先週末、秋田の友人宅を訪れました。もてなしてくれたのは、友人作のコーヒーカップなどの数々。(もちろんおしゃべりを楽しんできましたよ) 右の皿とケーキは、違います。
趣味の粋をとうに越えた作品の数々に、量産したら購入すると予約を入れてきました。
奥の一輪挿しは、娘さんAちゃん作
http://karwen1623.exblog.jp/ 彼女が師事している陶芸家杉本先生、不衒窯(ふげんがま)のブログ。前はHPもあったのですが、見あたらないです。特徴は秋田小町の籾と秋田杉の灰で作った釉薬です。暖かみのある白い器ができあがります。数回という限定での体験をさせていただいたことがあるのですが、とてもいい雰囲気の工房でした。私がつくったコーヒーカップと花瓶と比較すれば、友人のものがどれだけレベルが高いかわかるというものですが、ちょっとアップに耐えられないので……。でもちゃんと毎日使っています。
今年の県展奨励賞「卵型の器」
中央は昨年の県展入選作
友人はもともと彫塑、彫刻をやっていました。土が好きで、形を捉える力があるわけです。 昔から卵の形が好き。
かつて国展でI氏賞を受賞したこともあります。そのときの木彫はどうしたのかと尋ねると、実家の小屋にあるとのこと……。もったいなさすぎます。大きいものなので個人の家では無理ですが、どこか公共の施設に寄贈したらどうなの!と息まいてしまいました。