取りあえず、問題提起したので報告を…
北条裕子の「美しい顔」(群像6月号)は芥川賞の受賞を
逃した。
当然と言えば当然で、1回候補になったからと言ってすぐ
に受賞というのは難しい。
その上、北条裕子の候補作品は、問題点も多かった。
その問題点を、選者がどのように評価するか…
周辺の人達は、きっと今日の結果が待たれたであろう。
委員の島田雅彦さんは「事実には著作権はありませんので、
誰もが書く自由はある」とした上で、
「事実を吟味し、自分のなかで換骨奪胎してフィクション
の中に昇華する努力が足りなかった」
と受賞に至らなかった理由を述べた。
写真は国立国際美術館(大阪府)
本を読む人が少なくなり、本も売れなくなり、
そうすると書き手も少なり、北条さんのような新人は
金の卵みたいな者だろうか…
新人賞を創設している出版業界は、そうした厳しい中にも、
新たな、才能の出現を期待する。
そうすることによって、又吉直樹のような異色の物書きが
突如として現れることもあるのだ。
講談社が北条裕子の才能を潰さないよう、守っているという、
図式が見えてきた。
本当に才能があるのなら、生き残ることが出来るだろう。
いい意味でも悪い意味でも、話題に上った新人である。
その答えは作品で示せばいいことである。
北条裕子の「美しい顔」(群像6月号)は芥川賞の受賞を
逃した。
当然と言えば当然で、1回候補になったからと言ってすぐ
に受賞というのは難しい。
その上、北条裕子の候補作品は、問題点も多かった。
その問題点を、選者がどのように評価するか…
周辺の人達は、きっと今日の結果が待たれたであろう。
委員の島田雅彦さんは「事実には著作権はありませんので、
誰もが書く自由はある」とした上で、
「事実を吟味し、自分のなかで換骨奪胎してフィクション
の中に昇華する努力が足りなかった」
と受賞に至らなかった理由を述べた。
写真は国立国際美術館(大阪府)
本を読む人が少なくなり、本も売れなくなり、
そうすると書き手も少なり、北条さんのような新人は
金の卵みたいな者だろうか…
新人賞を創設している出版業界は、そうした厳しい中にも、
新たな、才能の出現を期待する。
そうすることによって、又吉直樹のような異色の物書きが
突如として現れることもあるのだ。
講談社が北条裕子の才能を潰さないよう、守っているという、
図式が見えてきた。
本当に才能があるのなら、生き残ることが出来るだろう。
いい意味でも悪い意味でも、話題に上った新人である。
その答えは作品で示せばいいことである。