最近は足ふみ式かレバー式が多い。しかし、先進式のものでは完全にボタン操作でオンオフができるものも出ているようだ。

「給油口オープナー」
トランクオープナーと同様な位置にあることが多い。隣り合わせになっていることが多いので、間違ってトランクを開けてしまいそうだ。また、オープナーそのものがなくドアロックが解除されていれば給油口のふたを押せば開けることが出来るものもある。

他にもMTモードの切り替え、4WDセレクター、ATセレクター等のスイッチの説明もあり興味深かった。

レンタカーを借りる場合は、いろんな車があるので出発前に最低4つの事項を確認しておいたほうがいいそうだ。①給油口の位置②ワイパー③カーナビ(オーディオ)④ハザードランプの4つである。なかでも給油口の位置は燃料計の中に表示されている給油機のマークについている矢印の位置で確認できるということを初めて知った。矢印が右にあれば、車の右側面に、矢印が左にあれば車の左側面にあるということである。改めて自分の車の燃料計の矢印を確認したら、左側に矢印があり、給油口も間違いなく左側であった。これは小さな発見であった。知らない人が結構多いのではないだろうか。



温室効果ガスのデータ、ネットで一般公開

2010-02-19 20:52:51 | サイエンス
宇宙航空研究開発機構(JAXA)、国立環境研究所(NIES)、環境省(MOE)によるGOSATプロジェクトというのがある。このプロジェクトは、温室効果ガス観測技術衛星GOSAT(愛称“いぶき”)を使って大気中のCO2とメタンの観測をし、地球温暖化研究をはじめ様々な分野で活用されることを期待して開始されたものだ。

そして、そのデータが18日から一般公開されるようになった。ホームページ(http://data.gosat.nies.go.jp/)で利用者登録をすれば、商業利用の場合を除き、誰でも無料でデータを入手することができる。世界のCO2の分布がどうなっているのか気になって早速ホームページを覗いてみた。月ごとの観測データは利用者登録しなくても見られるので、面倒ではない。
http://www.gosat.nies.go.jp/jp/gallery/FTS_L2_SWIR_CO2_gallery.htm

観測データは、世界地図の中にCO2濃度の分布が色分けされて表示されている。この結果をどう解釈するのかは、学者に任せるしかないが、ちょっと見た感じでは赤道直下付近のアフリカやアラビア半島の濃度が高い。また、予想通り北極圏周辺は濃度が低い。また、季節によっても変動があり6月、7月は世界的に濃度が高い感じだ。このデータが一般に公開されることによって、地球温暖化の原因を突き止め環境問題の解決に役立てばいいなと思った。