fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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思い込み(幼稚園の写真を見て思ったこと)

2018年03月04日 | 日記
  私はずっと、自分のことを人見知りで、消極的で、人と接することが苦手。と思っていました。
 遡ると、幼稚園とか小学校とか。何十年もです。
 今はどうかわかりませんが、小学校では毎年のように、家庭にその子の長所や短所を書かせるものでした。私は長所をなんと書いたか〈親が)覚えていません。でも短所には、「消極的」と書いていたのです。
 これが、ある意味烙印。実際そうだったのでしょうが、そう書かれることで、すっかり思い込んでしまっています。

 昨年、偶然にも幼稚園から小学校までいっしょだったという方と出会いました。小学校は同じ学年でも、クラスがとなり。でも、お互いのことは知りません。でももしかしたら? と幼稚園の話題になったら、なんと同じクラス。すごいなあ。もちろん、覚えていません。そのクラスの誰のことも覚えていないのです。
 私が覚えているのは、あまり楽しく遊んでいなかったこと。幼稚園をやめたいと親に言ったこと。それを親が先生に話したらしく、私は先生に呼ばれ「どうして?」ときかれたこと。何も言えずにうつむきながら、親に裏切られた気持ちだったこと。
 お弁当箱を包む袋に関する悲しい思い出(長くなるので割愛)。
 とにかく、やっぱりいじいじした子だったわけです。

 ところが、先に書いた方が、幼稚園の卒園式の写真を送ってくださいました。

 
 いましたよ、私。ちなみに、送ってくださったMさんは、向かって一人おいてマリア様の前。かわいい。
 Mさんが誰か知りたい方は、お会いしたときにきいてくださいませ。

 
 そうそう、このベリーショートもまた、嫌だったんだよねえ。他の女の子達のようにおかっぱとかにしたかったのに、伸ばさせてもらえなかった。
 でも、どお? この気の強そうな目! 
 
 これを見て、私って、案外気が強いんじゃない? と今にして思っているところ。

 で、そう思い込んだら、案外これから強気でがんがん生きていけるかも? 

 だいたい短所っていうことが、よくないよね。消極的じゃなくて、物事を慎重に考えるとか(笑)。芯が強いとか(笑)。
 ということで、これから残りの人生、強気で生きていこうかなと思っている次第です。敵が増えるか? 

 この写真を見て、私もここにいる! なんて人、現れないかな? 秋田市の聖園(みその)幼稚園です。