うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

今、できること

2022年10月28日 | 日記

昨日は、

仕事を休んで、かずこさんと遊んできた。

 

おはようございます。

じゃなくって、認知症外来の定期通院だった。

その病院で処方してもらう薬も飲んでいるが、

それで、どう改善しているのかは、よく分からない。

昨日のかずこさんは、ついにと言うべきか、

ライターを不思議そうに手に持ち、

「これは、何するもんなんや?」

と、しばらく考えていた。

かずこさんは、ますます進行している。

 

それでも、かずこさんは私に期待することを忘れない。

「今日は、どこへ行くんや?」

と、まるで休日の子供みたい。

まるで、休日の親にねだる子供みたいに。

「今日は、面白いおじさんの所へ行って、

それから、どこかでお昼ご飯を食べようかね?」

私の提案は、大したことはない。

病院へ行った帰りに、外食をして買い物へ行く程度だ。

そんなことで、かずこさんは喜ぶ。

 

だから私は、もっと素敵な所へ連れて行ってやりたいと思える。

本当は、かずこさんと庭園を歩きたい。

ピクニックへ行きたい。

遊園地もいい。

動物園はどうだろう?

先週行った、大型ショッピングモールでは、

偶然、アンデス音楽の生演奏に出くわして、

かずこさんは、いたく感動していた。

その時私は、音楽を聴きに行くのも悪くないなと、考えていた。

けれど同時に、

その大型ショッピングモールを歩き回るのも、

そろそろ、かずこさんの体力は限界だとも思った。

 

してやれる事が、限られてきている。

それが現実だ。

そして、今だからこそ、そう思える。

2年前には出来なかったことが、今なら出来る。

1年前には楽しくなかったことも、今なら楽しい。

私が少女だった頃、考えもしなかったことが、

老い痴れた母と出来ているなんて、

なんと皮肉で、なんと尊い今だろう。

 

今日はデイサービスだ。

かずこさん、今日も楽しく行けるかな?

 

さて、これも、なかなか出来ない訳で・・・

黒猫って、なかなか撮影できないの。

どうしても、ピンぼけちゃうの。

 

ぼんや~

 

たれ蔵「母ちゃん、ごめんね。僕のせいで・・・」

違う違う、ごめん。