マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

イザヤ書・・・『苦難の僕』 そして 『聖シモン 聖ユダ使徒 祝日』

2016-10-28 22:23:41 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。

仲間の差し入れで・・・    『お茶タイム』


ツマガリのクッキー。      疲れた頭が、生き返ります。        おいしい!

今日・金曜日は聖書通読会。
週一回の100回で、旧約聖書と新約聖書を完読する、『聖書100週間』でした。

実際には、
旧約聖書を76回。 新約聖書を45回。 合計121回、約3年半かけて、全聖書の完読です。
今日は
旧約聖書第51回目。 始まりから約1年半が過ぎ、旧約聖書の2/3ほどを読み終えました。 有難いことです。


     旧約聖書の2/3は、『イザヤ書53章』
     新約聖書が語るイエス・キリストの前表と言われる、『苦難の僕』が出てきました。

        『彼が刺し貫かれたのは わたしたちの背きのためであり
         彼が打ち砕かれたのは わたしたちの咎のためであった。

        彼の受けた懲らしめによって わたしたちに平和が与えられ
        彼の受けた傷によって わたしたちはいやされた。』     イザヤ書 53章4節&5節

『神の僕』。
『神の意志=裁きでなく赦しの徹底』を、身をもって具現化する人ですよね。

     平和といやしをもたらすために、人類の罪の償いを、自らの生と死で償いました。

 
  人は、お人の救いのために、信仰を持つ時、自分の命を捧げることができるのですね。 驚きます。


もう二人。
お人の平和といやしのために、自らの命を捧げた二人。

今日は、10月28日。  『聖シモン 聖ユダ使徒 祝日』


           『聖シモン』          エル・グレコ作品

聖シモンは、熱心党と呼ばれ、信仰に篤いのですが、過激派的な性格だったのでしょうか?
                       聖ユダと共に旅をして、福音を伝えました。

そして。

    
                  『聖ユダ』    ジョルジュ・ド・ラ・トゥール作品

     聖ユダは、
     殉教のシーンに関連する『棍棒』を持っています。
     人の平和といやしのために『棍棒』の刑を受け、ペルシャで殉教しました。

もう一回。

  
  『聖シモン』  『のこぎり』を持って描かれます。  ジョルジュ・ド・ラ・トゥール作品

  聖シモンは、平和のために、『のこぎり』で体を二つに裂かれて、殉教したのです。 

 
イエスは、
その宣教活動の早い時期に、聖シモンと聖ユダを含む、十二使徒を選びました。
それは、
『彼らを自分のそばに置くため、また、派遣して宣教させ、悪霊を追い出す権能を持たせるため』でした。 
                                            マルコ福音書 3章14&15節

『そばに置いて』・・・弟子たちを教育し、御自身の手本を見せたのでしょう。
『権能を与える』・・・遣わされて、イエスの代わりに『イエスの救いの業』を行う、のが使徒ということでしょう。

 
人は、お人の救いのために、師匠・イエスと共に過ごし教えを受けた時・・・
     『イエスの救いの業』に倣って、自分の命を捧げることができるのですね。 驚きます。    

  私達も、イエスに倣って祈りながら、イエスの本当の弟子になれるかもしれませんね。 頑張りましょう!


皆様!
御訪問に感謝申しげます。
いかがお過ごしの金曜日でしたか? 明日の土曜日を素敵な一日にしてください!