うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

みゃぁみゃぁ言う、地方

2022年08月03日 | 日記

まぁよう、最近、

暑て、敵わんでかんわぁ。

 

おはようございます。

この時の「まぁ」は、「みゃあ」に限りなく近い発音でお願いします。

愛知には、大きく分けて、名古屋弁と三河弁があるが、

『みゃぁ』は、名古屋弁です。

 

一昔前、「名古屋の人は、みゃあみゃあ言ってる」と噂されていたが、

「そんなん、言う訳ないやん。猫じゃあるまいし」

と、思っていた。

そんなデフォルメされた名古屋弁など、

「河村たかし(名古屋市長)くらいしか、使っとらんでねぇ」

と思っていた。

 

でも、昨日、愛知県警に電話して思い直した。

かずこさんの運転免許更新のお知らせが来たのだ。

認知機能検査の日程の案内だ。

かずこさんは、もう運転は、どうあってもさせられない。

実際、1年前から運転できない環境に置かれている。

ただ、認知機能検査へ無断欠席するのは、どうだろうかと考えた。

相手は、警察だ。

警察署への呼び出しに無断で欠席。

なぜだか、後ろめたい。

そんなわけで、

愛知県警高齢運転者サポートセンターへ電話を掛けることにした。

お問い合わせなのに、なぜだか怖い。

お巡りさんが怖い。

どういう訳か、私は恐々、電話を掛けた。

 

「あの、認知機能検査のことで、お聞きしたいのですが。」

私は、普段より、はきはきと、そして善人ぶった口調で伝えた。

すると、電話の向こうの声は、50代後半の男性だろうか。

「うん、なにぃ。どうしたのぉ?」

とタメ口だ。

しかも、イントネーションは、名古屋弁のイントネーションだ。

私はひるまず、続けた。

「すでに認知症である人の場合は、どうしたらいいのでしょうか?」

私は、極めて標準語に近い言葉で伝えたが、おじさんは

「ほんだったら、みゃぁ、診断は下っとるゆうことだね?」

「は、はい。」

「ほんならねぇ、みゃぁ検査は受けんでも、ええもんねぇ。

みゃぁ、認知症いうことは、確実にゃんだもんねぇ。

んだで、検査は取り消しとくでねぇ。みゃぁ、そうしとこうよぉ。」

 

なまりが、凄い!

私は、すっかり驚いた。

これほど、美しい『みゃあ』の発音!

その多用ぶり!!

感動すら覚えた。

 

ちなみに、『みゃあ』とは、『まず・とりあえず』という意味です。

 

さて、我が家のおたまも、『おっどろいてまった』みたいだ。

ちなみに、愛知県民は、なんでもかんでも『まう』を付けてまう。

これは、『~してしまう』の意味です。

珍しく、あやさんに毛づくろいをしてもらっている、おたま

 

突如、終わる。

 

そして、突如

キレてまう、あやであった。