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お着物Enjoy生活からバレエ・オペラ・宝塚etcの観劇日記に...

野村萬斎 「狂言・ござる乃座 46th」

2012-04-25 12:12:53 | 伝統芸能
2012年4月が終わろうとしていますが・・・

光陰矢のごとし。

いつか書かなくては・・・と思いながら月日は過ぎ、寒い寒い3月と4月が通り過ぎ、ゴールデンウィークも間近になってようやく温かくなってきた昨今です

宝塚ファンの方にとっては、4月23日月曜日の、雪組TOP音月桂ちゃんの突然の退団発表に、前日の月組TOP霧矢広夢さんと蒼乃夕妃さんの退団の涙が乾く間もなく大きなショックを受けていらっしゃることでしょうし。

伝統芸能ファンの方は、去年の震災で途中で打ち切られた公演、鶴屋南北の「絵本合邦衢」の国立劇場での公演の無事の千秋楽を喜んでいらっしゃるかもしれません。

はい、久しぶりの伝統芸能ネタです^^;

正確には3末ですが・・・。



3月31日14:00~。
春一番でもないのに、台風もかくや・・の風の吹き荒れる雨模様の土曜日、
国立能楽堂にて、野村萬斎・万作親子を中心とした、「狂言ござる乃座」公演を観て参りました。


野村萬斎が、自身の狂言研鑽と、「現代に呼吸する狂言」を考える場を目標に主宰する狂言会と言うコンセプトで続いている、「狂言ござる乃座」。


全国で、公演を続けて、狂言の魅力を広めるという活動ですね。

演目は
「粟田口」: 萬斎演じる大名と、すっぱのアグレッシブな掛合いが見どころ。
「口真似」: 
野村萬斎の息子さん、裕基くんが、父・万作と共演する、祖父孫共演が見どころの狂言。
裕基くんの立ち居振る舞いが堂にいっていて感心。
酔客を上手く追い払おうとする主人に、自分の真似をしていればよいのだと事前に聞かされたままに空気を読まずに口真似、動きの真似を続け、客を翻弄する様には思わず笑いをこらえきれず^^
「蛸」:    舞狂言ですが、巨大な蛸の張りぼてをベネチアのカーニバルもかくや・・・!!と思われる装束に仕立て        ての演出に度肝を抜かれましたが・・・^^;
あと、小舞2番・素囃子1番の上演でした。

歌舞伎の演目の間に挿入されるような形では色々と観賞したことがありますが、狂言だけの演目での上演会は初めてで、興味深かったです。

一番印象に残ったのは、雨に濡れた能楽堂の中庭と、能舞台と客席の空気感ですね。

お能も観に行きたいなと思ったことでした^^








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2 コメント

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Unknown (maria-pon)
2012-05-22 00:24:05
marimariさん、こんばんは!
お久しぶりです{ハッピー}

野村萬斎さんは精力的にお仕事されていますから、きっとまた機会があることでしょうね^^

ござるの座、今回は能楽堂でしたが、地方都市の公民館のようなところでも
公演をされているそうで、今回お誘いくださった友人も、千葉の地元で観て
ファンになられたそうです{キラピンク}
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Unknown (marimari)
2012-05-21 21:55:52
これ 行きたかったの・・・の一つです。
返信する

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