うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

お金と、抱っこ。2パターン

2017年10月13日 | 日記

祖父母との思い出は、

そんなに多くはないのだが・・・

 

おはようございます。

母方の祖父母は、夫婦2人で、田舎でひっそりと暮らしていた。

年に1度あるかないかの、娘家族の訪問に、

お爺ちゃんは、まず、お餅を焼いてくれた。

田舎の御馳走は、決して幼い子供だった私には、

美味しいとは思えなかったが、

それでも、たくさんの料理で、もてなしてくれた事を覚えている。

お祖父ちゃんは、なんでも作れる人で、

味噌も、醤油も、豆腐も、すべて、お爺ちゃんの味だった。

子供の頃は、癖の強い、その味噌が、どうにも苦手だったが、

今になって、あの味噌の味が忘れられなくて、

それに似た物を探している。

一泊した帰り際には、

お爺ちゃんは、必ず、孫の私達に、小遣いを持たせてくれた。

決して裕福では無かっただろう祖父母がくれた千円札は、

細かい折り線が付いていた。

小さく折って、どこかに大事にしまっておいたのだろう。

その折り線の付いた千円札が、

私には、綺麗なピン札より、有難いお宝のように見えた。

 

夜中、母の在所で、なかなか寝付けなくって、

半分べそをかきながら、起きてきた私を、

お祖母ちゃんが、抱っこして、子守唄を歌ってくれた事がある。

あれは、どんな歌だったろうか・・・

 

昨夜は、そんな事を、ふっと思い出して、泣きそうになった。

その訳は・・・

私は、我が家のお金と、

そして施設に入所している、おじさんのお母さんのお金も、管理している。

そのお母さん名義の通帳2冊を机に出していたら、

おじさんが、真剣な面持ちで、数字を追っている。

「明瞭でしょ?透明性を高めるために、振り分けてあるのよ」

そう自慢げに話す私に、おじさんは、こう言ってしまった。

「うん。疑わしい箇所は、今のところ、無さそうですね。」

 

その言い方、ちょっと、引っかかるよね。

不覚にも、泣きそうになったよね。

 

という訳で、

おたま、お願いします。

おたま「離せ」

 

おたま「離せ、ガブー」

 

おたま「おじさんの、ばーか!」

 

おたま「言ってやったぞ」

もっとや、もっと言ってやれ!

ヒッヒッヒッヒ~