東京はお正月からずっと真っ青な空でした。
でも先日は、久し振りにこんな感じ。暈ができてました。
芥川賞、直木賞が発表されました。こうやって本の業界が盛り上がるのは、いいですね。
しかも今回の芥川賞受賞のお一人、佐藤厚志さんは、仙台の丸善ジュンク堂アエル店の現役書店員さんとのこと。ここ、『家守神』のご挨拶訪問で行ったことがあります!
あそこの書店さんか! と感激。アエル店で会える なんて、書かれてますね。
受賞作は震災を扱ったものとのこと。必ず読みます。
ところが、たまたまちょうど、この方の『象の皮膚』という別作品を図書館から借りていたんです。こちらは三島由紀夫賞の候補になった作品とのことで、すぐに読み出しました。これにも震災が出てきます。実際に丸善と思われる書店の店員をしている女性が主人公なのですが、震災の日のことも、後半では出てきました。
アトピーで子どもの頃から苦しんでいる女性への周囲の言動、ひとりで痒さに耐える姿は、かなりきつかったです。でも、これが児童文学との違いですね。
そう、すっきりした空ではなく、この写真の空のような作品でした。(ちょっと無理無理かな)
佐藤さん、これからも書店員をしながら、書いていかれるか・・。売れっ子になると難しいでしょうが。
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