作者の大川久乃さんは、実際にお子さんといっしょに野菜を育てながら、絵本テキストや幼年童話を書いていらっしゃる方です。
内容はシンプルですが、子どもの視点で野菜を見る目がしっかり定まっていて、あたたかい気持ちになる絵本です。こういうのは、想像するだけでは、できないんです。おそらく文を書くだけではなく、画家さんといっしょに畑に行ったり、経験をお話したりしているはずです。
やさいごうという箱に、どんどん野菜を入れていく展開が楽しいです。
先日は原画展を東京であったようですが、(私はばたばたして行けず)次は京都でもあるみたい。
福音館書展の「こどものとも」は、何年もかけて、この1冊を作ります。
私も待機中のものが一冊。お知らせできるのは、いつになるかな? 画家さんが、本描きに入っているのかどうか? ちょっとそれもわかってません。まあ、忘れた頃にご連絡があるのもまた、嬉しいものです。他の作品の種を蒔いて、育てるということをしなくては。そして、どっさりおやさいのように、どっさりではなくても、また絵本を作りたいです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます