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童謡や唱歌の載っている本を借りてきました。小学校くらいのときに教科書に載っていた歌など、なつかしく歌っています。が、へえー、こういう歌詞だったの。というのもあり。
例えば、「気のいいあひる」という歌。一番は、「昔あひるは からだが大きくて、海も渡れば 魚も食べたよ ランラララ ランラララ‥」(ズンチャッチャッのワルツ)で、二番であひるは川辺に行きますが、流れが激しく、三番ではおぼれて死んだらつまらないと考え、四番では岸辺でブラブラ暮らし、「足はちぢまる からだは弱る」そして五番で、「とうとう人間に つかまえられて 気のいいあひるは ブタ小屋暮らし ランラララ ランララララ‥」となってしまうのです。身も蓋もない展開。
それから、「♪卯の花の匂う垣根に ほととぎす早やも来鳴きて~」の「夏は来ぬ」の作詞者は、歌人の佐々木信綱さんだったり。歌の歌詞はとても著作権がしっかり守られているので、印税は‥‥なんて、ゲスなことを考えてしまいました。信綱さんは、亡くなられてからどのくらい経っているのでしょうか。
そしてこの歌詞、「卯の花の匂う」の「匂う」というのは、古語で、「鮮やかに映えている」という意味なのだそうです。実際には卯の花は、匂いはないとか。(ただ私、卯の花がこれだ! という確たるものがないのですよ。卯木とは違うのか・・・)
猫の童謡って、あまりない。
迷子の仔猫ちゃんくらい?(タイトル違うかもしれないけど)