完結した『家守神』シリーズ。これは現代の物語ですが、家守神達は、つくも神という妖怪。作られて100年以上たった物が魂をやどしたものです。彼らは、ちょうど「べらぼう」の時代に描かれたんですよ。
絵師信山勘兵衛が生まれたのは、1740年。1752年に絵の修業おため、江戸に出ます。
金魚ちゃんが描かれたのは1762年。襖絵は1765年。1768年、お藤さんとお蝶さんが描かれます。そして1781年に故郷の戸隠へ帰るのです。
なんて、本編には全く出ていません。江戸時代というくらいかな。でも裏設定でこんな年表も書いていました。なので、「べらぼう」の頃、勘兵衛が長屋にいたという感覚でも楽しんでいます。(蔦屋重三郎が生まれたのは、1750年とのことです)
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