先日は、たくさんのお祝いコメントをいただき、
誠にありがとうございました。
おはようございます。
誕生日の2日前にテレビが壊れてしまい、
とりあえず応急処置として、別の壊れたテレビを設置した、我が家。
コイツは、壊れていると言っても、観る事は可能なんだ。
時々、不意に電源が切れる事はあるが、その都度入れればいいし、
ただ、映らない局があるだけなんだ。
テレビ愛知(テレビ東京)が観られないだけなんだ。
誕生日の朝、起きぬけに、男は言った。
「おかっぱちゃん、欲しい物は何かありますか?」と。
今頃聞くの?
そう思った私は、何も要らないと言いつつ、
強いて言えば、テレビ愛知が欲しいと叫んでみた。
「そうだよねぇ、分かりましたよ」と、
穏やかに答えて出掛けて行った男に、私は一抹の期待を抱く。
夜になり、仕事から帰って来た男は、
大きな包みとケーキを持っていた。
まさか?と思った。
この人、まさか、テレビを?
テ・テ・テ・テレビを?
手渡された包みに、私は驚いた。
かるっ!
急いで包みを剥がして、更に驚いた。
かばん?
また、かばんなの?
正確には覚えていないが、この鞄たちは、確か・・・
去年の誕生日にくれた、鞄。
クリスマスにくれた、鞄。
ホワイトデーだったかな?鞄。
そして、今年の誕生日の
かばん。
私は、かばんコレクターではない。
かばんは、1つあれば事足りるタイプの人間だ。
その私に、かばんを贈り続ける男。
ここまでくると、さすがに考え込んだ。
この男は、かばんを贈り続けるという、
何がしかの無言のメッセージを伝えようとしているのか?と。
なんだ?メッセージはなんだ?
「この、かばんのような、女性になってくれ」か?
「この、かばんいっぱいの愛を贈ります」か?
「この、かばんのように丈夫に過ごして欲しい」か?
ありがとうと発しながら考える私に、男は言った。
「ネコ5匹付いてるから、思わず買っちゃった」と。
はっは~ん、
この人、なーんも考えてね~な!
よねさん、よねさん
また、かばんだったんだぁ。
これで、一生かばんに不自由する事なくなったよ。
よね「よかったね~」
う、うん。
よ、よかった・・・ね・・・。
おい、おたま!
そろそろ、言った方がいいと思う?
もう、かばんは充分だよって。
おい、おたま?
生きてるか?
ある人の言葉を思い出す。
~男という生き物、女という生き物は、別の種の生き物だ~