fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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『そこに言葉も浮かんでいた』(新日本出版社)『アゲイン アゲイン』(あかね書房)『わくわくもりのはいくえん はる おともだちできるかな』『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~5巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。    

『しゅるしゅるぱん』コンビ復活! 

2020年08月17日 | 自作紹介
        

 

 2015年に福音館書店から発売になったデビュー作です。
 
 ご先祖様を供養するお盆が過ぎましたが、この本は、4世代にわたる1家が描かれています。正確にいえば、一家ともう一人、三枝面妖という妖怪作家がその一家に関わることで、生まれた少年を描いています。

 私たちこの個人がここに存在するということは、奇跡のようなこと。両親がいて、そのまた両親がいて・・・と、命の繋がりを感じていただけたらと思います。といっても最初からそういうテーマで書いていったわけではなく、最終的に「ああ、これは命の繋がりの物語」だと自分自身が納得したものでした。

 アマゾンでは、めずらしく在庫があります。今本の流通が滞っているのか、他の本は、なかなか補充されずに、品切れだったりするのですが、これは大丈夫です。
 
 絵を描いてくださったのは、仙台在住の古山拓さん。東北の景色を描ける方ということで、編集者さんが探してくださいました。
 実は9月から、宮城県を中心とした東北の新聞社、河北新報社さんで、毎週木曜日の夕刊、童話を連載します。1面まるまる使った贅沢な紙面づくり。この物語の挿絵も古山さんです。『しゅるしゅるぱん』コンビ、復活!
 新聞連載については、また近づいたら告知させていただきます。