うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

今の我が家

2017年10月18日 | 日記

この度は、皆様に、

温かいお言葉を頂き、

まことに、ありがとうございました。

こんなに、たくさんの人に見送られて、

きくは、本当に幸せな猫でございます。

 

おはようございます。

きくが居なくなった我が家では、

静かな朝が始まった。

 

私はというと、

うっかり、きく分のご飯を作っては、

「しまった・・・おたま、食べな」と言いながら、

ちょっと涙がちょちょ切れるもんだから、

瞼の腫れが、なかなか治まらない。

とはいえ、自他ともに認める、スットコドッコイ、

決して、暗く沈んでいる訳では、ない。

もっと言えば、訃報を知った友人から、

「おかっぱ、あまり落ち込まないでね。

食欲も無いとは思うけど・・・」

というメールを読みながら、

パンにかぶり付いていた。

2個目。

 

私は、いつも、不思議に思う。

人は、なぜ、涙を流すのだろう?

悲しくて、無心で泣いている時は、考えもしないが、

過ぎ去った過去を引っ張り出しても、

人は、涙を流すことが出来る。

その涙の訳は、何なのだろう?

 

楽しかった、あの日に、戻りたい訳でもなく、

辛かった、あの日を、悔やんでいる訳でもなく、

ただ、ふと、よぎるだけで、

なぜ、涙が流れてくるのだろう?

 

何度、経験しても、その訳が分からない。

ただ、私は、その訳の分からない涙を、

嫌だと思った事は、一度もない。

 

そんな我が家の猫達は・・・

いつも、我が道をゆく、よねさんだが、

珍しく、きくが逝く前日の夜に、

きくのお部屋の前で、きくに挨拶をしていた。

本当に、珍しい事に。

その後は、相変わらず、どこ吹く風で、

押入れから出した、毛布の上から動かない。

全然、動かない。

毛布が使えない。

いまだに、まだ一度も、毛布が使えない。

 

うんこさんは、

かずこ手作りベッドをきくさんから受け継いだ。

これまた、動かない。

全然、動かない。

すげー気に入ってる。

そんな様子を見てる、あやさんは、

狙ってる。

ベッドを狙ってる。

すげー狙ってる。

 

実は、きくさんが大好きだった、おたまは、

ちょっと、しょんぼりしている。

朝ごはんの時も、夕ごはんの時も、

おたまは、必ず、格子越しのきくさんに、

「きく婆ちゃん、ご飯だぞ~嬉しいな~」と

言わんばかりに、スリスリしていたっけ。

きくの亡骸にも、

何度も近づいては、後ずさりをしていたな。

おたま、元気出せよ。