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初御空
きょう15日は、小正月とも女正月とも。この小正月はちょっと風土色の強い行事が行われるので、好きです。どんど焼きとか、餅花とか、成木責めとか。小豆粥を煮て作物の吉凶を占うとか。そして、正規の(というのも変ですが)お正月は家で忙しかった女の人が、挨拶回りをしたりするので、「女正月」とも。「女礼者」という季語もあります。
元旦を大正月、男正月というのに対しての、小正月、女正月というのが、もともとのようです。
小正月少し派手目に紅を引く 稲畑廣太郎
鏡開きもこの日という地方もあるはず。でも、歳時記を見るとやはり十一日が一般的なのかな。十一日は、商家などでは「蔵開き」、農家では「鍬始」という新しい年のスタートでもあります。
ただ、私の暮らしではなぜかこの「鏡開き」は年中行事に入っていないのですよ。小正月関連も、俳句をやっているから念頭にあるだけで、実際には暮らしの中では特に変化はありません。どんど焼きは、こども会などでやったし、正月のお飾りを焼くためにも身近ですけどね。ただ、秋田の方ではなかったなあ。神社ではやっていたのかな?