駐車場の入り口から外してきた看板は、水をかけながらブラシでゴシゴシ洗いました。
意味を考え、五色のペンキで描いたMAMMAの文字は、かなり消えてしまいましたが、
木が痩せてきているので、保護された文字の部分は少し盛り上がっています。
一日半かけて完全に乾燥させてから、今回はMAMMAを赤一色で描き、
両側の文字「ちょっと げんきに な・れ・る かもしれない と・こ・ろ」の、
文字は青一色、・だけを赤にしました。
13年の日照りと風雨を経験した板は、ひび割れ、浮き上がっていますが、
作った時よりもずっと、愛着を覚えました。
駐車場の入り口に設置する方法を考え、あれやこれやと試行錯誤し、
落ちないように三重の工夫をして、最後は横に立っているカーブミラーの支柱を利用し、
吊るすようにして支えました。
縛り付けた針金が目障りですが、これも落ちない為の工夫です。
ここ数日、仕事をしながら考えていたことも、実行しました。
去年Yさんがここで撮った兄弟桜と富士山の写真が、テレビにも出たと聞き、
今年は見に来る人が増えると覚悟していましたが、去年の事を思い出しました。
朝カーテンを開けたら、斜面に人が並んで写真を撮っている、
駐車場から大斜面を滑って下りてくる人もいる、それがもっと大勢になる、
やっぱりこれは耐え難い! 写真は駐車場からだけにしてもらいたい。
立入禁止と書くのは嫌だな。うーん・・・。
考えた結果は、「ここより先は 使用料を お支払い下さい」
お金を払うなら入るのはやめよう、そう思って欲しい訳です。
なので、使用料○○円と書かず、もし入りたいと言いに来た人には、
「自由料金、自分で決めて下さい」と言うつもりでいます。
白い板が倒れないように、3分の1は地面に入れ、後ろにブロックを置き、前は石の山、
こんな看板置きたくないけれど、事が起こる前に予防線を張らねば、です。
家に入る道路からも人が入って来るので、そこにも「私有地」を表示しました。
頑丈な排水管に2か所「私有地」の文字を書き、穴をふさぐために載せたのは、
昔使った新盆の飾り、思い付きのままのへんてこりんです。
開拓をして景色が良くなりましたが、こういう苦労が生まれるとは!
何が待っているか、分かりません。
11時34分、大きな地震あり、ここでも相当揺れました。