マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

ダビデ王

2012-09-21 14:00:00 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。
『ダビデはユダのすべての人々の心を動かして一人の人の心のようにした。』
            サムエル記下 19章15節

王・ダビデは

その強烈なカリスマ性で、
イスラエル全12部族を統一。 (ユダのすべての人々の心を動かして一人の人の心のようにした)
当時ほとんど体をなしていなかった、王権と王政組織を確立。
エルサレムに都を定め、エルサレムを拠点に、近隣諸国の征服併合を行い、版図を拡張していった。
ユーフラテス川からエジプトの国境までを含む大連邦、「大イスラエル王国」ともいうべき、空前の大軍国を形成した。
近隣諸国と友好条約を結ぶなど、したたかな外交政策で、国家の安定と繁栄を築いた。


    今日・金曜日は、聖書通読会
サムエル記下 13章~24章。 ダビデが王として頭角を現した時代。 読破と深読。


    今日の私の考察そして検証。 自らに課した課題。
ダビデは、王としての強烈なカリスマ性を、どこから身につけ? どのように育てたのか?
ダビデは、王として、いかなる能力により、『ユダのすべての人々の心を動かして一人の人の心のようにした。』のか
ダビデのカリスマ性と能力の考察と検証。
考察と検証が出来れば・・日本の政治家に、まともな政治を施行するために、その結論を教えようかな? そりゃないかありえません



ダビデの、羊飼いであった、少年時代

イスラエル第一代目王・サウル王の失脚後・・次なる王候補者の選別が行なわれた。

『主は言われた。
「容姿や背の高さに目を向けるな。わたしは人間が見るようには見ない。
人は目に映ることを見るが、主は心によって見る。」』
        
『エッサイ(ダビデの父親)は答えた。
「末の子が残っていますが、今、羊の番をしています。」』

『彼は血色が良く、目は美しく、姿も立派であった。
主は言われた。
「立って彼に油を注ぎなさい。これがその人だ。」
その日以来、主の霊が激しくダビデに降るようになった。』
          サムエル記上 16章7~13節


ダビデは8人兄弟の末っ子で、羊飼いをしていたのですが、その信仰の素直さの故に神に愛され、王として選ばれたのでしょう。


ダビデの、イスラエル第一代王・サウロに仕える、青年時代


ダビデ伝の中でも、青年ダビデと巨人ゴリアテとの一騎打ちの戦いは、有名な史実。 
ヴェロッキオ作『ダビデ像』  巨人ゴリアテを足で踏みます。

『ダビデは袋に手を入れて小石を取り出すと、石投げ紐を使って飛ばし、ペリシテ人の額を撃った。
石は、ペリシテ人の額に食い込み、彼は、うつぶせに倒れた。
ダビデは、石投げ紐と石一つでこのペリシテ人に勝ち、彼を撃ち殺した。
ダビデの手には、剣もなかった。』
       サムエル記上 17章 49&50節



ペリシテ軍の巨人ゴリアテを、剣でではなく、『知恵』と『ダビデに激しく降る主の霊』、で倒すダビデ。  
等々・・。次々と。 ダビデは、頭角を現し、紀元前993年に、イスラエル王国第2代目王となります。
   

ダビデの、王として君臨した、熟年(30~70歳)時代

○イスラエル・ユダヤ統一国家の建設。
将軍 そして 政治家としての、ダビデの卓越した能力が発揮される。


いつもの、変わらぬ、ダビデの態度は・・新しい事の始まりには主の託宣を求め、その後必ず、主の託宣に従う態度。


『その後ダビデは主に託宣を求めて言った。「どこかユダの町に上るべきでしょうか。」
主は答えた。「上れ。」「どこへ上ればいいのでしょうか。」「ヘブロンへ」』
『そこでダビデは二人の妻、彼に従っていた兵士を家族と共に連れて上った。こうして彼らはヘブロンの町々に住んだ。
ユダの人々はそこに来て、ダビデに油を注ぎ、ユダの王とした。』
         サムエル記下 2章1~4節

それから7年半後・・

北イスラエル王国のサウルの末子エシバアルが暗殺されると、
ダビデは、北イスラエルの王に推挙されるに至ったのです。(BC994年)

『イスラエルの全部族はヘブロンのダビデのもとに来てこう言った。
「わたしたちはあなたの骨肉です。
これまでサウル王がわたしたちの王であったときにも、イスラエルの進退の指揮をとっておられたのはあなたでした。
主はあなたに仰せになりました。
『わが民イスラエルを牧するのはあなただ。あなたがイスラエルの指導者となる。』と。
長老たちはダビデに油を注ぎ、イスラエルの王とした。』

かくして・・

『ダビデは三十歳で王となり、四十年間王位にあった。
七年六か月の間ヘブロンでユダを、
三十三年の間エルサレムでイスラエルとユダの全土を統治した。』
           サムエル記下 5章1~5節 
  

ダビデの、絶えず感謝と喜びを持って、まだ主の答えが無い時から、主に向かうことは、ダビデの完全な勝利の秘訣です。 のようです
ダビデの家臣達や兵士達も、ダビデの安定した心と変わらぬ態度に、安心して付き従うことが出来た。 のではないでしょうか??
今も、現在の状況を見ながらも、信仰をもって、主に捧げる祈りの中で、感謝と喜ぶことが勝利のカギかもしれませんね


○首都をエルサレムに定め、更に、イスラエルの信仰の聖なる象徴であった、『契約の箱』をエルサレムに運んだ。
王国の政治的支配と 民族の宗教的伝統を 結びつけた。 


司祭たちを全土に分散し、信仰の普及を計った。 
同時に、司祭たちを全土に分散することにより、司祭たちの政治力の弱体化を計った? のではないのかな?←私の推察。


○対外的には、当時の有利な国際情勢を活用して・・各国を破った。
イスラエルの境界線を、中央シリア、ユーフラテス河にまで、拡張する。

『その後、ダビデは、ペリシテ人を撃ち・・。メチグ・アンマを奪った。モアブを撃ち・・。
次に、ツォバの王を撃ち・・。アラム軍を撃ち・・。エドム人を撃ち・・。・・・。
主はダビデに、行く先々で勝利を与えられた。』
     サムエル記下 8章


主とダビデとの深い関わり。と言うか・・ 両者の信頼関係が、聖書には、美しく書かれています

『ダビデは、主が彼をイスラエルの王として揺るぎないものとされ、
主の民イスラエルのために彼の王権を高めてくださったのを悟った。』
           サムエル記下5章12節
『ダビデは祈った。
「あなたはあなたの民イスラエルをあなたの民として堅く立て、あなた御自信がその神となられました。」』
           サムエル記下7章24節
『ダビデは、主に託宣を求めた。・・その後、神はこの国の祈りに答えられた。』
           サムエル記下21章1&14節
『ダビデは、主に言った。
「わたしは重い罪を犯しました。主よ、どうか僕の罪をお見逃し下さい。大変愚かなことをしました。』
           サムエル記下24章10節


私の、単純な考察ではありますが・・・
主は、いつも祈るダビデと、共におられた。
ダビデは、いつも、主が自分と共にいて、力の源となってくれることを信じ続けて、イスラエル王の道を歩んだ。
主は、ダビデ王の素直さと信仰を良しとされ、ダビデに祝福を与え続けた。


ダビデは、モーセに次ぐ偉大な人物とされ、全ての王の模範とされました。
更に
ダビデは、メシア(救世主イエスキリスト)の系譜を 継ぐ者とされました。

ダビデは、キリスト(全世界の人々・羊の群れの牧者)の前表と云われるとおり・・
ダビデは、少年時代は羊飼いでした。 そして、王として民を牧したという点でも、善き牧者でした。



    今日の私の考察そして検証の結論

ダビデの神への素直さと信仰が、神のダビデへの祝福と許しを 導き出し・・
結果として
ダビデのカリスマ性と能力が 生み出されました。



以上。
長々と申し訳ございません 私の今日の聖書通読会の発表の一部でした。


皆さま!
ご訪問感謝申し上げます。 限界ある自分の能力に頼るのではなく、無限の神の力に頼って、開放感と自由を味わいながら強くなりましょう!







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