マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

イスラエル巡礼・・・・『死海浮遊体験』 そして 『モーゼも死海を眺めました。』

2018-08-27 10:49:36 | 旅行。海外旅行。

憧れの『死海』

  アラビア半島北西部に位置する塩湖。西側にイスラエル、東側をヨルダンに接します。
   湖面の海抜は、『マイナス418m』。  地表(世界)で最も低い場所である。
歴史的に様々な名前で呼ばれましたが、現在の英語名(Dead Sea・死海)は、アラビア語名に由来します。 

年間降水量が、50mmから100mmと極端に少なく、気温は夏が32°Cから39°C、冬でも20°Cから23°Cと非常に高い。
そのため、湖水の蒸発が水分供給を上回る状態で、『高い塩分濃度・30%』(普通の海水は3%)が生まれ、体が浮くのです。

    
    とうとう・・・    来ました。 泳ぎました。 浮きました。
 
 雲一つない快晴。

      話しに聞いていた通りです! 自然に浮かぶのです!
  浮かびながら・・・青空を眺めていると、世界を制覇したような! ダビデ王の気分です!

 

 映像で見ていたように・・・     『死海に浮かびながら・・・新聞を読む!』
 
 後ろの神父様と・・・    
      『最高ですね!』 『幸せだね!』 と。

   海に浮かびながら・・・・
     巡礼の喜びを、語り合いました。 感謝しながら、分かち合いました。

         更に。

     『旧約聖書のレクチャー』です。 個人レッスンを受けました。

「死海から眺めるイスラエルの荒野は・・・ヨルダン側まで続くのですか?」
「死海をはさんで・・・こちら側がイスラエル。あちら側がヨルダンです。 今は行き来は難しくなっています。
 あのヨルダン川の荒野の『小山』こそが、預言者モーゼが登り、こちら側を、最期に眺めた『山・モアブの地』です。

  
  モーセにも、
イスラエルの民をエジプトから救い出し『カナンの地・イスラエル』を目指して荒野をさまようこと40年後、最期のときがきました。


    『主の僕モーセは、主の命令によってモアブの地で死んだ。
主は、モーセをモアブの地にある谷に葬られたが、今日に至るまで、誰も彼が葬られた場所を知らない。
    モーセは死んだとき。』
                                          申命記 34章5-7節                   


        モアブの地にある    『モーセの記念碑』
       
『イスラエルの人々はモアブの平野で三十日の間、モーセを悼んで泣き、モーセのために喪に服した。』
                                                   申命記34章8節


神父様の『死海上講義』は続きました。

「120歳であったが、目はかすまず、活力もうせてはいなかったモーセは・・・
      なぜ?
   目指す『カナンの地・イスラエル』を、眺めることだけしか許されなかったのですか?」

「わかりません。聖書には、『理由』が書かれていません。

      私の意見では、こんな風に考えます。

      モーセは、『キリストの前表』でした。
罪なき身でありながら・・・引き連れてきた沢山の民の罪を背負って、贖罪となって死んだのです。
                      ・・・・と。 私は考えています。」

                                 なるほどね~! 納得!ガッテン!

そして。

 喜びと感謝の・・・・     『祝宴』
 
                            4人で2本

  巡礼の幸せで・・・格段とおいしい! 神に感謝!


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
日本では大きな台風が到来したと聞きました。大丈夫ですか?お見舞い申し上げます。 お元気で!