MAMMA ちょっと 元気になれる かもしれない処

箱根西麓の山の上で 自然な生き方を模索する日々

考え抜いた看板

2022-03-16 23:53:41 | komako

駐車場の入り口から外してきた看板は、水をかけながらブラシでゴシゴシ洗いました。

意味を考え、五色のペンキで描いたMAMMAの文字は、かなり消えてしまいましたが、

木が痩せてきているので、保護された文字の部分は少し盛り上がっています。

一日半かけて完全に乾燥させてから、今回はMAMMAを赤一色で描き、

両側の文字「ちょっと げんきに な・れ・る かもしれない と・こ・ろ」の、

文字は青一色、・だけを赤にしました。

13年の日照りと風雨を経験した板は、ひび割れ、浮き上がっていますが、

作った時よりもずっと、愛着を覚えました。

駐車場の入り口に設置する方法を考え、あれやこれやと試行錯誤し、

落ちないように三重の工夫をして、最後は横に立っているカーブミラーの支柱を利用し、

吊るすようにして支えました。

縛り付けた針金が目障りですが、これも落ちない為の工夫です。

ここ数日、仕事をしながら考えていたことも、実行しました。

去年Yさんがここで撮った兄弟桜と富士山の写真が、テレビにも出たと聞き、

今年は見に来る人が増えると覚悟していましたが、去年の事を思い出しました。

朝カーテンを開けたら、斜面に人が並んで写真を撮っている、

駐車場から大斜面を滑って下りてくる人もいる、それがもっと大勢になる、

やっぱりこれは耐え難い! 写真は駐車場からだけにしてもらいたい。

立入禁止と書くのは嫌だな。うーん・・・。

考えた結果は、「ここより先は 使用料を お支払い下さい」

お金を払うなら入るのはやめよう、そう思って欲しい訳です。

なので、使用料○○円と書かず、もし入りたいと言いに来た人には、

「自由料金、自分で決めて下さい」と言うつもりでいます。

白い板が倒れないように、3分の1は地面に入れ、後ろにブロックを置き、前は石の山、

こんな看板置きたくないけれど、事が起こる前に予防線を張らねば、です。

家に入る道路からも人が入って来るので、そこにも「私有地」を表示しました。

頑丈な排水管に2か所「私有地」の文字を書き、穴をふさぐために載せたのは、

昔使った新盆の飾り、思い付きのままのへんてこりんです。

開拓をして景色が良くなりましたが、こういう苦労が生まれるとは!

何が待っているか、分かりません。

11時34分、大きな地震あり、ここでも相当揺れました。

コメント
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