fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

お知らせ・防備録。
記事の無断転用はお断りいたします

10年目の3・11

2021年03月11日 | 日記
 10年が経ちました。
 まだ見つかってない方が2000人以上いらっしゃいます。
 亡くなられた方は、15000人以上。
 今年になって見つかった方も。
 
 被災地のオンラインツアーとかあるようですが、コロナの緊急事態宣言が解除になったら、ぜひ実際に訪れていただきたいです。数年前にうみねこ号というバスツアーがあったんですが、あれよかったなあ。私は福島に行ったことがないけど、一人で行ってもよくわからないので、ツアーがあると申し込みたいのです。あっちは、車がないと厳しいですからね。
 よく知っている岩手の場合も、新幹線が通っている内陸は行きやすいんです。そこからはのんびり在来線の旅を楽しむつもりで出かけたらと思います。釜石線とか、大船渡と一関間もあります。SL銀河号もあります。
 今沿岸に作られている防潮堤を見たときは、なんとも言えない気持ちになりました。海と暮らしの場が、遮断されているんですよね。でもあれも、見ていただきたい。

  2012年7月撮影の一本松。この後枯れてしまい、今はレプリカです。一本松と書いただけで、陸前高田とわかっていただけるでしょうか。陸前高田とだけ書いて、岩手県とわかっていただけるでしょうか。ふと思い、加筆します。私自身が九州や四国のことを○○県から書いていただかないと、わからないからです。

  同日。陸前高田市にて。

 たくさんの方に「がんばってください」と言われ続けた羽生弓弦選手が、被災地の方に、その言葉の重さを知った上で「がんばってください」と言ってらっしゃいました。日々が続いている中で、変わらずにあるものと、変わっていくものがある。それは被災地でもそうじゃないところでも一緒。その中で脚を踏ん張って生きている人がいることは、同じです。
 きょうは一日、あの日に思いを馳せます。大事な一日です。
 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿