黒電話セーフ

昨日の午後　伯母さんの家（ばあちゃんの実家）の　新しい電話を買いに行きました。
もちろん黒電話なんてありませんから　なるべくシンプルで数字の見やすい物を探しました。
「これがいいかな。」というのを見つけた時　ふと考えました。
（買う前に　店の人にちょっと聞いてみよう）
　
相談カウンターでかなり待ちましたが　聞いて良かった！
・可能性は少ないけれど　回線に問題があるかもしれない。
・電話機の故障でも　もしも部品があれば修理できるかもしれない。
それを聞いて　買う前にＮＴＴに電話をすることにしました。

家に帰って電話をすると　すぐに明日　見に来てくれることになりました。
伯母さんの家の電話はレンタルということで　無料で出張してくれるそうなのです。
　

復活したものすごく古い黒電話　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　玄関にあった枯れ木に苔　いい感じ

ＮＴＴさん　今日の午後一番で来てくれました。
故障は電話機ではなくて　回線の方だったのですが　修理に2時間かかりました。
プロパンガスの警報機を電話回線につないであることも　故障の原因の一つだったようです。

（できることなら　今まで通りの電話がいい）
伯母さんも私もそう考えていたので　修理が終わっていつものジリジリが聞こえた時は　大喜び。
聞いてみると　かなり前から電話はおかしかったようなのです。
ＪＡのプロパンガス関係にも連絡して　安心して帰って来ました。　



帰り道　伯父さん（一昨年亡くなったばあちゃんの兄）が　一生懸命お米を作った田んぼの景色を眺めました。
私も　刈り取った稲の掛け干しを　手伝ったことあるなあ。
早くきれいに稲が乾くように　伯父さんは稲にビニルをかけていたっけ。
主をなくして1年8ヶ月　今は違う人が管理しています。

「思い込みはいけません。勝手に決めてはなりません。」
いつもそう自分に言い聞かせているのですが　今回はぎりぎりセーフでした。
古い古い黒電話だから　もう壊れても不思議ではないと　一度は思い込んだのです。
でも　何となく心にひっかかるものを感じ　立ち止まったのがよかった・・・。

何が立ち止まらせたのだろう？
やっぱり　古く汚れた黒電話の何か・・・。　声？　ジリジリ