寒過ぎた2月、河津桜ばかり気にしていたからか、フキノトウを忘れていました。
毎年山フキが出るのは、下の広場の柿の木の横、ザクロの木の下です。
見に行ったら、小さくて可愛らしいフキノトウは花が咲き始めていました。
山フキは細いので、フキノトウも可憐な姿、気づかないうちに春は来ていました。
まだ蕾の状態の物を3個採って、太いフキの出る場所へ行ったら!
そこにはこんなフキノトウばかりだったので、探して採って来ました。
先日、フキ味噌を作っている番組を見たので、それにしようと決め、
フキノトウの外側の葉を取ってきれいに洗い、茹でました。
半分に切ったら、中が緑色では無くて茶色っぽい物があり、なぜかな?
ちょっと考えましたが、それらは捨てて、緑の物だけ細かく切りました。
白みそにみりんと砂糖を入れ、レンジで温めて溶かし、冷ましてから、
フキノトウを入れて、味見、美味しいです。
この香りとほろ苦さに春を感じるようになったのは、ここで暮らし始めてから。
自然を相手に、自由に生きて、気持ちが豊かになっていく気がしています。
きれいに見えないのが残念。
残すのはもったいないと思い、フキノトウを全部入れてしまったので、
これをフキ味噌の素にすれば、その人好みのフキ味噌を作れます。
小分けして冷凍してみようかなと思います。