今日は4月21日。復活節第三土曜日。
『今日の福音 イエスの御言葉 そして 使徒ペテロの信仰宣言』
『そのとき、イエスの弟子たちの多くの者はイエスの話を受け入れられず、弟子たちの間でも賛否両論に分かれます。
このために、弟子たちの多くが離れ去り、もはやイエスと共に歩まなくなった。
そこで、
イエスは十二人(主が選んだ最初の弟子たち)に、「あなたがたも離れて行きたいか」 と言われた。
シモン・ペテロが主に答えた。
「主よ、わたしたちはだれのところへ行きましょうか。
あなたは永遠の命の言葉を持っています。
あなたこそ神の聖者であると、わたしたちは信じ、また知っています。」』
ヨハネ福音書 6章60-69節
イエスが12人の弟子たちに尋ねた質問に…ペトロが『12人を代表した答』を答えます。
イエスは、このペトロの『答=信仰宣言』を聞いて、以前から考えていた事への、確信を持ったようです。
この話には続きがあります。
マタイ福音書著者は語ります。
『すると、イエスはシモン・ペトロにお答えになった。
「シモン・バルヨナ、あなたは幸いだ。
あなたにこのことを現したのは、人間ではなく、わたしの天の父なのだ。
わたしも言っておく。
あなたはペテロ。わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てる。陰府(よみ)の力もこれに対抗できない。
わたしはあなたに天の国の鍵を授ける。
『聖ペテロへの天国の鍵の授与』 イエスがペテロに『国の鍵』を授ける場面。 ペルジーノ作品。
あなたが地上で解くことは、天上でも解かれる。」』
マタイ福音書 16章17-19節
イエスは、ご自分の受難と死が近いことが分かり、御自分の『後継者』を捜しておられたのです。
イエスは、ペテロこそ、その『使命=後継者』の資質を持った弟子であると、確信したのではないでしょうか。
ペトロは、その『確かな信仰』と『仲間を思いやる心』のゆえに、イエスに認められたのはないでしょうか。
イエスが天に上られ、聖霊降臨の後に、教会共同体は発展していきます。
その共同体の世話をする資格は・・・
まずは、『イエスを愛しているか』どうかで決まるのです。 次に、謙遜に、『仲間を愛しているか』によって決まるのです。
やがて。
ペトロは、キリストの信頼に応えて・・・
エルサレムにおいて弟子たちのリーダーとして説教し、イエスの名によって奇跡的治癒を行いました。
そして。
ペテロは、『天の国の鍵』をイエスから受け取った権威を与えられ、
『初代ローマ教皇』となります。
『初代教皇ペトロ』 ピーテル・パウル・ルーベンス作品。
やがて。
ヤコブ がエルサレム教団のリーダーとして活躍しはじめると・・・
ペトロはエルサレムを離れ、各地の教会を、妻を連れて、巡回するようになります。
ペトロは、ローマへ宣教し、ネロ帝の迫害の迫害の激化したローマから避難しようと、アッピア街道をゆくと、
師のイエスが反対側から歩いてくる。
ペトロが、「主よ、どこへいかれるのですか?」 と問うと、
イエスは、「あなたが私の民を見捨てるのなら、私はもう一度十字架にかけられるためにローマへ」 と答えた。
ペトロは、『イエスの言葉』を聞いて悟り、殉教を覚悟して、ローマへ戻ったのです。
『聖ペトロの逆さ磔』 カラヴァッジォ作品。
聖ペトロは、「イエスと同じ形の十字架につく資格はない」と、『逆さ磔』を望んだそうです。
私たちも、ペトロに倣って、『神と仲間への愛』を示すことが出来、神に信頼される人になりたいものですね。
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
今日は夏日でしたね、明日は真夏日の所も出るそうです。ご自愛ください。良い日曜日をお祈りします。 お元気で!
『今日の福音 イエスの御言葉 そして 使徒ペテロの信仰宣言』
『そのとき、イエスの弟子たちの多くの者はイエスの話を受け入れられず、弟子たちの間でも賛否両論に分かれます。
このために、弟子たちの多くが離れ去り、もはやイエスと共に歩まなくなった。
そこで、
イエスは十二人(主が選んだ最初の弟子たち)に、「あなたがたも離れて行きたいか」 と言われた。
シモン・ペテロが主に答えた。
「主よ、わたしたちはだれのところへ行きましょうか。
あなたは永遠の命の言葉を持っています。
あなたこそ神の聖者であると、わたしたちは信じ、また知っています。」』
ヨハネ福音書 6章60-69節
イエスが12人の弟子たちに尋ねた質問に…ペトロが『12人を代表した答』を答えます。
イエスは、このペトロの『答=信仰宣言』を聞いて、以前から考えていた事への、確信を持ったようです。
この話には続きがあります。
マタイ福音書著者は語ります。
『すると、イエスはシモン・ペトロにお答えになった。
「シモン・バルヨナ、あなたは幸いだ。
あなたにこのことを現したのは、人間ではなく、わたしの天の父なのだ。
わたしも言っておく。
あなたはペテロ。わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てる。陰府(よみ)の力もこれに対抗できない。
わたしはあなたに天の国の鍵を授ける。
『聖ペテロへの天国の鍵の授与』 イエスがペテロに『国の鍵』を授ける場面。 ペルジーノ作品。
あなたが地上で解くことは、天上でも解かれる。」』
マタイ福音書 16章17-19節
イエスは、ご自分の受難と死が近いことが分かり、御自分の『後継者』を捜しておられたのです。
イエスは、ペテロこそ、その『使命=後継者』の資質を持った弟子であると、確信したのではないでしょうか。
ペトロは、その『確かな信仰』と『仲間を思いやる心』のゆえに、イエスに認められたのはないでしょうか。
イエスが天に上られ、聖霊降臨の後に、教会共同体は発展していきます。
その共同体の世話をする資格は・・・
まずは、『イエスを愛しているか』どうかで決まるのです。 次に、謙遜に、『仲間を愛しているか』によって決まるのです。
やがて。
ペトロは、キリストの信頼に応えて・・・
エルサレムにおいて弟子たちのリーダーとして説教し、イエスの名によって奇跡的治癒を行いました。
そして。
ペテロは、『天の国の鍵』をイエスから受け取った権威を与えられ、
『初代ローマ教皇』となります。
『初代教皇ペトロ』 ピーテル・パウル・ルーベンス作品。
やがて。
ヤコブ がエルサレム教団のリーダーとして活躍しはじめると・・・
ペトロはエルサレムを離れ、各地の教会を、妻を連れて、巡回するようになります。
ペトロは、ローマへ宣教し、ネロ帝の迫害の迫害の激化したローマから避難しようと、アッピア街道をゆくと、
師のイエスが反対側から歩いてくる。
ペトロが、「主よ、どこへいかれるのですか?」 と問うと、
イエスは、「あなたが私の民を見捨てるのなら、私はもう一度十字架にかけられるためにローマへ」 と答えた。
ペトロは、『イエスの言葉』を聞いて悟り、殉教を覚悟して、ローマへ戻ったのです。
『聖ペトロの逆さ磔』 カラヴァッジォ作品。
聖ペトロは、「イエスと同じ形の十字架につく資格はない」と、『逆さ磔』を望んだそうです。
私たちも、ペトロに倣って、『神と仲間への愛』を示すことが出来、神に信頼される人になりたいものですね。
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
今日は夏日でしたね、明日は真夏日の所も出るそうです。ご自愛ください。良い日曜日をお祈りします。 お元気で!
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