マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

結果至上の国、日本

2009-09-15 09:00:00 | 父の日。母の日。結婚記念日。
「心のサプリ」(毎日新聞日曜版:海原純子、心療内科医)を、
正に、心のサプリとして、楽しみに読み、スクラップまでしている私。

今週(9/13)の記事は、非常に興味深かった。
 今日は、記事の分かち合いをしたくて、記事の羅列に終わりそうです


「結果が不果実なことを避ける傾向」の、国別ランキングの掲載。
「結果がはっきり良いとわかったものでないと一歩踏み出さない傾向」の国別調査結果。

日本は、40カ国の中で、最も、その傾向が強かった!


結果報告の所まで読んで・・・私は・・・
 ”さも有りなん” と、日本人の傾向を思って、納得。と同時に、
 ”たった一回の人生を、なんと損をする生き方だろ~”と、悲しくなった
    (↑こう考えることは、私の遺伝子のため?のようです)


海原氏は述べる:
「日本人の傾向は、新しいものがいやなのではない。
そのことやそのものが、確実に効果を上げることが重要で、
つまり、結果至上主義とでもいうのだろうか。」と。
「どうだかわからないけれどまあやってみるか、
ということは比較的少ないということなのである。」と。


日本と反対に・・
 結果が不果実なことを避けないお国柄は・・・
   北欧のスエーデンなど。

アメリカは、両者の、ちょうど中間。


北欧の人々と・・アメリカの人々と・・日本人・・・。
 ”その特徴が、手に取るように、言い当ててるかもな~~”って納得の私です


海原氏は、更に述べます:
「遺伝子の中には、「新奇探求遺伝子」というものがある。
こうした配列を持つ人は、
新しいことに興味を持ち、結果はともあれ次々とやってみる傾向がある。
欧米人には、その遺伝子を持つ人が多いが、
日本人には、少ないとされている」と。


私は、「新奇探求遺伝子」配列が、多いかもしれない←結果に嘆かない私
夫は、配列が、少ないかもしれない。←典型的結果至上日本人魂の持ち主

私は、結果はどうでも良し! プロセスを楽しめば良し! のノー天気人間
 頭にひらめいたことを実現する道程に、人生の喜びを感じる私。
夫は、結果が大切であろうな~って、想像します。


人それぞれの行動と生き方は、遺伝子に影響されてるんだと、
 改めて、感心しました。

遺伝子は、どのように、人に、インプットされるのか?
 親の遺伝子を生まれながらに、受け継ぐの?
 環境によって、育ち、埋め込まれていくものなの?
  北欧らしさ。アメリカらしさ。日本らしさは、いつの時点で決まったの?


遺伝子組み換えなども行われる昨今。
 人も、どの時点で、遺伝子が、組み替えられるのでしょう? 

夫婦間の意見の相違も、遺伝子を考えれば・・・
 納得して、要領良く、一致点を見つけていけるかもしれない

しかし、世界を規模に考えると・・・
 遺伝子の違いの大きさで、一致点を見つける難しさが、一目瞭然
  


海原氏は最後に述べます:
「長年の社会の傾向は、それに気付くことが大切。
我々の社会は、結果が見えないと動かないという問題点にきづくことが、
変化の第一歩になるかもしれない。」と。


私も、自分の傾向に気付き、それを最大限に生かし・・・
   自分の持たない傾向も、最大限に取り入れて・・・
  豊かな人生を歩みたいものです。