fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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『アゲイン アゲイン』(あかね書房)『わくわくもりのはいくえん はる おともだちできるかな』『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~4巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。    

フレンチレストラン・ポルトブランin弘前

2022年09月15日 | 日記
 弘前は、お城もあり、風情のある町です。
 洋館も多く、おしゃれ。そして、フレンチレストランがたくさんあるんです。
 今回、ポルトプランというレストランでランチをしてきました。
 HPでここがいいかなとあたりをつけ、予約したんですが、お店に入ってすぐ、「あ、ここ、来たことある」と思いました。
 10年くらい前に、俳句仲間といっしょに来たお店だ。たしか、仲間のお一人の息子さんがやってるとか・・・。
 
 

 席が窓際で木漏れ日が注いでいたため、写真、こんなんですが・・。

 繊細でおいしかったです。
 帆立のソテー。帆立のサーモン巻き。津軽鶏のフォアグラ巻きなど。(前菜)
 メインは、お魚を選んだので、ブリのソテーでした。

  デザート。
 リンゴの冷たいクリームスープもおいしかった。

 

大人休日倶楽部のお得切符期間でした・・。

2022年09月14日 | 日記
 先だって、東北を回ってきました。いつもは、岩手秋田間の移動くらいですが、今回は青森へ。弘前に2泊して、八戸往復して、また新青森から新幹線で岩手へ行き・・・
 最後に岩手から東京へ来る日、キオスクでおにぎりを買ったら、「大人休日倶楽部の切符お持ちでしたら、1割引きです」と言われ?「ええ? 今、その期間ですか!?」となりました。なんと、ウエブ限定だったそうです。ウエブからの申し込み、e切符のみです。
 事前に軽く、お得期間じゃないかな? とは見たんです。でも年に3回あるその期間ではなかった・・。でも別のところに、こっそりウエブ限定で、そのことが書かれているのでした。
 たぶん、1万円くらい違ったと思います。
 まあ、今更仕方ないですが。切符をウエブで申し込むというの、やったことないんですよ。いつも駅の自動販売機か窓口で買っている。今度から、気をつけて見ないと。

  北上川沿いのクルミの木

新聞連載が始まります「アンティークな『森の巣』」河北新報木曜夕刊

2022年09月13日 | 自作紹介
 9月15日から、毎週木曜日「河北新報」夕刊の「ものがたりコーナー」で、連載が始まります。

 
イラスト古山拓

 タイトルは、「アンティークな『森の巣』」。 
 仙台市郊外にあるアンティークショップが舞台。古い物は、つくも神になったり、精霊が宿ったりと、洋の東西を問わず、不思議な物語が生まれています。今書いているシリーズ『家守神』も、そうです。
 『家守神』を書くため、いろいろ本を読んだり、アンティークショップを訪れたり、買ったりをしていました。そんな中から生まれたもう一つの物語です。

 イラストを描いてくださるのは、仙台市在住イラストレーター、古山拓さん。『しゅるしゅるぱん』、そして、2年前には、やはり「河北新報」で、「みちのく山のゆなな」を連載。そのときも、ダイナミックな絵を描いてくださいました。
 本日公開したのは、舞台となっているアンティークショップ「森の巣」。
 いい雰囲気です。このイラストが使われるのは、2回目かな? このたび、告知とSNSにイラストをあげることをを、河北新報さんと古山さんにご許可いただきました! 

 これから毎回、古山さんの水彩の美しい絵をご覧いただけます。
 このコーナー、一面を使い、カラーイラストを時には2枚もという贅沢な紙面です。
内容は、一話完結。毎回、ちょっと不思議を楽しんでいただけると思います。

 宮城県の皆様、ぜひ、お読みください。
 東北地方の方は、金曜日の朝刊に載りますので、コンビニなどでご購入いただけます。ただ、朝刊の方では、イラストはモノクロになってしまうようです。

 第1話は、「ストレンジバード」。秋田市のアンティークショップで買った鳥のオブジェが、モデルです。

棟方志功記念館

2022年09月11日 | 日記
       

 年内で閉館となり、所蔵作品は、県立美術館でまとめるのだそうです。
 残念なことです。

 棟方志功は、日本より先に海外で評価されたとのこと。日本は、追従したわけですね。
 作品は撮影できませんが、とにかく迫力がある。ぎゅっと四角い画面に押し込められたような女体のパワー。
 黒、そして彩色された絵の豊かさ。

        

 青森のあちこちにある、このねぶたの色彩に通じているのだなあ。

 

山はいいなあ

2022年09月10日 | 自然観察


岩木山



八甲田山

 今回は、どちらも電車や駅のホームから、つまり硝子越しにしか写真を撮れず、いいものがありません。
 主な目的が別だったので。
 でも移動中、ぱっと山が見えると、ああーっとなります。

 弘前からは、岩木山。青森からは、八甲田山。
 岩木山だと、吉幾三の歌が脳内に流れるし、八甲田山を見ると高倉健さんが出演した映画が思い出されます。死の行軍でした。
 トップの判断で、一方の軍隊は、全員死亡。もう一方は生還します。
 さて、今の日本のトップは? 

 エリザベス女王がお亡くなりなられて、国葬は当然! でも日本の元首相の国葬は、NOです。それをごり押しするのが、今のトップ。今、お金を使うべきは別のところです。
 

青森の美味しいものめぐり

2022年09月09日 | あいさつ
  

 陸奥湾が、いい。ホタテですね! 青森の形、今更だけど、面白い。秋田や岩手は四角いものね。三方向が、海。
 きのうの昼は串焼き、夜は、貝焼き。
   八甲田丸

 今日は、弘前のフレンチ予約してます。弘前は、フレンチの町。ふふ。

句会は楽しかった!

2022年09月08日 | 日記
 先日はオンラインで句会をしました。
 私がかなり講評をするわけなのですが、楽しかったといっていただけて、よかった。いや、人によっては、厳しすぎて、ガクッとなってるかもしれません。でも、あまあまでやっても、楽しくない。そこはわかっていただきたい。

 特選になるかならないか。とられなければ、楽しくないですよね。それは、仕方ないこと。私もがく~~~っと落ち込んだりしながら、やってきたんです。

      実りの秋 岩手

蜻蛉 トンボ とんぼう

2022年09月07日 | 日記


 秋ですね。
 いつの間にか出てきていて、いつの間にかいなくなる。
 蝉なら、骸があちこちに落ちているけど、トンボはないですね。

 いろいろ、バタバタしています。
 そうなると、ちょいミスも多くて、やれやれです。

 会社などで60歳が定年というのは理にかなってます。嘱託などで残っても65歳。やはり、それは、仕事をする上で、作業効率が悪くなるから。まだ若いときからその仕事をしていれば、熟練という域に達するのでしょうし、細かいことは若い人に任せられるでしょう。でも私の場合、この仕事を始めたのが遅かった。慣れてきたときには、もう・・いや、でももう少し頑張ります。周りに迷惑をかけないよう。けがをしないよう、気を引き締めて。

新刊のお知らせ『ヘビくん ブランコくん』おおぎやなぎちか作・井上コトリ絵(アリス館)

2022年09月06日 | 自作紹介
 10月末ですが、ネットでは予約開始になっていました。まだ書影は出ていません。
 ヘビくん ブランコくん。幼年童話です。 *赤をクリックすると、通販サイトへ飛び、予約ができます。

 書影、出てないはずです。先日カバーの色見本を6タイプも送ってくださって、ええー、どれもいいんですけど。迷う~。という感じでした。
 これはもう、本作りのベテラン編集者さんにお任せするしかありません。
 井上コトリさんのイラスト、かわいいです!!!
 
 タイトルのとおり、ヘビが主人公なので、ヘビをかわいく描いてくださる方! というのがまずはのお願いでした。かわいいです。
 ヘビだけじゃなく、全体がもう、オシャレ! 
 そうです。先日、ちらっと書いた、出版社さんへ行って云々というのは、この本の打ち合わせでした。
 10月末。来月ですね!

 どうぞよろしくお願いいたします。

          

 * これは、別の本、再校ゲラです。こっちも。もう少しでお知らせができると思います。
 こちらのカバーも、先日送っていただいて・・、これで売れなきゃ、どうするの? っていうほど、ステキです。

パステルショートストーリー(国土社)

2022年09月05日 | 本の紹介
       

 せんだって続けてご紹介した、2冊のパステルショートストーリー。
 私のイエローグリーンと、堀米薫さんのオレンジを合わせて、撮影しました。

『友だちの木』       

 内容が、すっごく多彩。この一冊に入れていただけて、光栄です。
 次は、ピンクとブルー? とちらっと聞いたけど、ただのピンクとブルーではないような気がしますね。○○ピンク、○○ブルー。スカイブルーとか? サーモンピンクとか? (これは、違うかっ)妄想しています。

『かあちゃんにきんメダル!』いどきえり作・おしのともこ絵(国土社)

2022年09月04日 | 本の紹介
          

 きれいなブルーの表紙、優しそうなお母さんと二人の男の子。
 ほのぼのとしたお話なのかな? と思って読み始めました。
 ぼくの家には、ジャガイモやにんじんがころがっている・・ん? 
 その理由がだんだん明かになっていきます。
 ネタバレになるので書きませんが、そうだったんだー。
 じんとなります。そしてやっぱり、ほのぼのとします。

 おしのともこさんは、みちのく童話賞スタッフとして、しょっちゅうオンラインミーティングでお会いしています。これまで雑誌の挿絵は描かれていましたが、単行本としてのお仕事は、初です。デビューといっていいのかな。
 たーっぷり、イラスト入ってます。
 優しい表情、苦悩のある表情、いいです。
 幼年童話の挿絵を書ける方、案外限られているように思います。これからどんどんご活躍されるでしょう! して下さい!

『箱の中のホワイトデイズ』三野誠子作・ao絵(国土社)

2022年09月02日 | 本の紹介


 パステルショートストーリー第3弾と第4弾が出ました。
 きょうは、第3弾・ミルキーホワイト『箱の中のホワイトデイズ』をご紹介します。*画像が小さくて、すみません。

 このシリーズは、一人の作家が色のテーマを決め、短編を編むというもの。
 三野誠子さんが選んだテーマは、ミルキーホワイト・箱でした。箱、いいです。好き!
 箱を開けるときって、わくわくしますよね。まさに、この本を開くときがそうでした。

「石けん箱」
「弁当箱」
「ゆめの箱」
「ティッシュボックス」
「サイコロハウス」
「抽選箱」
「ギフトボックス」

 ファンタジーあり、リアリズムあり、ちょっと変わったテイストの作品もあり、まさに箱の中は、いろいろ。
 私が、特に好きだったのは、「ティッシュボックス」と「ギフトボックス」でした。三野さんは、福島正実SF記念童話賞大賞をご受賞されデビューされた方。なので、リアリズム作品は、このたびが初お披露目です。そしてこの2作は、リアリズムです! ああ、ファンタジーの名手は、リアリズムが書ける! (逆にいうと、リアリズムが書けない人に、ファンタジーは書けない) 改めてそう思いました。
 短編なので内容は、書きません。ぜひぜひ、読んでください。ぐぐっと心をわしづかみにされますよ!
 
「サイコロハウス」も、おもしろかったなあ。他ではなかなか読めない雰囲気の作品です。

 堀米薫さんのオレンジ『夕ぐれどきの不思議』、私おおぎやなぎちかのイエローグリーン『友だちの木』と同じく、aoさんの絵があたたかです。
 明日は、第4弾、森川成美さんのバイオレット『キミョウな人(?)たち』をご紹介します。

『金曜日のヤマアラシ』蓼内明子作・絵(アリス館)

2022年09月01日 | 本の紹介
            

 蓼内明子さんは、数年前にデビューされた方。そのとき確か、長編の賞をダブルでご受賞されてのデビューだったと記憶しています。
 そして、今や安定した児童文学作家です。
 安心して読むことができる。これ、ほめてます。
 そして、単にいい話ではなく、胸のどこかがせつなくなるんです。うまいなあ。いいなあ。
 食べ物を作るシーンが、おいしそう! お料理が好きな方のようです。
 
 やはり作家は、好きなことがたくさんあるといいですね。

 ウタは、お母さんを亡くして、お父さんと二人暮らし。お母さんが亡くなったときのこと、クラスの3人組の中での自分の位置。
 内面にいろいろな葛藤を抱えています。
 そんなウタの隣の席に、転校生の男の子がきました。この子がヤマアラシ。
 魅力的です! 

 本当に、どんな人でも、ひとりひとりにドラマがある。その内面を描く、取り巻く関係を描く。基本だなあとも思いました。