たぶん兄が買ってもらっていた子ども向けの文学全集に、「小公子」がありました。
私が、最初に夢中になって読んだ物語。(ほほえましいでしょ)
小学校2年くらいだったかな。それを読んでいた居間やソファーもセットの記憶。
そして大人になったとき、「小公子」が実写映画化されたのですが・・・。
全集の挿絵では、セドリックは金髪の肩くらいまである巻き毛だったのです。それが、映画の方ではおかっぱストレート。「違う! これはセドリックじゃない」と、映画は観に行きませんでした。
あの本、手にしてみたいなあ。実際は記憶と違うところもあるでしょうね。カバーを取ると臙脂色の本でした。
映画「風と共に去りぬ」は、名作で、中学か高校の先生が、「あれは映画のイメージ通りだった」と言っていた記憶があります。確かにかなり。でもでも、それでも文字で読んだときに味わったスケールは、もっともっと大きかったと私は思うのです。映画は省略されているもの。
そういう本の力に、子ども達、出会ってほしい。(くどい?)
名前がわかりません。
岩手の小屋の後ろに、出ていました。