fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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『おねえちゃんって、もうたいへん!』(岩崎書店)ーいとうみく

2012年06月21日 | 本の紹介

 いとうみくさんの第二作。こんなに早く2作目が出た方を知りません。

*小学校低学年向け

 おかあさんと二人暮らしだったココちゃんに新しいおとうさんと妹ができました。妹は、カイジュウ…のようなドカドカぶり。この設定だけだったら、案外ありそうです。でも、ここにみくさんは、ある仕掛けを投入! これで、物語がぐっと楽しくなりました。がんばれ、ココちゃん、と思いながら、でもクスッとしてしまいます。ココちゃんとなっちゃんの物語、もっと読みたいな。 

 私はもう本屋さんに子供をつれていくということがなくなりましたが、本屋さんで子供に本を選ばせるというのは、なかなか大変です。アニメや映画になったものにどうしても手が伸びてしまうのは、仕方がないし、本屋さんだって売れないとやっていけないわけなので、売れ筋を全面に出します。

 こういう本を子供へのおみやげにするというのは、お菓子を持っていくよりいいんじゃないかなと思うのですが。ネットで買っておくというのも方法ですよね。

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 東京の家の近くでは、台風で木が折れたりもしたようです。鎮守の森の大きな辛夷(コブシ)が、少しうちの方に傾いたような気がするという情報も……。鎮守の森には、今年鳶(トンビ)が巣を作ってそろそろ巣立つ時期だったのですが、大丈夫だったかなあ。ピーヒョロ。(←これ、東京の話)

 ここ岩手県内陸部はたいした被害もなくすぎてくれましたが、沿岸部で震災のときと同じ体育館に非難した方など、大変でした。お見舞い申し上げます。