先日、正岡子規の俳句を書いていたとき、作品だけで鑑賞するか、作者の生涯、その背景を知った上で鑑賞するか、ということにちょっとだけ触れました。そのとき、思ったことです。
少し前に、書いたような気がしますが、今若い方達は、知り合っていっしょにお茶を飲んだりするようになっても(ママ友とか)、その方の背景を聞かないということに驚きました。
子どもの話をして、中学受験が大変だったという話になっても、で、その子が何中に入学したかは聞かない。パパがどんな仕事をしてるのか、聞かない。ええ~? って感じです。
先日は、オンラインで雑談していて、ある方の娘さんが、久しぶりに日本にもどってきて・・という話題になりました。となると私って、すぐ、その方がなぜその地にいるのか、どういう仕事をしているのか、結婚しているのか? 気になっちゃうんです。
もちろん、そういうことなしに、お互いを知ることもできるでしょう。言葉、興味のある本、そういうところで、その人の考えとかを感じ取ることはできます。でも、どういう学校を出たのか(っていうと、学歴主義とかになっちゃうのかなあ)、どんな仕事をしているのか、私は知りたいんですよね。
編集者さんと話していても、以前は、ご結婚されていると聞けば、お子さんは? なんて、聞く場合もありました(でもききやすい雰囲気の方だけか)。すると、相手の方のほうから、妻は高校の先生で、と教えてくださったり。
でも、時代はそうではないようです。
最近は、ん? この方もしかして結婚されたかな? と思う編集者さんがいらっしゃるんですが、こちらからきかなかったりしています。
結婚したとあちらから言っていただけたら、簡単なお祝いをお渡ししたりしたこともあるんですけどね。(岩手の塗りのお箸セットとか・・今、夫婦箸と書いて、こういうのも古いなあとおもいました笑)
時代に追いつけない部分、ありますが、ツイッターで流れてくる知らない言葉は、なるべく、調べます。先日はおやじ構文。サブスクというのは、まだよくわかってないかも。
ニラの花