これが、
中途半端に許さた人間のなれの果てだ。
おはようございます。
おじさんから、風邪をもらいました。
大変、順調に円滑に、風邪をもらったわけだが、
こうなると、なんで、モノモライにはならないのだ?
同時に、ぴゃーっと盛大に、発症してくれんと、
なんのオチにもならんやないか!
風邪だけもらって、中途半端になってしまい、
いわゆる、皆様に普通にご心配を頂くという、
普通の風邪ひきに相成った私ですが、
どうぞ、ご心配なさりませんように。
私は、大丈夫です。
昨日、発熱をしたことで、むしろ発散できたもようです。
そういえば、私は昔から、
病気になるとテンションが上がるという、病気の持ち主だ。
なぜか、やたらとやる気が出てしまう。
昨日も、体温を測ったら、38度をたたき出し、
なぜか「よっしゃーーー」っとガッツポーズをしてしまった。
どうしてなんだろうと考えてみたら、
これは、おそらく、子供の頃の経験が関係しているのだと思われる。
そういえば、子供の頃、
具合が悪い事の証明が体温だったと思い出した。
腹が痛い。
頭が痛い。
なんだか、とっても体が重い。
そう訴えながらも、後ろめたい気持ちになると、
あまり推せない自分に歯がゆさを覚えたものだ。
なぜなら、仮病だと疑われやしないか気が気じゃなかったからだ。
そして、そういう時は、だいたい、本当に仮病だったからだ。
ところが、その時、一か八かで体温を測ったら、
かろうじて、微熱ともとれる体温をたたき出すことがある。
37、2度といったような微妙な体温だ。
まさに「よっしゃーーー」の瞬間だ。
今日は学校に行く気になれないと思っていた訳が、
実は、この微熱だったのか。
仮病じゃないんだ。
そうだ、私は仮病じゃないんだ。
そう己に言い聞かせると、
さっきまで母さんの眼がまっすぐ見れなかった私が、
確固たる自信と確信の後付けのおかげで、
「あぁぁ~今日は無理だわ~」っとうなだれる行為を
正々堂々できたのだった。
その時私は、
うなだれながらも、顔には笑みを浮かべていた。
そして、心は浮かれていた。
大人になった今も、この経験が生きているというわけだ。
さすがに仮病を訴える事はしなくなったが、
子供の頃の経験のおかげで、熱が出て体調は悪くなると、
反射的におのずと、気分はウキウキになっちゃうという、
ある意味、ピンチをチャンスに変えられる武器となった。
そんなわけで、
昨日は発熱の中、ウキウキで作りました。
6か月にわたり毎月届く「フェルトで作る、可愛い猫」キッドを。
今回3作目のキッドを前に、
どうしてもやる気になれず先送りにしていたが、
ピンチをチャンスに変えられた昨日だからこそ、作れました。
見本
これまた、可愛い猫だ。
さすがに私も、2個作った経験者だ。
今度こそはと、かなり気合を入れたが、
いかんせん、発熱のせいで、手に力が入らない。
おかげで、要ともいえる眼を落してしまった。
どうしても見つからない。
もう~!
もうだめだ~!!
もうお手上げだ~!
こんにつわ、ぺら雄だす。
こうみえて、おれ、元気だす。
おれ、やる気満々だす。
4作目も、がんばるだす!
そんなわけで、
こんなことになってしまいましたので、
せめて最後は、無駄に美形な猫をお届けいたします。
おーい、おたまーー
おたま「こういうのを作ってくれよな」
こういうのを作るつもりで、頑張りました。