fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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『そこに言葉も浮かんでいた』(新日本出版社)『アゲイン アゲイン』(あかね書房)『わくわくもりのはいくえん はる おともだちできるかな』『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~5巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。    

オープンガーデン

2015年06月15日 | 日記
        
 秋田市の郊外にあるお宅です。秋田句会の方たちと出かけました。
 すばらしい薔薇屋敷でした。
 
 寝込むほどではありませんが、体調いまいちです。岩手秋田の移動とあれこれ、やっぱり疲れてしまうのか。そういえば、岩手へくる前少々風邪気味だったわけで、あれが治りきっていないのかもです。無理をしているつもりはないのですがね。
 *よく今はどこにいるの? ときかれます。今は岩手です。明日東京へ戻る予定。

 

『きらきらさん』-辻桃子(非売品)

2015年06月14日 | 本の紹介
      

 先日行われた『馬つ子市』出版祝賀会の引き出物としていただいた本です。
 先生と4人のお孫さんの写真、エッセイ、そして俳句がちりばめられた一冊。
 よく「孫俳句」はつまらないと、句会の席で言われます。それは年賀状に孫の写真を載せるような感覚で、かわいいかわいいが前面に出ているとき。そうなると読むほうは、「はいはい、かわいいですね」としか言いようがないわけで、でも孫のことを「かわいい」」だけでなく一句として鑑賞に堪える詠み方だってできるわけです。

 その見本のような句が集まっている本でもあります。

 蜻蛉生れこの世の父母をみつめをり
 薬降るかの世の笑みの虫笑ひ
 笹の子のいまだ名前のついてゐず    辻 桃子

 季語の使い方が秀逸です。

 真似をして、自分の家族のために、こういう本を作りたくなるような。そんな一冊でした。

卒業ソング~「旅立ちの日に」

2015年06月13日 | 日記
 まったく季節外れですが、卒業ソングの定番のこの曲をネットで聴いていました。その時期の話を書いていた関係なのですが。といっても、歌は著作権があるのでなるべく詩を作中で使用しないようにしています。なんというか、ふと思い出して聴いたという感じ。数年前にスマップがCMで歌ってもいましたね。あれもよかった! 
 で、私、どうもこの歌を聴くと泣けてしまうのです。
 ネットで聴いたあと散歩をしたのですが、頭の中にリフレインして、じわ~っと泣きながら歩いていました。(変なおばさん)

 この歌は秩父の中学校の校長先生が作詞、音楽の先生が作曲されたものだとのこと。校長先生はすでに亡くなられていて、お葬式にはこの曲が流れたそうです。(また涙)著作権、お二人(あるいはご遺族)が持っているのかな。(← 下世話な方に意識がいってしまう)
 でも、全国の学校で歌われているわけだから、そういう場合は許可とかなく使っていいのか? どうなのでしょう。
   北上川

竹皮を脱ぐ

2015年06月12日 | 俳句
         

 竹皮を脱ぐや焼き肉食べ放題  あぶみ

 なんて、句を作ったことがありましたが、句集『だだすこ』には入れませんでした。
 ついこの前まで筍だったのが、もうぐいぐいと伸びて、皮を脱ぎ、今年竹になっています。

 でも、遠目に竹林を見ると、黄色くて「竹の秋」(春の季語)という感じ。

 最近では、

 竹が竹ゆさりと打つや実朝忌    山田こと子 (「童子」2015、5月号) 
 
 が、竹の句として出色でした。ゆさり、がいい。

心残りが

2015年06月11日 | 日記
       

 岩手秋田と来ています。(きょう秋田へ)
 写真は、東京のうちの杏。黄色く色づいて、この頃毎日2、3個落ちていました。が、道路に落ちたものはどれも傷みが激しく捨てるしかありません。見上げるとまだまだ成っていたのですが、これらもみんな、私がいない間に落ちてしまうのかな……。

 昨年散歩途中で拾った梅たちも、そろそろのはず。今年は杏ジャムも梅干しもパスか? それとも一週間後、まだ拾えるか? 

『馬つ子市』出版祝賀会

2015年06月10日 | 日記
 
      
 立川で行われました。100人以上という華やかな会。
 朗読たっぷりの麗しい会でありました。耳福。

 写真は、朗読する辻桃子「童子」主宰、そしてステージ右はそれに合わせて踊る人。(プロのダンサーで俳人)
 
 何年もお会いしていなかった方との再会もあり。
 俳句は「座」の文芸というのが、俳句の俳句たるべきところと思っている私にとって、この会はその「座」の持つ晴れの舞台でありました。

孔子

2015年06月09日 | 日記
      

 先日連雀亭へ行くとき、湯島聖堂を通りました。
 新緑の中に立つ、孔子様。

 学びて思わざれば則ち(すなわち)罔し(くらし)
 思いて学ばざれば則ち殆し(あやうし)
 

 ホントだ。
 論語のミニ本があったんだけど、見つからない。
 
 私達は、師曰くを「しいわく」と習いましたが、「師のたまわく」と昔は尊敬語で読んだのよという話題もあり。そう言われると、時代劇では「のたまわく」と読んでいます。「いわく」と読むようになったのは、いつからなのでしょうか。

ワンコイン寄せー神田連雀亭

2015年06月08日 | 日記
 きのう一年寝込んでいないと書きましたが、風邪っぽいなあという状態には何度かなっています。そして実は昨日も……。常備のPL顆粒を飲み、塩水うがいをし、レモンを絞って飲んで、チオビタのんで。はたして、きょうはどうでしょうか。
 
 さて。


神田藪蕎麦の近くの路地にある連雀亭では、500円で一時間、3人の二つ目さんの落語や講談を聴くことができます。
 小さな空間に座席は38席のみ。ビルのオーナーが若手の落語家さんを育てようという意気込みで無料で場所を提供しているとのこと。いいなあ、江戸っ子だね。
 楽しめました。(5日)
 で、その後秋葉原まで歩いて句会。

薬のこと、その後

2015年06月07日 | 日記
 処方していただいている薬を、少しずつ止めてみたりして、どれが効いているか、というのを調べました。
 結果、やはりシングレアと小青竜湯は飲んでいたほうがいいようです。飲んでいても少し咳はあるのですが、飲まないともっと出る。飲んでいることで或程度押さえられているというのが確認できました。
 他の薬は(睡眠導入剤や元気出すための漢方、補中益気湯など)、毎日飲む必要はないので、なくなったらいただきにいくということに。

 頬のピクピクは、今回自然に治りました。よかった。
 自分の記録で、すみません。

 

 でもですよ。この一年間寝込むことがなかったのです! これは、自分の体に無理をさせず、義理を欠いても出かけなかったりと、スローなペースでやってきたことがよかったのかなと思っています。(← 充分あちこち出かけてるよ! という声が聞こえる)
 ただ一年間寝込まなかったなんて、この10年(いや、もっと?)でなかったように思います。
 今月来月とお祝い会が続くけれど、おめでたいことなので出席します。(あしたも)そして、合評会はこのまましばらく出ずに、一人で頑張ろうかなと思っています。 

 もしかしたら今後、もっとおつきあいを縮小するなど、必要になってくるかもしれませんが、今はこのペースでなんとか。

図書館リクエスト

2015年06月06日 | 日記
 図書館で本を借りても、作家さんにとっては一銭の収入にもならない。それはよおーくわかっているのですが、やはり買ってばかりはいられず、買うのはどうしても手元に置きたいものという形を取り、あとは図書館で借りています。日野の図書館は借りる冊数に制限もなく、ネットで予約をするとカウンターに寄せておいてもくださるので、とても利用しやすくありがたい。

 現在予約待ちも10冊ほどあり。ふとその詳細を見てみたら、『村上海賊の娘』が、上下各70数人待ち。でも、これ予約をしたのがちょうど去年の6月、つまり一年前なのです。『サラバ!』が380人弱待ち。これ、順番来るの来年かなあ。これらは本屋さんでもベストセラーのはず。こういう本なら私が一冊買おうが買うまいが、あまり影響ないよね。図書館でオーケー。と思ってしまいます。まあ、読めるのはリクエストしたことを忘れた頃になってしまいますが。

  

茹でて失敗 

2015年06月05日 | 日記
 スーパーに新生姜の並ぶ季節になりました。
 おお、ガリを作ろうと、ゴロリとしたのを買ってきて、さて、どうだったかな? とネット検索。スライスして、塩を振って、3分茹でて……とあります。あれ? 去年茹でたっけかなあ、甘酢も酢と砂糖を合わせて煮立ててとあります。あれ? 煮立てたっけかなあと思い、他のレシピも見てみたけど、だいたいそう。
 それでまあ、その通り作ってみたのですが、おいしくない。色もきれいなピンクじゃない!

 茹でたあとに、ぎゅっと絞るというところを飛ばしてしまったため、(ここがね、手順がいろいろあると、適当に省略してしまう悪いくせ ← だから、ケーキやパンが作れない)味が薄まってしまっていたのです。ええー、でももっともっと簡単だっちょなあと、今度は去年の自分のブログ内で検索しました。
 ありましたよ。超簡単、スライスして、砂糖と塩を1対3で溶かして漬けるだけ、と。茹でてないじゃん! それでよかったんじゃん。
 今回一旦漬けたのを、もう一度絞って漬け直すということをしました。
 去年は、たまたま検索して出てきたのが、茹でないやり方だったから、よかったんだなあ。
(辛いのが苦手な方は、茹でた方が辛味が若干弱くなるのかもです)

 また買って来て漬けよう。

 梅も出始めてますね。
 杏も色づいています。

   花南天

ふかふかかふかのうた ~泣きやみソング

2015年06月04日 | 日記
 ご興味のある方は、Uチューブで検索してみてください。
 ぐずっている赤ちゃんが、この曲を聴かせるとホントにピタリと、泣きやむのです。(お腹がすいてるとか、どこか痛いとか、ちゃんと理由がある場合は別ですよ)

 ロッテのおかしのCMだそうで。泣く子と地頭には勝てぬといいますが、この曲はつよーい味方です。
赤子叱るな来た道だ。年寄り笑うな行く道だ。だったかな。
 どっちの道でも、閉塞感はダメ。子育て支援、介護制度。上手に使っていかなくては。もちろん、家族の協力も。少し前に父母の写真を載せましたが、過去から未来へと、ずーっとつながっているんだなと思うのです。
 

  栗の花
 

do something

2015年06月03日 | 日記
 少し前になりますが、テレビを観ていたら、この言葉に出会いました。
 その番組は、工学博士である女性を追ったドキュメンタリーで、その方は現在ミクロの針の開発で、医療業界その他いろいろな分野で注目をされていらっしゃるようです。そう、痛くない注射針ができるかもしれないのです。

 その方が、挫折はありませんでしたか? というインタビューに答えて。「何度もありますよ」と。かつてイギリスへ留学したときのこと。英語もままならず、「電話の応対もできない。君には何も任せられない」と言われ、落ち込んでいたとき、友人に投げかけられたのが、この言葉。「do something」 

 何もできなくても、何かをやれ。

 そして、今の彼女がいるのでした。
へたれているときに、この言葉を頭に浮かべるようにしています。(しょっちゅうです)

  牡丹

 
 

 

「童子」2015年5月号

2015年06月02日 | 日記
 宮堂遊朗さんが、「目立った忌日の句」という3月号の月評の中で、私の

 隙間なくカーテン引くや憂国忌   あぶみ
 
 を取り上げてくださっていました。憂国忌は、三島由起夫の忌日です。

 他には、

 臍の緒のほろりととれて春近し   あぶみ

 他4句を発表しています。って、もう6月だよ。6月号が来るよ。

   卯の花?