憧れの『死海』
アラビア半島北西部に位置する塩湖。西側にイスラエル、東側をヨルダンに接します。
湖面の海抜は、『マイナス418m』。 地表(世界)で最も低い場所である。
歴史的に様々な名前で呼ばれましたが、現在の英語名(Dead Sea・死海)は、アラビア語名に由来します。
年間降水量が、50mmから100mmと極端に少なく、気温は夏が32°Cから39°C、冬でも20°Cから23°Cと非常に高い。
そのため、湖水の蒸発が水分供給を上回る状態で、『高い塩分濃度・30%』(普通の海水は3%)が生まれ、体が浮くのです。
とうとう・・・ 来ました。 泳ぎました。 浮きました。
雲一つない快晴。
話しに聞いていた通りです! 自然に浮かぶのです!
浮かびながら・・・青空を眺めていると、世界を制覇したような! ダビデ王の気分です!
映像で見ていたように・・・ 『死海に浮かびながら・・・新聞を読む!』
後ろの神父様と・・・
『最高ですね!』 『幸せだね!』 と。
海に浮かびながら・・・・
巡礼の喜びを、語り合いました。 感謝しながら、分かち合いました。
更に。
『旧約聖書のレクチャー』です。 個人レッスンを受けました。
「死海から眺めるイスラエルの荒野は・・・ヨルダン側まで続くのですか?」
「死海をはさんで・・・こちら側がイスラエル。あちら側がヨルダンです。 今は行き来は難しくなっています。
あのヨルダン川の荒野の『小山』こそが、預言者モーゼが登り、こちら側を、最期に眺めた『山・モアブの地』です。
モーセにも、
イスラエルの民をエジプトから救い出し『カナンの地・イスラエル』を目指して荒野をさまようこと40年後、最期のときがきました。
『主の僕モーセは、主の命令によってモアブの地で死んだ。
主は、モーセをモアブの地にある谷に葬られたが、今日に至るまで、誰も彼が葬られた場所を知らない。
モーセは死んだとき。』
申命記 34章5-7節
モアブの地にある 『モーセの記念碑』
『イスラエルの人々はモアブの平野で三十日の間、モーセを悼んで泣き、モーセのために喪に服した。』
申命記34章8節
神父様の『死海上講義』は続きました。
「120歳であったが、目はかすまず、活力もうせてはいなかったモーセは・・・
なぜ?
目指す『カナンの地・イスラエル』を、眺めることだけしか許されなかったのですか?」
「わかりません。聖書には、『理由』が書かれていません。
私の意見では、こんな風に考えます。
モーセは、『キリストの前表』でした。
罪なき身でありながら・・・引き連れてきた沢山の民の罪を背負って、贖罪となって死んだのです。
・・・・と。 私は考えています。」
なるほどね~! 納得!ガッテン!
そして。
喜びと感謝の・・・・ 『祝宴』
4人で2本
巡礼の幸せ
で・・・格段とおいしい! 神に感謝!
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
日本では大きな台風が到来したと聞きました。大丈夫ですか?お見舞い申し上げます。 お元気で!