巨木になったビワの木を世和土木の社長さんに伐ってもらったのが、2011年2月25日でした。
東日本大震災の2週間前だったのだと、改めて時の流れを想います。
去年までは押してもグラグラしていなかったのですが、今年はかなり揺れるので、
どうしようかと考えています。
相当ボロボロなので、力で倒して下に運び、燃やすか、木の処分場所へ置くか?
上から見ると、こんな状態です。
根元にあった枯れ木を持ち上げたら、すっと抜けたのが転がっている木です。
足で踏むと崩れていくのが分かった瞬間、方針が決まりました。
この場所で50年生きてきたビワの木なので、ここの土の仲間になるのが自然で、
ビワの木もそれを望んでいるのではないか、そんな気がしました。
道を作ってあるので、ボロボロになったら幹をつぶして敷こうと思います。
11年前に伐ったのは、斜面で木が大きくなり過ぎて危険だと判断したからで、
あのままにしていたら、どこまで大きくなっていったのかと、ふと考えます。
今日の河津桜、まだかなり蕾があります。
ウクライナの惨状に、こんなことが現実に起こるのかと震えるばかりです。
明日で震災から11年、私の人生も色々ありました。