fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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杏ジュース

2012年06月18日 | 日記

 おととい、夕飯の片付けも終わりお風呂からあがったら、流しに大量のアンズの実がたらいにありました。誰かがどこかで拾ってきたようです。せっかくなので、杏酒と杏のシロップ煮を作ることにしました。

 が、シロップ煮を作るには熟しすぎていたようで、すぐにドロリ状態に。ジャムにすればよかったかとも思うのですが、うちはほとんどパンを食べないので、ジャムは消費されないのです。結局〈ジャムには緩くシロップににも緩く〉ということで、ジュースとしていただきました。おいしかったです。(ホント)

 杏酒は、どうでしょうかね。

  左が杏酒、右が2009年梅酒

 杏は、見た目南高梅にそっくり。梅の匂いがしないというところの違いかな(あたりまえですね)

 作っていて、放射能大丈夫かなあという思いがよぎってしまいます。こういうものを心から楽しめないというのって、腹が立ちます。梅酒、梅干しも去年から作っていません。放射能云々ではなく時間の問題なのですが。

 あんずあまさうな人は睡さうな   室生犀星

 実はうちにも杏の木があるのですが、今まで2、3個しか成ったことがありません。南側に鎮守の森があるため日当たりが悪いのです。でも知り合いでとてもしきたりの厳しいお宅があるのですが、敷地に実の成る木を植えてはいけないのだそうです。実というのは、みな下を向くので、「成り下がる」というわけです。イチジクだけは、上を向いて成るからいいそうです。まあ、だから成らなくてもいいかな、っとすっぱいブドウの原理をつぶやいています。ただうちには、イチジクもあるのですが、こちらもほとんど実がつきません。(ついたことはあるけどアリまみれになっていましたっけ)