マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

春本番・・・『藤咲くや日もうらうらと奈良の町』 そして 『受難週』・・・『あなたがたのうちの一人がわたしを裏切ろうとしている。』&『鶏が鳴くまでに、あなたは三度わたしのことを知らないと言うだろう。』

2022-04-12 17:37:10 | 自然・花々・樹木・ガーデニング・畑
4月12日。火曜日。晴れ。

今日は、
日もうらうらと
暖かく・・・
夏日となりました。

今年も咲き出しました。


  お隣さんの・・・   『藤の花』 

     『藤咲くや日もうらうらと奈良の町』 芥川竜之介

    そこで私も一句・・・
        藤咲くや夏日となった隣の窓辺 


    花々や木々は神聖なものです。
    その神聖は、自ら生み出すものではなく、
    自らの中に宿る『神聖』を、そのままに受け入れ、それを生きている姿であろう。

          私たちは、
          『神聖』を生きる花々に傾聴することで、
            『真理』を体得するのです。

     
         人は、尽きない悲しみや苦しみに、
          希望を失いそうになります。
         すると、
         花々の声が聞こえてきます。
          ”大丈夫! 私に真似てみて! 
         自分の中の『真理=神』にあなたの悲しみも悩みも
           すべてをゆだねなさい!”
                 と応援してくれるのです。


        『イエスの御言葉』を思い出します。

    『今日は生えていて、明日は炉に投げ込まれる野の草でさえ、
         神はこのように装ってくださる。
     まして、あなた方にはなおさらではないか、信仰の薄い者たちよ。
           だから、思い悩むな。
         明日のことは明日自らが思い悩む。
       その日の労苦は、その日だけで十分である。』
          マタイによる福音書 6章30-34節
        

    今日も、世界でも日本でも、悲しい出来事を見聞きします。
         今日も、神にすべてをゆだねて、
        希望を持ち続けることができました。
            感謝!感謝!
  


そして。

今日は4月12日。受難の火曜日。

『今日の入祭唱』

   『主よ、貪欲な敵にわたしを渡さないでください。
 偽りの証人、不法を言い広める者が、わたしに逆らって立ちました。』
        詩編 27章12節

『今日の詠唱』

   『わたしたちの王である主よ、
 父に従ってあなたは十字架につけられるため、子羊のように連れて行かれた。』


『今日の福音 イエスの御言葉』
   
   『そのとき、
   イエスは、弟子たちとともに食事の席についておられたが
  
       心を騒がせ、断言された。

        「はっきり言っておく。
   あなたがたのうちの一人がわたしを裏切ろうとしている。」

   弟子たちは、だれについて言っておられるのか察しかねて、
         顔を見合わせた。

      イエスのすぐ隣には、弟子たちの一人で、
    イエスの愛しておられた者が食事の席に着いていた。
       シモン・ペトロはこの弟子に、
   だれについて言っておられるのかと尋ねるように合図した。

     その弟子が、イエスの胸もとに寄りかかったまま、
      「主よ、それはだれのことですか」と言うと、
     イエスは、
     「わたしがパン切れを浸して与えるのがその人だ」
                  と答えられた。

       それから、パン切れを浸して取り、
     イスカリオテのシモンの子ユダにお与えになった。
        ユダがパン切れを受け取ると、
         サタンが彼の中に入った。

     そこでイエスは、
      「しようとしていることを、今すぐ、しなさい」
                   と彼に言われた。

       座に着いていた者はだれも、
       なぜユダにこう言われたのか分からなかった。

     ある者は、
        ユダが金入れを預かっていたので、
        「祭りに必要な物を買いなさい」とか、
         貧しい人に何か施すようにと、
        イエスが言われたのだと思っていた。


        ユダはパン切れを受け取ると、
       
          すぐ出て行った。
           夜であった。

     さて、ユダが出て行くと、イエスは言われた。
        「今や、人の子は栄光を受けた。
       神も人の子によって栄光をお受けになった。

     神が人の子によって栄光をお受けになったのであれば、
      神も御自身によって人の子に栄光をお与えになる。
        しかも、すぐにお与えになる。

    子たちよ、いましばらく、わたしはあなたがたと共にいる。
        あなたがたはわたしを捜すだろう。
     『わたしが行く所にあなたたちは来ることができない』
               とユダヤ人たちに言ったように、
       今、あなたがたにも同じことを言っておく。」


        シモン・ペトロがイエスに言った。
     
      「主よ、どこへ行かれるのですか。」
    イエスが答えられた。
      「わたしの行く所に、あなたは今ついて来ることはできないが、
          後でついて来ることになる。」
    ペトロは言った。
      「主よ、なぜ今ついて行けないのですか。
        あなたのためなら命を捨てます。」
    イエスは答えられた。
      「わたしのために命を捨てると言うのか。
         はっきり言っておく。
   鶏が鳴くまでに、あなたは三度わたしのことを知らないと言うだろう。」』
         ヨハネによる福音書 13章21-33節&36-38節

     
     今日のイエス様は、
     ※一人の弟子がイエスを裏切ること、を予告しました。
     又、
     ※ペトロの否み、を予告しました。


 イエス様は、
 最後の晩餐の席で、弟子たちの足を洗いました。
 そのときに、「今あなたたちは綺麗になりましたが、皆が綺麗になっていない」
                と言われました。
 更に、
 「あなたたちの中に、一人は私を裏切る」と言われました。
 その後で、イエスはユダにパン切れを与えて、
  「今すぐに、することをしなさい」と言われました。


      ユダが出て行ったのは『夜』でした。
         夜は暗さを表します。
  その暗さは、イエスの回心の呼びかけに応えることのなかった、
      ユダの心を表しているのでしょうか。
        『希望』のない心です。

     ところが、
     イエス様は、その『暗さ』の時を、
     『今や人の子は栄光を受けた』時、とおっしゃったのです。
     『イエスの時』=『受難の時』が来た、とおっしゃったのです。
     それは、
     イエスが敵・死に勝ち、愛が憎しみに勝利し、罪に勝たれる時、
         『勝利の時』なのです。
   
         『十字架』
    
    それは『イエスの栄光』となりました。

    💖イエスは、御父・神に最後まで従順であり、
       『御父の御心』を完成させて、
      御父に『栄光』をお与えになりました。
    💖御父は、イエスの従順に応えて、
       イエスを復活させて、
     イエスに『栄光』をお与えになったのです。


   私たちも、
   私たちの罪ゆえに、神を恐れる必要がなくなりました。
   イエスの『十字架』が、私たちの罪に勝利してくださったのです。
   私たちは、ただ神を愛して、感謝するだけでいいのです。
   神に信頼して、神のもとに戻ることにいたしましょう。
          祈りましょう。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
花々も新緑も美しい季節になってまいりました。
名所を訪ねるのも良し、又 近所で美しさを愛でるのも良しですね。
穏やかな一日をお祈り申し上げます。 お元気で!

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