うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

ボツにはしたくなかったから・・・

2018年05月18日 | 日記

昨日、やっと、

母さんに母の日のプレゼントを渡した。

 

おはようございます。

キーチャームなる物を贈ったのだが、

それを見るなり、父さんは、

「こりゃ、すぐ壊れそうだな」と言った。

母さんは、

「こりゃ、使いづらそうやな」と言った。

こらー!こらーーー!!

 

シビアな親を持つ私としては、

これは、想定の範囲内なので、全然平気ですが、

全然、腹なんて立ちませんが、一応、

「そういえば、母さん?

猫用に、またボール作り始めてるじゃん?

それくらい、暇って事だろ?

だったらさ、私が乗れるポールを編んでよ。

大きな完璧な球体のボールをどうにかこうにか編んでよ。

私、昔から夢だったんだぁ、球乗り。」

と、無茶ぶりしておきました。

「難しい~、そりゃ、どえらい難しいぞ~」と、

うなだれた母さんに、乞うご期待。

 

さて、父さんには、

どんな仕返しをしてやろうか考えているが、

それより、これをどうしてくれようか!

あや?

君は、おばちゃんっ子なはずだろ?

なぜ、おじさんと寝るのだ?

 

あやさん?

おばちゃんおばちゃん、ってばっかり言ってたじゃん?

おじさんなんて、嫌いだよって言ってたじゃん?

なのに、なぜ?

なぜ、おじさんと一緒に寝てるんだ?

 

おばちゃんは、ショックだぞ。

ショックを受けながらも、涙を流しながらも、

撮影せんとしてんのに、

おじさんの腹が写り込んでるから、

積極的に、画像が出せんわい!

まったくもう!!


優しさに負ける、鬼

2018年05月16日 | 日記

弊社のトイレが

和式から洋式に替わって以来、

私は、鬼と化していた。

 

おはようございます。

社内の掃除は、基本、私の担当だ。

はっきり申して、凄くテキトーに済ませている。

時々、隣の熟女さんに、それを見抜かれては、

笑って誤魔化している訳だが、

トイレの美化にだけは、余念が無い。

「男性は、トイレを汚すからさぁ。

あまり酷いようだったら、あたしゃ、張り紙する!」

そう豪語している。

 

汚したって、いいじゃない。

だって人間だもの。

その時は、

自分で掃除したら、いいじゃない。

だって自分のブツだもの。

           ー相田みつよー

 

こんな文句を考えながらも、鬼は、

誰が一番汚すのかをデータ化すべく、

男性社員がトイレから出てくるたび、

出来るだけ、限りなく何気を装って、

トイレに入って、チェックもしていた。

まさに、私は、鬼だった。

 

そんなある日、

遠くから帰社した、トラックのドライバーさんが、

「下の車庫のゴミ袋、カラスに荒らされてるよ。」と

教えてくれた。

私は、何も持たずに社を飛び出して、

その荒らされたゴミ袋を呆然と見ていると、

先ほど教えてくれた男性ドライバーは、

ホウキとちり取りと、新しいゴミ袋を持ってやってきて、

もくもくと掃除をしてくれた。

夜通し、トラックを運転していた人がだ。

鬼は、その男性ドライバーのトイレ後も、チェックしてたよな!

 

また別のある日は、

これまた別の男性ドライバーから、

「おかっぱちゃんは、鳥を育てた事、ある?」と聞かれた。

詳細を聞いてみれば、

致し方なく、娘さんと協力して小鳥の雛を育てているという。

鬼は、この男性ドライバーのトイレ後も、チェックしてたよな!

 

鬼、サイテー!!

 

優しい男たちだ。

張り紙はやめよう。

そう悔い改めたのだった。

 

我が家にも、優しい男がいる。

鬼に、こんな口で「チュー」ってされても、

 

暴れず耐える、優しい男。

 

鬼みたいな小娘の圧にも、

 

動かず耐える、男。

 

その小娘に

「あや姉ちゃん、楽しいな~」っとご機嫌に挨拶しても、

 

叩かれる、男。

 

そろそろ、背中に天使の羽根が生えてきた、男。

がんばれ、おたま!


お告げの意味は?

2018年05月14日 | 日記

いつから、13日に決められたのだろう?

私は、てっきり来週だと思っていたのに。

5月19日のほうが、語呂合わせしても

「ゴーやでー!行くでー!」って感じで、いいと思う。

ねぇ、来週じゃダメなの?

 

おはようございます。

ということで、しかも19日は土曜日だ。

私は、来週の日曜日を19日だと思い込み、

その19日が母の日だと深く思い込んでいたという訳だ。

重ね重ね、勘違いをしていた。

 

実は、そんな私に、いくつかのお告げはあった。

金曜日の夕方、近くの川でカルガモの親子を見つけて、

土曜日は、それを撮影せんと出かけてみた。

カルガモの親子は見つからなかったが、

カルガモ母さんはどこ?と思いながら、大きな鯉を撮影したり、

カルガモ母さんは無事か?と願いながら、美しいバラを撮影したり、

茂みにカルガモ親子が居ないか、望遠で撮影してみて、

その画像で姿を確認しようとして、

「ぼやけとるやないか!」とツッコみながら、

カルガモの母さ~ん、頑張って育ててね~なんて、祈ったりした。

その土曜日は、うんこの記事を書きながら、

自分の事を、「悪い母さんだな。ごめんな。」とか言っちゃって、

母さん、母さん、とばかり口にしていたではないか。

しかし、その、さりげないお告げはシカトした。

 

ついに13日の日曜日に至っては、

朝っぱら、母さんから電話があった。

「おい、なんかよう、家に小さい小包が届いとるけど?

おかっぱ宛てに届いとるんやけど?」と。

普段、何かにつけネット注文したモノは、

実家へ届くようにしてあるから、

わざわざ、届いた都度、電話などしてこない母さんからの、

もはや、直談判的なお告げだったが、

「それね、よねの注入器だわ。」と伝え、

催促に等しいお告げも、シカトした。

 

しばらくして、

買い物でも行くかと玄関のドアを開けた瞬間、

上の階の息子さんと出くわし、きゃっと驚いた。

その息子さんが手に持っていた紙袋から、お花が見えて、

「あらあら、母の日のプレゼントね?

気が早いこと。来週なのにね、うふふふふふふ」っと、

内心、微笑ましいと思いつつ、

このドラマチックなお告げも、シカトした。

 

ショッピングセンターに着けば、

店内、母の日用のディスプレイ一色だ。

その「買わなちゃ、ここを通さねー!」と言わんばかりの

押し売り状態のお告げすら、

私としては、クリスマスが過ぎたら、

早くもお正月の鏡餅が売られる昨今に、心と目が慣れているから、

もちろん、この期限ギリギリのお告げも、

期限は19日だと思い込み、普通に真顔で、シカトした。

 

ついに気づいたのは、

お気に入りブログの母の日に因んだ記事を拝読した、

13日の夕暮れ時だった。

時間としては、まだ間に合うと思ったが、

昼に、ビールを飲んだ事を思い出し、

「乗るなら飲むな!飲んだら乗るな!」の標語通り、

買いに出かける事は諦めて、意図的にシカトした。

 

今、私は、これから向かう実家の母への言い訳を、

全力で考えている。

 

そんな、我が家の婆さんは、

最近、私のバスタイム中も急かしてくる。

よね「ちょっとぉ、早く出てきとくれ~」

 

よね「ちょっとぉ、早く炬燵に帰っとくれ~」

 

よねさん?

なぜ、風呂に入ってはダメなんだ?

 

よね「ちょっと撫ぜとくれ~」

えぇぇ、今?

今なのね?

問答無用なのね?

そういうお告げ、という事か?


とんでもない私と、とんできた猫

2018年05月12日 | うんこの事

12年前、

夫と別れて家を出ようと決意した時、

猫達を置いていくという選択肢は、

私の中には、全くなかった。

 

おはようございます。

春の嵐の中、うめとよねときく、

そして大きなキャットタワーを、びしょ濡れになりながら、

ボロアパートの狭い部屋に運び入れた。

それ以外、まだ何もない部屋の中で、

私は、「さあ、再出発だぞ。」と、自分を奮い立たせてみたが、

本当は不安で、今にも泣き出しそうな気分だった。

しかし、それもつかの間、

嵐のせいで、吹き荒れたゴミで汚れた道路も一掃された頃、

空から、子猫が降ってきた。

実は、再出発の本当の始まりは、この瞬間からだった。

 

茶色の鶏卵くらいの大きさで、

だったら、玉子ちゃんとでも名付けてやればいいものを、

私は、カラスが落とした糞のようだと笑いながら、

生れて間もない子猫に「うんこ」と名付けてしまった。

その後、空を飛んだ猫は、

とんでもない飼い主に、とんでもない育てられ方をされた。

 

動物病院に連れて行くと、獣医は、

「この小ささなら、2時間おきの哺乳が必要だ。」と言ったが、

私は、それは出来ないと伝えた。

当時の私は、仕事を2つ掛け持ち、家に帰るのは、夜中だったのだ。

3匹の猫を食わせるためには、そうするしかなかったが、

4匹目の猫を生かすためには、それがネックとなった。

「それなら、夜中、できるだけの哺乳をしてみるしかない。」

そう言われて、綱渡りのような育児が始まった。

 

1つ目の仕事を終えて、一旦家に戻って哺乳。

うめに、「頼んだぞ。」と言って、2つ目の職場へ走る。

帰宅したら、朝まで、延々と哺乳が続く。

その都度、排せつは、うめが担ってくれた。

今考えてみれば、それもとんでも話だ。

感染症を患っていた子猫を隔離するどころか、

その排せつの手伝いを他猫にさせるなんて、

本当に、とんでもない話だったが、

うめは、体調を崩すことなく、役割を果たし続けた。

喧嘩ばかりしていたよねときくも、その時は喧嘩もせず、

私達を、いつも静かに見守っていた。

 

そんな、ある日の朝、いつものようにミルクの準備をしていたら、

這うように歩いているうんこに気付いた。

うんこ、初めての1歩だ。

「うんこが歩いた!」と喜びながらも辺りを見回してみても、

子猫の相手になるようなオモチャなど無くて、

私は、咄嗟に足裏マッサージのために置いていたピンポン玉を、

うんこの前に転がしてみた。

無反応だった。

「だろうな!」と、再度探してみると、

キャットタワーに紐でぶら下げられたネズミのオモチャが目に入り、

私は、その紐をハサミで切って、うんこの前に置いてみた。

「うんこ、お前のだぞ。」と。

うんこ、初めてのオモチャだ。

 

そして、そのネズミは、

それ以来、うんこ、唯一無二の大事となった。

 

時には、入院もしながら、

それでも、うんこの体はあれよあれよと育っていく。

「もう大丈夫。うんこは危機を乗り切った。」という頃、

ネズミくらいの小さな体は、ネズミを口に咥えられる大きさになっていた。

しかし、ネズミとの関係は変わることはなかった。

オモチャといっても、蹴ったり咬んだりするわけではなく、

うんこは、いつもネズミを側に置いていた。

ただ、側に置いておくだけだった。

 

あれから12年、我が家はずいぶん変わった。

ボロアパートから今の部屋へ引っ越して、

私は職も変わり、生活スタイルも大きく変わった。

うんこを、ともに育ててくれたうめは、逝った。

なんだかんだと見守ってくれたきくも、もう居ない。

よねは、そろそろ、ガタがき始めている。

それでも変わらないのは、ネズミのオモチャだった。

驚くほど綺麗なまま、いつも、うんこの側にいた。

やっぱり、うんこの、大事なネズミだ。

 

そして、あやを拾った時、おたまを拾った時、

保護をした子猫たちも、実は、我が家に来た子猫は、皆、

初めて触るオモチャは、いつも、うんこのネズミだった。

親とはぐれて、不安な目をした子猫が我が家にやって来ると、

うんこは決まって、

「いらっしゃい、うんちゃんにお尻を嗅がせなさい。」

と言わんばかりに、ネズミとともに登場したからだ。

まるで私が、小さなうんこの前に、ネズミを置いた時のように、

うんこは、子猫にネズミを差し出した。

そこはあくまで、一時期、貸してやると割り切るところが、

さすが、うんこの大事だもんなと感心したものだ。

 

ところが、とんでもない事が起きた。

また、とんでもない飼い主が、やらかしたのだ。

うんこの大事なネズミを、

いらない衣服とまぎれて、気づかず捨ててしまったのだ。

まったく、取り返しのつかない事をしてしまった。

 

ここ数日、私はうんこに謝り続けている。

うんこの匂いのついた生地で、同じようなネズミも作ってみた。

当然、うんこの大事にはなる訳など、ないのだ。

 

うんこ、ごめんな。

母さんは、とんでもない母さんだ。

でも、母さんの大事なうんこは、お願いだ。

ずっと側にいておくれ。


からっ!こわっ!おっそい!!

2018年05月10日 | 日記

前記事で、亀を助けたと書いて以来、

このPCの動きが、亀の歩みのように、

遅くなっております。

これも、一種の因果応報ですか?

※コメントのお返事などが遅くなったら、ごめんなさい。

 

おはようございます。

私は、毎朝、出勤ついでに実家へ立ち寄っている。

コーヒーを飲んで、時代劇を観るためだ。

実家のテレビには、時代劇チャンネルがあるのだ。

我が家のテレビには、テレビ東京(地元はテレビ愛知)の

チャンネルすら無いというのに。

 

昨日の朝も、大岡越前を観ていると、

母さんが、お菓子をすすめてくれた。

「ほい、おかっぱ。旨いもんやる。これを1粒だけ食ってみろ?」

そう言って、私の手に大き目の柿の種を乗せてくれた。

ちなみに、私の手相ってどうですか?

将来、石油王と結婚できますか?(45歳 愛知県在住)

 

さっそく食べてみると

 

辛いなんてもんじゃねー!

「母さん?これは何事だ?!」と叫ぶと、

母さんは、涙を流して笑いながら言った。

「これよ、日本一辛い柿の種らしいぞ。」

 

死ぬかと思ったと言いながら、コーヒーで口を洗ったが

 

辛さは、まだまだ続いていた。

「母さんは、これが美味しいと思えうるの?

味覚、おかしくない?」

そう、母さんに問うと、母さんは

寿命が縮まるほど笑いながら、言った。

「まず、お前で試したんや。わしは食わん。」

 

こらー!こらーーー!!

 

あやさん?

おばちゃん、あやちゃんくらい飛び上がったぞ。

足がつるかと思うくらい、ひきつったぞ。

 

きみも、辛いモノ食べたのか?

 

あや「つーかまーえたーーー」

こわっ!

 

お口直しせねば。

おい、安らかに眠る、おたまよ!

こっちも、なんか、こわっ!