ここのところ、
気温の変動が激しかったせいか、
我が家のおじさんは、鼻風邪とモノモライを同時に発症した。
おはようございます。
不謹慎かもしれないが、笑っちゃった。
鼻風邪だけなら、もちろん笑ったりはしない。
心配するべきだと思っている。
モノモライだって、それだけなら
「片方にも移らんように気を付けて」とか声を掛けるべきだ。
しかし、それらを同時に発症したさまは、
なぜだか無性に、面白い。
とはいえ、私は分別のある大人として、声がけは欠かさない。
「大丈夫?目を擦っちゃだめよ。」とか、
「熱は出てないのね。それだけでも良かったわね。」とか、
「体は辛い?夕飯は、どんな物が食べたい?」とか、
それはそれは、優しい声がけを心掛けている。
が、どうしても薄ら笑いを浮かべてしまう。
そこは、許してほしい。
そして、
100歩譲って、鼻風邪は移されても仕方ないと思っている。
しかし、モノモライだけは、絶対に貰いたくはない。
ふいに、おじさんが、私の老眼鏡を使おうと手を伸ばした時、
「触るなーーー」っと叫んだり、
「ねぇ、あなた、お風呂って入っちゃってる?」と、
責めるような口調で聞いてしまう。
感染が怖いのだ。
「ここのタオルは、絶対使わないでね、触らないで。」とか
「あっ、そのクッションに寝転がろうとしちゃってる訳?」とか
トイレに入ったおじさんに、
「ねぇ、今、何出そうとしてる?大の方?
だったら、紙を取る時も気を付けてね。
いたずらに触りたくらないでよー!」とか言ってしまう。
それらに関しても、広い心をもって許してほしい。
そして、もし、私までもが同時に発症したら、
その時は、もちろん、大いに笑ってやってくれ。
それは、許すつもりだ。
そんな中、よねさんの闘病は続いている。
通院は、週2回の輸液と、3週間ごとの血液検査。
自宅では、朝は強制給仕にて療養食。
夜は、朝の半量の療養食を強制給仕している。
半量の理由は、自らの食事への意欲を引き出すため。
それと同時に、食欲の有無を測るためだ。
今のところは、これで体調が安定している模様だ。
気温の変動が激しい中、環境を変えたくないから、
実は、まだ炬燵もそのままにしている。
けど、扇風機は出している。
そこは、許してほしい。
最近は、病院での採血に抵抗を見せるようになった。
輸液は大人しく受けられるが、
採血の時の補ていが、許せないらしい。
本来は、1週間ごとの検査が望ましいというが、
そこは、広い心で、許してもらい、
間隔を空けていただいた。
先日の病院での待合室で、
犬を連れたご婦人が入ってきて、
ソワソワしている飼い犬に向かって、
「おかっぱちゃん!あんたは落ち着きがないんだから。
おかっぱちゃんは、いっつも、こう。
もっと、落ち着きなさい。おかっぱ!」と。
私と同名なのね。
なんか、自分に言われてるみたいな気がしたが、
それは、もちろん、許して笑った。
よねさん?
頭が落ちてるよ?
よね「いいの~」
いいの?
ほれ、頭に血がのぼっちゃうぞ?
よね「許すの」
許すのね?
よね「うふふふ」
よね、さらに益々、妖精化が進んでいる。
可愛い妖精さん、
あなたのペースでいいだかんね。
なんでも許すよ、あなたの事は。